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koi wo shiru
BLで短編集って物足りなくないかな?と躊躇いながら
読んだんだけどとぉってもよかったです・・・!!
倦怠期のカップルの喧嘩なんて普通のBL小説じゃなかなか読めませんよね。
表題作も二人の恋が始まりそうなところで終わっていてもどかしいんだけど、
読んだ後に口絵を見るとよかったね!!(><) ってなります
色んなお話があるんですが全てのお話に優しさが溢れています。
読んでいて癒されました( ´▽`)
どのお話も続きが読みたいな~と思っちゃうんだけど
きっとそれも短編集の醍醐味なんじゃないかなって思いました♪
短編集と気づかず読んだのですが、
各ストーリーが良いとこ取りのような作品で楽しめました。
ただ、どの作品も作者さんの存在が見えてしまう感がありました。
いいかえると、主役が思考回路が同じで、
どの作品の主人公も同じ人に感じてしまいます。
といっても、それでも、十分楽しめてしまったことは、
きっと月村さんとの相性が良いのかもしれません。
一気に読むというより、徐々に読んでほっこりするのが
正しい読み方かと思います。
短編だからこそ、「もっと続きを読みたいっ!」という
思いは抑えられませんね(笑)
正月休みに親戚の家へ行った時のお供にしました。
さすがに、満員の江ノ電でエロエロの小説を読むのもどうかと思いましてw
短編の詰め合わせなので、
あまり長時間乗らない電車の中で読むのには最適でした♪
こちらの本は、できれば少しずつ読んでほしいなぁと思います。
キスや、これから何か始まりそうな予感で終わり・・・
そういった短いお話をいっぺんに何話も読むと、
これからがいいところなのに~&また~?という気持ちでいっぱいになって、
せっかくの文章の素敵さにモヤがかかってしまいそうなので。
少しずつ読むと、最近エロまみれ気味な脳が浄化されていくように感じましたw
ピュアな気持ちに触れて、登場人物の真剣に悩む姿がとても愛おしくなりました。
恋をするときっと誰でも体験する当たり前の気持ちが、じんわりと心に染みていきます。
当たり前なことを、色んな表現と物を通して素敵に魅せたり、
押し付けがましくなく教訓的に仕上げてくれる、そんな月村さんの本がやっぱり好きだなぁ。
一番印象に残ったお話は「三年目」
一人でいるよりも、好きな人と二人で一緒にいるのに分かり合えない方が、ずっと孤独。
そして感じる、三年目の倦怠期。
そんな風に思ってしまう “カラクリ” が何なのか分かって、
恋に落ちた後の関係を維持することの難しさと、
三年間で得た物のかけがえのなさを理解する・・・、こちらまで穏やかで温かな気持ちになりました。
ただ口絵が!開いてすぐのところのカラーの絵が!!
本の中に書いてあるシーンじゃなくて、その未来の(要は、想像の)絵ってアリ~!?
よくあることなのだろうか・・・
この口絵のシーンはいつ出てくるの?
最後におまけでSSがついているのかな?と期待しちゃったよ~~(´;ω;`)
今回の月村さんの新刊は短編集でした。
秋霖の最終巻が出てからエラく短いスパンでの発刊だなと思ってたら、同人誌再録を含むこれまでの単品を集めた作品集だということで納得^^
さぞかし色んなタイプのお話が読めるのかと思いきや、先のレビュアー様も仰ってる通り中身は見事なくらい月村さんのテンプレオンパレードなお話ばかりでちょっと笑ってしまいましたww
ネガティブで自虐的なくせにプライドが高い受けと、何でもソツなくこなす人気者なモテ攻め。設定やシチュは違えども、基本こんな対極にある2人がスレ違いや誤解を介して恋に辿り着く(だがHはナシ)までのお話が多かったように思います。
□カーマイン
卒業間近の同級生モノ。
お互い好き同士だったが、同じ理由で誤解したままずっと告白できなかったという。
最初に読んだからか、私は結構このお話好きでした。
□三年目
付き合って3年目の同棲カプによる倦怠期がテーマのお話。
馴れ合いによる自分勝手な受けに多少イラッとさせられたものの、その反面彼の気持ちも理解出来るだけに身につまされる内容でしたww同じパートナーと長く一緒に居る方は結構身に覚えがあるのでは?(笑
□賞味期限内に~
このお話、わざわざ別のストーリーにせず↑の馴れ初め話として展開させても良かった気がしました^^;
□恋を知る。
このお話の受けもねぇ、見かけは王子様ばりのイケメンなのに中身はウジウジ卑屈で超ネガティブww
そんな彼を可愛いと思える先生は物好きというか…月村さんの作品だからこそ有り得る攻めなんでしょうね(笑
私はこうゆう飄々とした大人と悪あがきをする子供の組み合わせが大好きなんで苦ではなかったですが、読み手によってはそろそろしんどくなってくる頃合いかも…
□Small~
これは超短い短編が4話合わさった作品なんですが、さすがにちょっと辛かった。
お話がどうこうと言うより、短いだけにようやく話に乗ってきた所で終了、そして次の話→と続くスタイルに気持ちの切り替えが…(苦笑
コミックスなら絵が付いてるぶん分かりやすいんですが、活字だと自分の頭の中でイメージしなくちゃいけないので^^;
今回は月村さんも意図せず(←多分)内容的に似たようなお話の作品集になりましたが、私はこの月村テンプレが大好きなのでお話自体は結構楽しめました^^
でも欲を言うなら私も書き下ろしを加えた長いお話で読んでみたかったかな~
そこがちと残念!
短編が5本も入った、まさに短編集。
しかもラストの1本はその中に更に4本の短編。
それが、どれもカラーが似ている話が詰まっているので、主人公の年齢や職業が違うだけで、印象が薄くなってしまっている。
素人の自分ごときが、色々言うのもなんだが、せっかく一冊にまとまっているなら、時に4本目は超短編4本構成であるなら、これはリレー方式みたいな、総ホモでなくていいから、一本の話に出てきた主人公がすれ違った男、とかぶつかった男とか、そんな時間軸が重なる展開で進んでいく短編だったら、面白みがあって、1本にする意味があったんじゃないかな?って思ったりしたのですよ。
いわゆるアイデア?
せっかく一冊の単行本にまとめるのなら、いかにも同人から丸出しというのは止めて欲しかったかな?とも思うのです。
必ず、どちらかが片想いしたり、一人でネガティブになって後ろ向きでいて、でも相手はじぶんが思うより受け入れていた、実は両思いだった。
というのが、ほとんど同じ展開であったので、バリエーションがないな~と。
そういう、等身大のリアルに近い感覚は嫌いじゃないです。
むしろ好きかもしれません。
日常の、本当に一部分、しかも時間的にもピンポイントの「その時」だけを抜き出して、その瞬間にネガティブが救われる。
ほのぼの~として、いい感じではあるのだが。
一本一本は悪くないので物語的には萌えなんですが
本当、企画が悪かった。
編集さんも出版社サイドもそういう提案してあげたほうがよかったと思うんだけど(余計なお世話?)
短編集だとは思わず予約購入したので
「あら~」って気持ちはなきにしもあらず(笑)
厳しいご意見にも多々頷ける部分があるものの
自分的には「一本一本の充実度が違うんだよな~~」
っていう、ファンならではな気分が働いてしまい
文句なしの「萌え!」で。
ま、確かに同じような人たちの同じような恋模様なんですが!
月村作品を好きな人のツボはそこにこそあるような気も…
(つまりは超月村ファンのための短編集なのか…)
実際、雑誌掲載分、実は全部既読だったりして
その雑誌をずっと捨てられずにいたりして…
ちょくちょく読み返していたりして(おいおい)
こうやって一冊にまとまってくれて、
書き下ろしなんかもついてくれちゃって
自分にとっては充分お得な一冊でした。
贅沢を言うなら続きも読んでみたいのですが
(特に表題作あたり)
金ひかるさんの挿絵もとっても素敵で魅力的。
月村さんの主要キャラ(主に受け)
やっぱ月村さんの内面の何かしらを受けてるんですね。
面倒くさくないとは決して言いませんが(苦笑)
でも月村ネガヒロイン(男だけど!)は好きなんです…。
ウジウジ系受けが駄目な人は全面回避すべきですが
そのへんに耐性(または萌え)のある方には
是非お薦めしてみたい珠玉の短編集です。
一日一本とか区切って読めば(一気読み禁?)
充分に楽しめるお話ばかりだと思いますよん。
繊細で優しくてかわいい世界にひたれます。
あらすじ集を読んでいる感じでした。短編集だとよく見ず買ってしまったので、ひとつずつのお話をそれぞれ一冊丸ごとで読めたらもっと満足度が高かったかなと思います。回想、独白に展開が詰め込まれているので駆け足でさらっと終わってしまいました。
どのカップルも似たような読後感でしたが、どれも雰囲気は悪くなかったのでプラス。この二人をもっと読みたいのにとヤキモキはしましたが…。
不完全燃焼感も短編集なら止むを得ずかなということで甘め評価です。
最初に言っておきますが、月村さんは好きな作家さんです。
なんですが、この短編集はいくらなんでもひどいと思いました。
収録されているはなしは、どれもいつもの月村さんで、ひとつひとつを取ってみれば、どれも月村節ともいうべき、いいはなしだと思います。ですが、どれもみんな、同じようなキャラクター、同じような展開、おなじようにキス止まり、朝チュンならぬHもなし。
さすがに食傷気味になりました。
同じ俳優さんが服を着替えて、違うセットで、違う脚本を演じてるだけのようなイメージ。
こうして読むと、月村さんは一貫して同じような設定、キャラクターが書きたい人なんですね。月村テンプレ、月村仕様というべきなんでしょうか?
いろいろな作家さんのBLを読む中で、こういった月村さんのはなしを読むのは、それはそれで楽しいんですが、一冊まるまるキャラを変えても変化のない設定、展開では、さすがに飽きます。
できることなら、どれも後日談をつけて一冊にするとか、もうすこし手を加えて欲しかった。
読み終わった瞬間、最初に頭に浮かんだ感想は「けもけもぱぷさん上手いこと言ったなぁ…」でした。
ホント、金太郎飴みたいな本。というより、月村さんが金太郎飴な作家さんなんですよね。
月村さん、私はなんとか寮のシリーズ以外全部読んでるんですが、そのほとんどが、同じキャラなんですよね。
この本にあるお話も、ご他聞に漏れず。
攻めはカッコよかったり人当たりがよかったり、寡黙だけど嘘がなくて人の信頼を集めていたり…、要は周りから一目置かれている、人気者で出来た奴。
受けは、好きな人に想いを知られたら気持ち悪いって言われる…と性癖をひた隠しにしていて、周りと当たり障りなく関わっているおかげでモテるし周りの評価も高いんだけど、「それは虚構の自分だ、本当の自分はそんなんじゃない」と更に自分を卑下し、「本当の自分を知られたら」と怯えてグルグル…。
肝心のストーリーもまた似たりよったり。
受けと攻めの短い遣り取りがあって、「攻めと初めて出合ったのは○年前だった」で回想が始まり、どんな風に惹かれていったかと自覚してからひた隠しにしてきた辛さが語られる。
そのあと現在に戻って、うっかりバレて(あるいは勢いで告白して)、攻めの驚いた顔に傷付いて言い逃げしようとして、「待てよ」ってつかまる。
「気持ち悪いって言わないでくれてありがとう」と自己完結しようとして「話聞けよ」とキスされて、告白されて、「え~、オレたち○年もお互い片想いしてたんだ~」で、メデタシメデタシ。
年齢とか職業が違うだけで、ほぼこれ。
多少ストーリーの違う話があっても、受けと攻めが一緒だから、同じに見えてしまうんですよね。残念。
けどけどけど、今回一番ガックリきたのは、お話よりもアトガキでした。
いや、これ、ホントに、近年稀に見る残念アトガキでした、私的には。
なんというか…。一言で言っちゃうと、「メンドクサイ!」もしくは「鬱陶しい!」
「目当ての本の箸休め程度に」とか「誰も求めてない気軽さ」とか「この本を読んだら、この程度私にも書けるかもと創作意欲をかきたてられること間違いなし」とか、プロは思っても言っちゃ駄目なんじゃないかな?
散々マイナスを書き連ねて「自信が無い」と言い切った口で、「感想ください」だなんて、それはちょっと傲慢じゃない?
なんかこの、タチの悪い誘い受け具合が作品の受けたちの姿と重なって、「あ~ね…」と思ってしまいました。
「”自分のこと駄目だと思っている自分”を実はそう嫌いじゃないんです、あなたも好きって言って?」みたいな、面倒臭さが鼻に付く。
月村さんにとっては、小説って「創作」ではなく、「自己表現」なのかな?と思いました。
シチュエーションが変わっても変わっても、根っこが全部一緒なんですよね。
月村さんの考え方や思いを、何重にも刷り込まれていく感じ。
エンターテイメント性や次の作品を待つ楽しみはないけど、それはそれで作家さんの立ち位置としてアリなのかな、と思います。
嫌いじゃないんだけど、初めて読む人に作家買いは薦めません。
どちらかというと、気に入った話だけを数冊読んでもらって、「イイ話だった~」って感想を持ったままず~っと飽きずにいて欲しい感じです。
私はうっかり沢山読んだので、飽きてきたんですけど、一個一個の作品は好きなんです。
あと、不安定な心情を見せる月村さんのお話に、金ひかるさんの無骨な絵は違和感がありました。