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某雑誌掲載されていた作品でしたが、その雑誌が亡くなってしまった為に出版の機会を失い、お蔵入りになっていたものを作者さんが同人誌として発刊してくださった作品です。
BLって(BLに限らないが)こういう色んなところで短編を描かれていて、まだ単行本になっていない、っていう作品がごろごろあるはずなんで、そういったものを拾い上げてくださる出版社さんにお礼を言いたくなる時がありますが、この岡田屋さんの自費出版してくださる男気溢れる姿に、本当勿論漫画もですが、惚れるのですよーー!
このお話、作者さんの好きなものが沢山テンコ盛りされていて
筋肉・ヒゲ・坊主はもちろんのこと、ドラァグクイーンでないゴーゴーガールの男版、ゴーゴーボーイ(男版ショウダンサー)などなど・・・
どちらかというと、BLというよりゲイの世界を描いた漫画になっています。
ノンケに恋するゲイの悲哀。
しかも、このお話は従兄弟同士。
いつも力強い従兄弟のお兄ちゃんにあこがれて、その背中を追いかけてきたチビッコが、大きく成長してお兄ちゃんの前に現れ、お兄ちゃんの本当の姿を知った時!?
大きく成長したチビッコは、ゲイになったお兄ちゃんの好みど真ん中タイプだったら!?
大型超ワンコの従兄弟がいい攻め味を出してますv
ノンケはその人だから好き、その人だから自分のものにしたい。
その真摯さが、ワンコにとてもよくあっていたと思います。
裏設定でゲイバーのモンさん(ドラァグクイーン)は「千夜一夜 褥の秘めごと」のバーのオーナーのお兄さんという設定。
あのバーのオーナーはオナベだって、皆さん気が付いていましたか!?
岡田屋さん、Cannaで連載していた「ライアテア」も単行本化が折り合いつかず流れた経緯を持っています。
ひょっとすると同人で、、?という話も、、、
こうした裏事情をちょいちょい耳にするにつけ、作家さんを後押しするのはファンの熱い要望と、本を新刊で購入するという応援なんだな~と、つくづく思い知らされた一面を見せてもらいました。
がんばれー!!
お陰様でちょっとやそっとの筋肉じゃ動揺しなく
なりましたとも。決して低くはなかったマッチョ系の
ハードルをなぎ倒してくださった岡田屋先生の、
約100Pのボリュームある同人誌です。
印象に残るのはたおやかささえ感じる手の描写。
肉厚な手でどう見てもがっちりとした男の手なのですが、
とても表情があるんです。その手に丁寧に優しく撫でられている
真希が、これまた気持ち良さそうなんですよ。
ゲイの敦のアパートに下宿する事になった従兄弟の真希は、
病弱だった面影もなく逞しく成長していました。
敦のもろタイプでしたが、純粋に自分を慕ってくる無邪気さに
想いは隠したまま暮らしてきたのです。
ノンケに想いを伝えても、自分より相手が傷付くだろう
という友人の言葉を深く噛み締める敦の、何事もないような振りが
健気で愛おしい。
ゲイコミュニティーと言いますか、そういった領域を
現実的に描いているので、「ノンケに恋しても空しい」というのは
現実でも本当にそうなんだろうと思わせられます。
予想していた通りに拒絶された敦は、それでも真希の心情を
思ってごめんと言います。
岡田屋先生の作品にはノンケとゲイの組み合わせが多く、
彼らはとても静かに深い思いに沈み、切なく心を揺らします。
素晴らしいガチムチとその繊細さが合わさると、想いが通じ合った
時の昂揚もひとしおです。
今回の衝撃だったのはダンサーの衣装。しかし妖艶でもあります。
あの羽根飾りとかちょっとドキドキしました。
単行本「千夜一夜」の人物とのリンクもあります。
同じ人かと思った位にそっくり(笑)
今作は掲載誌が無くなったり、連載が流れたりの事情で
お蔵入りになっていたようです。
一筋縄ではいかない事情があっても、それを経て作品を
読むことができるのは読者にはこの上ない喜びです。
表沙汰にはならない諸般の事情とやらで、作家さんが心ならずも
というケースは多いのかもしれません。
素晴らしい作品の恩返し(と言うのはおこがましいですが)に
ファンとして応援できることをしないでどうするよ、としきりに
思ったりもしたのでした。
ガチムチxガチムチのラブストーリーは今まで読んだことがなかったので、どんなのだろうと思って読んでみたんです。漂ってる雰囲気がなんか独特だなぁと思いました。ドラァグクイーンが出てくる外国の映画は何作品か観たことありますがBLでああいうヘドウィクアンドアングリーインチみたいな見た目のキャラを観たのは初めてで新鮮でした。こういう青年漫画みたいな絵柄で、あんまりBLぽくないBLを描いている作品が他にもあったら観てみたいなと思いました。
幼いころは貧弱で、細くて小さかった。
それが数年の月日を経てたくましく大きく育ってやってきた!?
そんなスタートなお話。
貧弱だったあいつがたくましくなって
立派な攻に成長。受をメロメロにしてやんよ!
なストーリーは、まぁベタっちゃベタ。
ひそかに受が好きだった受。
ガッツリなゲイライフを送っていたのも封印し
攻にはそぶりを見せない姿がある意味カワイイとも言える。
そんな最中、結局ぼろは出るもので
ショーに出ている派手な写真が見つかってしまう。
そして真実をしった攻は?!な展開ですね。
個人的には、岡田さんの描く作画がすごく好きなので
正直それだけでも十分満足だったりはするのですが
GOGO姿を見てからの攻が良かったかなと思うのです。
ゴリゴリのBLくさくない受も好きですがww
なんにせよなハッピーエンド。
読めて大満足な1冊でした。
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