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何をされてもいいのだろう?お前は私の奴隷なのだから
niseouji pina
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
あらすじ通りの奴隷ものなのだけれど、痛々しくはなく、柔らかさや甘い雰囲気を感じるのがとても不思議な作品。
驚きの展開や深みを求めるとちょっと違うかもしれませんが、非常に読みやすい文章でさくさくと進みます。
宝井理人先生のイラストも素敵。
ユーノス国の最下層。
3歳の時に年老いた浮浪者に連れられ、この町へとやって来た少年。身寄りもなく、以来孤児としてゴミ拾いをしながら懸命に生きる17歳のピナが主人公のお話。
ある日、隣国・サイカが提案した条約をユーノス国の王が蹴ったことをきっかけに、サイカ軍がユーノスへと攻め入って来ることとなる。
こちらのピナという少年。ユーノス国の王子・パールと背格好や顔立ちが非常によく似た少年で、何も知らずに王子の身代わりとして利用され、王子だと勘違いをされたまま隣国軍に囚われてしまう。
王子として処刑されそうになる中、生きるために敵国の王子・アスランの奴隷となることを選択するのですが…
いわゆる身代わりものというやつです。
奴隷ものというからには辛く苦しい展開になりそうなところですが、こちらの作品はそうはなりません。
攻めであるアスランが、妾腹とはいえあの王の子供なのかと思うほど優しくまともな性格の人なことと、ピナが聡く素直な良い子だからなのか、驚くほど穏やかで甘い生活が続いていく。
奴隷ではあるのですけれど、待遇が良いというか…
これまでゴミ拾いとして生きて来たピナにとって、奴隷生活はかなり幸せなもの。
奴隷もののシンデレラストーリーってあまり見かけませんよね。これは面白い設定だなと思いました。
それから、アスランとピナの生死に関する価値観が真逆なのも面白いなと。
高潔に生きたい者と、生きていればきっとその先に何かがあるのだと信じる者。
生まれ育った環境も、考え方も異なる2人が少しずつ関係を深めていく。
正直、物足りなかったり、都合の良い展開だと思うところも、ピナの出自や過去を掘り下げたのならもっと面白くなったような…と思う部分も多々あるのです。
身代わり・奴隷ものとしてはややぬるめでしょうし、後半は駆け足。
ですが、読後感は悪くなく、どこかお伽話っぽさを感じる不思議な雰囲気が良かった。
終始甘く柔らかに進む、さらりと読めるファンタジー作品です。たまにはこういうお話も良いのではと思える甘さでした。
まず最初に表紙絵に惹かれ、次にタイトルを見てなんじゃこりゃ?
と興味を引かれて購入しました。
ピナって名前だったのね……と買った後で気づいたものの、印象的なタイトルは素敵だと思います。
肝心の内容については、悪くないけど普通。
王道の中の王道で、何一つ目新しい感じはありませんでした。
けれども王道シンデレラがさらっと読みたいときにはオススメです。
ファンタジーで奴隷というから、五○香さんとか六○さんの性奴隷的なものを期待していたんですが、わりとほのぼの路線でこういったのも悪くないなと。
文章も変な癖がなく、最後までするする~っと楽しく読めました。
『罪人は愛を知る』でも思ったのだけど、受がいかに大変な境遇かと匂わせてるわりには、全体的に温くて優しい感じがします。
良い意味で疲れない。
ですが個人的には受の不幸は蜜の味。こてんぱんに酷い目あってからのラブが好きなだけに、ちょっと物足りなかったです。
宝井さんのイラストが非常に綺麗でした。
初読みの作家さんでした。
ほのぼのかわいい感じ。
敵国の王子・アスランに捉えられた王子・ピナ。
ピナは実は王子の身代わりとされただけのゴミ拾いで。
生き延びるため王子の代わりとして、アスランの奴隷となるのだが…。
やさしい敵国の王子の奴隷ということで、アラブ系な展開の奴隷とはまるで違いました(当たり前)
奴隷は奴隷なので週に一度くらいの割合で抱かれる行為はあるのですが。
最初こそ、ピナがそこまで生き延びたいと思うことに反発を感じ乱暴に扱う場面もあるものの、基本的には大事に大事にしている感じで。
それでも大事にされればされるほど、ピナの方が自分が偽者であることに申し訳なさを感じて。
囚われの身になる時に一度自分は偽者だと言ってはいるのですが、それは誰にも信じてもらえなくて。
言わなきゃ言わなきゃと思いつつもアスランがよくしてくれるのは自分が王子だからじゃないかと思うと言えなかったり。
かわいいお話でした。
ジークも悪者でしたが、救いというかセイスとはうまく関係を築けているようでよかったです。
初めて買ったBL本(その2)です。
鳥海さんが出演しているCDをチェックしている時に、
『ルナノベルズ フェア2011 ~番外編CD全員サービス~』
のフェアがあるのを知りました。
本当は、この本と違う他の既刊を買う予定でしたが、
購入する時に目的の本がなかったため、
2番目の候補にしていた この本を購入しました。
フェアでどの本を買うか決める時に、
ストーリーが気になるものを一番に重視していました。
この作品もフェア対象本の中で3番目に気になっていた
っていうのもありますが、
大鳥先生の『香弥』っていう名前に何故か惹かれたのが
一番大きな決め手となりました。
大鳥さんの作品は全く知らないので、
「作家買い」ならぬ「作家名買い」です。
タイトル買いや表紙絵買い、ジャケット買い、
作家買いなら時々ありますが、
作家名買いは初めてです(笑)。
ストーリーは普通に良かったです。
全体的に、ゆったりとした、温かな感じの印象を受けました。
ピナとアスランがお互いに穏やかで静かな性格という影響も
あるのかもしれないと思いました。
ストーリーの評価は「萌」ですが、
大鳥先生の『香弥』という名前に「萌×2」です。
表紙のイラストに一目ぼれして買いましたが、普通に面白かったですv
宝井さんのエロ絵が見れただけで満足でした!
話のほうはあらすじだけで展開が読めちゃうのがちょっと残念でした。
でも王子と奴隷という関係なのにとてもほのぼのとしていた
雰囲気がかわいらしかったです!
でも読み始めた時点で王子はどうせ奴隷を好きになって
イチャラブ展開になるんだろうなって分かってしまったorz
文とイラストのふんいきがすごく合っていたと思います!
話は王道ですね。でも王道だからこそ安心して読めた!
甘い展開がお好きな方なら読んで損はないと思いますよ!