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その店には、切なる願いを抱えた者が辿り着く――。
momoiro dougubako
百色道具箱之刎颈浴血录
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
難解な言葉、美麗な絵、日本古来の神話、呪いがキーワードな感じの、難解あじあ先生ワールド本です。
廓(この世界)の秩序を守る主の梟と、その彼氏(説明できないので敢えてこれでw)の鴉(またの名を千足)と、梟の舎弟?の黒蜜(猫)の3人の周りに巻き起こる、不思議で耽美な出来事の短編集。
他の方がレビューで書かれているとおり、
ストーリーを理解するのが難しいです。
私はこの本をBLにハマりたてに買って、それまで漫画や本をあまり読んでこない人間だったこともあり、サブカル経験値が低い状態で読んだ時の感想は「ぜんっっっぜん訳わかんない」
だったのですが、数年たってふと読み返した今、なんて素晴らしく耽美で美しい作品なんだろう…!に変わりました。
相変わらず、ストーリーはわからないし
ページをめくってはよくわからなくて前に戻っての繰り返しで、最後までいくのに時間がかかってしまったのですが、わからないなりに萌えるんです。
この作品に出てくるキャラたちはみんな何かしらの強い恋情をもっていて切ないんですよね…その情が梟の周りで事件になっていくのですが、それを解決していく様が、わからないのですが(←何度も言う)面白いし萌える。
最後にはイチャラブカップルがそこらへんに…という、ハッピーなあじあ先生作品です。
でてくるショタキャラたちも可愛い可愛い!
普段はリアリストな自分ですが、この作品はあまり変に考えずに読むことで楽しく読むことができました!内容が難しくてもう読まない…という感想は大いに理解できるのですが、もう何年か後に読んだら違う感想を持てるかも??な一作です。
はっきり言って、難解。
でも好き!
美麗な絵柄で、お題は妖しく、エロは…もうちょっと見せて!ってとこでの寸止めで。
美麗パートは、いいないいなとドキドキしながら読んで、サッと手を離されるような、わからないままぼんやり薄闇に置き去りにされるような、そんな物語達です。
そして、は〜わっかんねー…とため息の後のちびっこマンガで意味を補給する、その繰り返し。
輪廻輪廻の蔵の中、百いろなのはお道具箱より万華鏡、くるくる廻って読むたびに惑わされます。
読み始めてパッと頭に思い浮かんだのはCLAMP作品のHolic。
何というか…不思議で妖艶な話でした。
取り敢えず難しい…。
陰陽道がベースになっているんですが、抽象的で…初読時は話を追うのでいっぱいでしたorz
まぁ…「百人が見て百通りの物語」をコンセプトにしているらしいので、分かりやすすぎたら皆一緒になっちゃいますよね(´・ω・`)
期間をおいて再読したら、人物設定とかが頭にある程度残っていたからか初読時よりは入りやすかったです。
意識がある鴉(※体は千足)に駆け寄っていく梟が可愛いー(*ノдノ)
会いたかったんだよね!
久しぶりに会えて思わず飛びついちゃったんだよねwww
それまで超然とした態度だっただけにとても可愛いのです(*´艸`*)
話の合間に入るちびキャラ小話は和むヾ(≧∇≦)
ってか鴉と梟のラブラブシーンがもっと見たいー(((o(*゚▽゚*)o)))
だって鴉と一緒にいるときの梟ってば可愛いんだもん(*´Д`)ハァハァ
いじられキャラの千足と違って鴉は格好良いし!
読めば読むほど楽しめる…そんな感じでした~。
ちょっと妖怪とかが出てくるテイストの話。
裏に伝承とか歌があって、それに合わせたダークファンタジーっぽい内容が込められています……が。
個人的にちょっと難易度が高かったです。
結局、誰と誰がラブラブなのかもわからなかったですし、そもそもラブという関係が存在しない世界なのかどうかも謎。
そういう物語が私の読解力ではきちんと読み取れないので、ややつまらなく感じました。
なんとなく(パクってるとかそういう意味ではなくて)「xxxHolic」とかあっち系の話にしたかったのかなー……というのは感じました。
ただ、それよりはどうしてもちょっと劣るかなーという印象。
まあ、書いてる年数が段違いなので、劣って当然という気もしますが。
もうちょっとわかりやすく書いてくれたら、わかりやすくてもう少し面白かったんだろうなーと思います。
すごいですね。
神にしようか…どうしようかと散々悩んでの萌×2です。
まずはひとつめの白蛇さんのお話が意味分からなくてちょっと凹み。
物の怪が誰がどうなってええええええ?と、正直今でもよく分かっていません……
でも白蛇がエロ可愛かった、とそれでもう十分。
ふたつめの鵺のお話。
双子のお話だけど、本当は三つ子だったはずの鵺と双子を織り交ぜたなんとも不思議で、少し切なく少し優しいストーリー。
みっつめの管狐のお話。
ここでようやく、梟(受)と鴉(攻)がイザナギとイザナミをモデルにされていることが分かる。
梟が黄泉なのも納得。
もしかして前のふたつもモデルのあるお話なのかな…私には分かりません(誰か知ってたら教えて!)
管狐の飼い主だった青年の悲恋と、梟と鴉の秘密とが交わって、不思議な読後感。
梟と鴉は悲恋ってわけではないのですが、ままならない運命が立ちはだかっていてそこがなんとも切ない。
みっつのお話全てにおいてうまく説明ができない。
わたなべあじあ先生の描かれる不思議ワールドに飛び込みたい方にはおすすめ。
実に雰囲気があって美しいです。本当に美しいです!!
美しいだけではなくて、一応補足のようなちびキャラの漫画が後に付きます。
それでも難解ではありますが……
あと、梟が鴉以外といたしているシーンがあるのですが、これはしょうがないというか
それでも鴉に十分配慮された(?)ものですので、そういうのが苦手な人でも十分いけるんじゃないかと思います。
何度か読み返してみて、白蛇のお話を十分消化できたら、神に上げるかもしれません。
それくらい良かったのです。
いつものバカップルがきゃっきゃっうふふしてるほのぼのあじあさん(誉め言葉)と違って、不思議系のお話。
買ったときに読みかけたら難しそうだと思い、数ヵ月放置してました(-_-;)
でも読んだらかなり惹き込まれますね!
やっぱり理解はできなかったけど(笑)
いつものちびキャラもちゃんと登場しててかわいらしかったです(*´∇`*)
あじあさんってシリアス系とジュネ系と絵柄の雰囲気が変わる気がします。
あのトーン使いはもはや芸術ですよね(`・ω・´)
まったく意味の分からない内容でした。
複雑な内容を好む私でも、内容が難しすぎて理解出来なかったです。
しかしレビューを見てみると、皆さんかなりの好評価なので驚きました。
なので多分私が馬鹿すぎるだけですね(笑)
私は初のあじあさんだったのですが、もうあじあさんの本は読まないと思います。
こんなに雰囲気たっぷりで素敵なカバー絵なのに、なんでBBCの統一デザインのカバーかな、
多分、このカバーじゃなければ、もっと早くに、ちゃんと新刊で買っていたと思う。
お話はファンタジーで、世界観もいろいろややこしいのですが、すばらしく妖艶な絵に見入っているうちに、なんとなく雰囲気は伝わってきます。
それに、間に,可愛いチビキャラが登場して、本編を補完してくれるので、いろいろなことが具体的にわかるようになっています。
この本、カバーと紙質変えて愛蔵版で出してくれたら、ちゃんとお金払って買い直す。
そして評価も「神」にする。
帯『そこは、何でも揃うお道具屋さん』
上手いなーっていうのが第一印象。
まずこういう世界を描く力量のある作家さんというのがそもそも限られてる、その力を持ってるあじあさんだからこそ描けた世界だとも思います。
自分はマンガには画力とマンガ力は別々に考える方なんですが、この作品に限ってはこの世界を完成させるにはある程度の画力も伴ってこその完成度だと思います。
梟の分かりにくさを分かりやすい千足がフォローしてますし、それは物語にも言えていて、やや難解に思える話ですが毎回チビキャラでのフォローがあります、親切で読み手を突き放さない構成で登場人物も華麗に描かれる人物達と、かわゆくてキュンとなるチビキャラ達とで成り立っている。
あとがきであじあさんが言っている「百通り」というのもいいなあ、そういう話もあっていいと思うしそういうのが面白い。
自分的には「ちゃあ」の狐にやられましたーーーかわいすぎるよ!!
あと千足のメガネバージョンが萌え。
私があじあ先生に求めるものは、エロスと画です!!
なので、この作品も大変楽しめました!ヽ(*´з`*)ノ
でも、いろんな方が書いてますが、人を選ぶ類の作品だということに間違いはないと思います。
ストーリーや世界観は難解なので、途中でやめたくなる気持ちもなんとなくわかります。
ただ、幽霊、妖かし、古道や陰陽道など科学で解明できない奇怪なものがスキな人は嫌いじゃないんじゃないかしら…。
かくいう私も、その手の作品が大好物なので、あじあ先生の美麗なイラストと相まって非常に楽しめました!
鴉と梟のカップルも素敵です。
なよっちい受が苦手なので、男らしいふたりの絡みは拍手ものです!
Sっ気たっぷりな梟もいいキャラしてるし、個人的にはほんと美味しかった。
話が難解な分、2回、3回と読んでも楽しめるのでそれもいいかもですね。