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とある会社を舞台に、産業スパイらが情報を得ようと攻防を繰り広げる…というスパイものに、わりとわかりやすいBL要素を足したお話です。
ややこしい事もなく、とてもすんなり読みやすかったのですが、この「スパイ」という設定が作り込みが甘い気がしてどうにものめり込めませんでした。
主人公の日野は要領がよく強気な自信家タイプですが、それとは逆に見た目も仕事もできなさそうな松島が実は同じくスパイ。日野はそんな彼にまんまと出し抜かれてしまいます。
一話目は薬を盛られてやられてしまうんですが、二話以降も何もないのに何故かやられてるのは何ででしょう^^;
そして「秘密のデータ」「大事なデータ」って、一体何のデータなのか、何をしている企業なのか、そのデータが奪われたらどうなるのか・・などなど、お仕事ものとしてどうもつめが甘い。
スパイって設定は難しいと思いますが、ハリウッド映画のようなスパイものを望んでいるわけではなくとも最低限のリアリティは欲しいと思います。
酔わせて簡単にパスワードをはくというのもちょっと、そんなまさか・・・という感じ。
そして、途中からまた別のスパイが現れますが、一つの会社にスパイが何人もいて、簡単にデータを奪われたりガードされたり・・・「この会社の社員は無能だ」みたいなフレーズが出てきますが、本当に一体この会社のスパイ以外の社員さんは何をしているのですかどんな会社ですかと気になります。
それと、スパイという仕事なのに、邪魔な相手を階段から突き落としたり(しかも顔も見られて堂々と)って、さすがにそれはまずいのでは・・・^^;
と、けっこう突っ込みたい箇所が後を経たず、詰め切れていないと感じました。
後半、日野がさらわれて裸にされ縛られるシーンがありますが、カットによって縛られてたり縛られてなかったりして・・・。
絵に関してもつめ(チェック)が甘いと感じて非常に残念でした。