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作家さんの新作発表
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猫が人間化してる
その理由や今後のこと含め
きっちり理由づけがなされている終わり方どはない
ものの、
ほんのり暖かい気持ちになれた作品でした。
話の始まりは恋人との別れ。
作家である男性がメインなのかと思いきや
どんどん脇役みたいな感じに。
色んな事に傷ついていた彼は
偶然に迷い込み助けられた
柳と猫に癒されていきます。
表紙を今更ながらみたら、柳とコロでした
じゃ、主人公ではなく
彼を通しての話の見せ方なのかな。
柳の事もっと知りたいです
ネコミミなお話なので恐る恐る読んで、最初のほうはあんまりピンとこなかったんですが、後半の展開が大好きでした。
最初はユーモア混じりのほのぼの人情ものっぽいんです。失恋したビッチなオカマ受け(←これも珍しいよね~)が、山の中で暮らす男と少年に出会う。俺は寡黙な人間、少年はネコミミの生えた人猫。
男と少年に癒されたオカマちゃんは、失恋を忘れてめでたしめでたし、カップリングなし!みたいな。
で、そのあとガラッと雰囲気が変わります。
ユーモアがどーんと前面に出て、ドタバタ感が増しました。
新しく登場した人猫が発情してて、少年人猫を狙うんですが、日照り中のオカマちゃんに逆レイプされてしまうという予想を裏切る展開。これが面白かった。ビッチな本領を発揮してくれたオカマちゃん受けを一気に好きになりました。そのあと後悔してるくせに、またそのあとエッチするしさ。アホ可愛い受け大好き。こちらのカップリングは続編が読みたいです。
あと、男×人猫でも出来上がっちゃいます。てゆかこっちがメインカップルですね。
04年の作品に、10年になって2話を発表、そして3話を描き下ろして1冊になったこの本。
実に「えっ!?」みたいな展開で驚かされました。
一番最初に描かれたのは零話としてラストになっていますが、これだけだと山小屋で暮らすおっさんと猫の変化した猫耳尻尾少年のほのぼの暮らし。
そして、1、2話に、本気のつもりが男に遊びと割り切って捨てられた落ち目の作家(オカマ)が自殺しようと山にやってきて行きだ折れたところをこの二人に救われて、、、というお話。
この中で、オカマが主人公?みたいな雰囲気を漂わせ、しかも確かに猫耳少年・ころは一緒に住んでるおっさん柳が大好きvという設定なんだけど、ひょっとしてオカマと柳がくっつくの?みたいな匂いも匂わせて・・・
そして描き下ろしの3~5話でどんでん返し!!
そういった部分で、予想はできるものではありますが、それでも予想外というか(汗、)
色々都合いい部分もあるんです。
いきなりトラという、くろと同じ人間に変身してしまった猫を登場させて、唯一の仲間だから一緒に行こう!ところを誘う。
でもころは柳が大好きだから・・・
考えるに、この3~5話は全く別物としてとらえたほうがいいんですね。
発情が来ると大人に変身するという部分もwww
こうすれば、柳はころが子供だったから手を出さなかったってことになる?
この柳が山にこもっている理由とか寡黙すぎて何も語らないから、不思議な人なんですよね。
オカマはお母さんな感じかな?
人間は人間、猫は猫同士というのもありだったと思うから意外におもったのかもしれません。
夜桜さんは主人公の外見が前作とも良く似ている~
こんな男子がタイプなのかな?
まるでパラレルみたい?とも思っちゃいました。
猫耳は好きだけど、こうした猫の一途な思いも好きだけど、どうにも、この3部がバラバラ感を感じて可もなく不可もなく。
難しい~!
この猫耳の可愛い子が主人公かと思ったら、オカマの環ことタマちゃんが主人公。
表紙とあらすじと読み返しちゃいましたよね。
ころちゃんが主人公らしいけど、タマちゃんの方が出番が多い気がする。
夜桜左京先生の作品は目が少女漫画のようにデカイので苦手だったけど、猫耳に引かれて読んでみたらまぁまぁ面白かった。
表紙からすると、ころちゃんが主人公なんだろうけどタマちゃんが主人公見えるから萌えよりの中立ってことで。
もう少し、柳ところちゃんの話を盛り込んで欲しかったよね。