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全体的にこれだ!というお楽しみの作品は少なく、買うのやめようかと思いながらも毎回購入してしまうクロフネZEROですが、私的にこのSpring号で一番目を引いたのが『あいかた!』というお笑い芸人好きな作者による、お笑いの楽しみ方のコミックエッセイでした。
イベント参加の開場前の待ち時間、お目当てのサークルさんチェックが終わった後にすることは、お目当てジャンル以外のパンフレットの頁を見ること。
で、こんなジャンルがあるのかとかこのジャンル増えてきたねーとか話すわけなのですが、正直ジャ○ーズ系ジャンルは分るけれど、何故にお笑い系のジャンルがこんなに多いのか?というのが疑問でした。
特にオー○リーのカップリングが多い。
本当に、本当になぜ!?
お笑いは見るし、嫌いではないけどそこまで考えられない・・・と思っていたのですが、この『あいかた!』を読んでなぜにそのジャンルがあるのか真理を見た!と思いました。
劇場での観劇、グッズ、ブログ、コントでのコスプレやお笑い専門雑誌での写真・・・あらゆることからココが萌えるとか、ここからこう妄想するとか。
そんなこと、考えてもみなかった!というようなことが分り目から鱗です。
お笑いコンビは・・・・・・そう男ふたりなのです!
しかも、そのふたりは養成所で出会ったり、幼いころからの幼馴染だったり、高校でであったり、コンビを解消して新しく出会った相方だったりとシチュも色々揃っている。
上下関係のある世界なので、この先輩に後輩はなついている!とかTVでコントでナチュラルにいちゃいちゃ(本当は違うと思いますが)してる!などなど。
これは確かに萌えるなと言うほうが無理かもしれないな、と今更ながらに思ったのでした。
だからといって、何かに目覚めたわけではないけれど、知らない世界の知ることが出来たという点ではかなり面白いエッセイでした。