鍵盤の上のカレス 初回限定版

kenban no ue no caress

键盘上的甜蜜爱抚

鍵盤の上のカレス 初回限定版
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神4
  • 萌×22
  • 萌5
  • 中立0
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
9
得点
43
評価数
14
平均
3.3 / 5
神率
28.6%
著者
藤谷陽子 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
コアマガジン
レーベル
drapコミックス
シリーズ
鍵盤の上のカレス
発売日
価格
¥838(税抜)  
ISBN
9784862529442

あらすじ

神童と呼ばれる男・一式響也から指名を受け、ピアノのレッスンをすることになった音大准教授の佐々。一式の才能に劣等感を感じていたが、彼が自分にただならぬ独占欲を抱いていると知り・・・?
小冊子付き!初回限定版!
(出版社より)

表題作鍵盤の上のカレス 初回限定版

ピアノの神童と言われる音大1年生 一式響也
かつて神童と呼ばれた音大ピアノ科准教授 佐々健治郎

その他の収録作品

  • 熱情[前編]
  • 熱情[後編]
  • 子供の領分
  • ハバネラ
  • テンペスト
  • 愛撫

レビュー投稿数9

天才同士の共鳴

圧倒的な才能の差。
秀才はそこに追いつこうと努力を重ね、凡才はそこは別枠だと自分のいる場所と区切る。
では同じく神童と呼ばれる天才は?
天才ゆえに才能の差を肌で感じ取って、自分の存在意義すら見失ってしまう。

それがこの作品の主人公・佐々です。
それまで「神童」と呼ばれた者が、その道を断念せざるを得ないほどの力を目の当たりにして、演奏家ではなく講師の道に進んだ佐々が、自分がピアノから遠のく原因となった神童・一式に指導を依頼されるところから始まります。

音というのは紙面から聴き取れるものではないので、読者には届きません。
一式がどんな演奏をして佐々を、周囲を、圧倒したのかはわたしたちには分からない。
ただ分かるのは、一式がピアノだけでなくすべてに恵まれた人間だということと、その一式の心を震わせたのは他でもない佐々の曲だったということだけです。

こういう設定は珍しくないですね。
BL歴の浅いわたしでも、いくつか読んだことがあります。
他でも既に何人もの作家さんが描かれている設定を、あえて描く理由は何なのか?
若干偉そう風味ですが、お金を出して購入した以上、既存のものとは違う何かを得たいと思うのは、消費者の当然の心理。

とりあえず1巻は既存ルートを辿っているだけという印象でした。
あと2冊あるので、そこでどう藤谷さんならでは!という味を出してくれるのか。
その期待に「萌」をつけさせていただきます。

おおお、偉そう、自分!

0

一度でいいから聞いてみたい♬

藤谷先生の作品はどれも好きです。

今回こちらの作品は、天才といわれる一式くんと一式くんの演奏を聴いてピアノを弾く事をやめた佐々先生のお話です。

佐々先生にしてみたら、なぜ一式くんが自分にレッスンしてほしいと思うのか理解できないとこから始まります。でも佐々先生が作る曲が大好きな一式くんは猛烈に片思いです。

一式くんが先生を見つめる瞳がたまらなく良いです。熱烈に見つめられたいものですねww

そして佐々先生と一式くんが二人で奏でる音楽・・・あ~聞いてみたい♬

  「一式と一緒にいると音が溢れてきて仕方がない」  この一言で先生の愛が見えますよね♡

この2人が結ばれた後にできた曲がものすごく気になって仕方ありませんww


今後色々なことが待ってる2巻3巻も凄く良いので是非読んでみてはいかがでしょうか?

1

音楽が結んだ縁 

自分の才能に劣等感を抱いてる音大准教授と神童と呼ばれる大学生との、ピアノが結ぶラブストーリーです。

神童と呼ばれる響也からピアノレッスンの指名を受けたのは、准教授の佐々です。佐々は昔神童と呼ばれていたけど、響也の才能に触れて自分は偽物だと分かってからは、ピアノに対する情熱を失っていたのです。
だから、最初は、レッスンもイヤイヤで。だけど、響也の情熱に引きずられて、ピアノの楽しさを再確認するのです。
そして、真っ直ぐに自分を好きだと伝えてくれる響也に、いつしか生徒以上の気持ちを持つようになって…。

音楽をはさんだエピソードは、綺麗でキュンとなって好きです。ただ、2人の気持ちがあまり伝わってこないのが残念です。でも、続きが気になるので最後まで読みたいと思います。

2

出会いの部分が無かったら…

「ボーダーライン」がよかったので、読んでみました。

設定はやろうと思えばいくらでも風呂敷を広げられる設定ですが、そこはBLということで、やっぱり恋愛のお話でした。

甘い雰囲気が得意な作家さんなので、割と最初の方からすんなりくっつきます。この作家さんにしてはHも多め。

ただ、ずっと思い続けていたにしては、攻め様の気持ちが伝わってこない。
受け様も神童と呼ばれるほどのピアノが弾けなくなるくらいの衝撃を受けた相手に、そんなにあっさり落ちるものでしょうか。アイデンティティを揺るがす衝撃だったはずなのに。そこがどうしても納得できませんでした。

出会いの部分なしに、はじめから付き合っているという設定だったら、甘イチャでよかったのになぁ。

0

メガネ受け

うーんって感じでした。
同人で好きだった方なので買ってみたのですが絵が変わっていて驚きました。
話も受けが攻めに惚れるの早すぎてちょっと展開についていけなかったです。

0

言葉にしなくても

今回は100年に一人の神童と言われる音大ピアノ科の1年生と
かつて神童と呼ばれた音大ピアノ科の准教授のお話です。

二人の出会いから惹かれあって恋人になるまで。

かつて受様は
神童の名を欲しいままにしたピアニストで
自分が一番という世界に飽き飽きしながら
ピアノに向かっていました。

しかし18才になったある日、
師匠に薦められて訪れたコンサートで
ある少年の演奏を聴き、
自分の才能に見切りをつけてしまいます。
この少年こそ今回の攻様になります♪

以降コンサートや選考会への選出を
拒み続けた受様は恩師のツテで
音大ピアノ科准教授をしているのですが
生徒達の評判は良くありません。

片や音楽一家に育ち
幼い頃からその才をいかんなく発揮した攻様は
天才ピアニストとしての名声を欲しいままにし
受様のいる音大に入学してきます。

そして教授自らのレッスンを断って
受様に指導を受ける事を熱望します。

仕方なく攻様の担当となった受様ですが
彼に教えられる事など何もなく
格の違いを見せつけられるような事態に
攻様の担当を降りようとします。

しかしそんな受様に攻様は
受様に憧れてこの大学を選んだのだと言い…

神童と呼ばれた2人のピアニストのお話です♪

上記したように受様は
攻様の演奏で自身が神童の名に値しないと
ピアニストとしての道を捨てるのですが

攻様もとあるコンサートの控室で
受様が惹いていた即興曲を偶然耳にし
強く魅了されていたのです(笑)

攻様の存在で挫折した受様は
かな~り後ろ向きで色々悩んだりしますが
受様の存在が糧になっている攻様は
常に前向きで強引な程に押せ押せ。

こんな2人なので
もう最初から勝負は目に見えていて
予定調和でハッピーエンドを迎えるまで
安心して楽しませて頂きました。

私的には攻様が俺様系な傲慢君にならず
受様が妙にすんなり落ちちゃうのも
藤谷さんらしくてすっごく良かったのですが、
ソコが物足りない方には不評かなとも思うので
読む人を選ぶお話かもです(苦笑)

音楽モノらしくお話のサブタイトルは
ピアノ曲からつけられていて
藤谷さんがそれぞれの曲の解説を
カバー内側の表紙・裏表紙でされています。
隠れたチェックポイントですよ♪

本作の初回限定版は
番外編が収録された小冊子付きです。
また雑誌との連動で
折本の全プレ企画もあるので
気になる方は早めのチェックをお勧めです。

音楽って作曲者と演奏者によって
様々な形を見せてくれますよね。
次巻の演奏曲も今から楽しみです!!

今回は本作同様、雰囲気重視の恋愛モノで
藤谷陽子さんの既刊『愛してる』をお奨めです。

2

ん~

藤谷さんの新刊!!
この人のマンガ好きなんですよね~なんて読み始め。
神童と呼ばれていた男がピアノを弾かなくなった理由。
目の前に現れた年下の男との関係は!?
全体的にタッチがフワフワしてますね~同人とかなら凄くいい雰囲気だとおもうわけですが、もう少し軸をシッカリみせても良かったかなとは思いました。
年下攻め。年下攻好きなんですけどもうすこしガツガツってのが欲しかった。。というか、ワンコなのか一途なのか、自信家なのか・・・ん~
受もなんだかんだでけっこう簡単に落ちちゃったんだよなぁ。
可愛くはあるんだけどもうひと味欲しい作品でした。
表紙も手に取るにはもうひとつ。かな

1

話はまだしも

設定買い。
音楽物、芸術物、天才物は好きなので、初めて手に取ったマンガ家さんでしたが、ストーリーは悪くないけど、どうにも絵が苦手。

きれいに見える顔もないわけじゃないんだけど、どうにもすかすかだし、顔の書き方にクセが強くて、画面は白く、薄味に見えて、まるでストーリーに入り込めなかった。
神童同士の設定や、才能に対する嫉妬とか、話の展開は好みだったんだけど。

お話の重さ、スケールに合わない絵柄だったのかも、と思います。
こういう絵柄が合う話もあると思うし、そういうギャップが生きる場合もあるんでしょうが、別にヘタじゃないと思うし、好みの問題だと思いますが、ワタシには無理でした。
ちっとも楽しめなかった。とても残念。

0

ピアノの連弾ってエロスを感じます♪

音大を舞台に、ピアノを通じての心の通いあいの物語。
とても静かに、じわじわと染みてくる、とても丁寧な作りのお話でした。
余韻のある作りは、雰囲気があってよかったです。
ピアノを通していても、”の○め”みたいに音楽がメインじゃないので、読んでいても曲が自分の中に流れてくることはなかったのは、ちょっと残念。
でも、人間をクローズアップした作品だから、それでもいいのですよね?
題名の「カレス」はエリックサティの楽曲名です。

有名な音楽一家の息子で、神童ともてはやされてきた響也が、レッスンに変わり者でネガティブ思考の講師・佐々を指名することから始まります。

佐々は響也にコンプレックスと憧れの両方を抱いている。
どうして俺なんか、と後ろ向きなんですが、響也はずんずんと佐々の懐に飛び込んで、彼の本来を引き出していくのです。
響也が年下なのに、年上のようなリードの仕方は、逆を返せば、年下ならではの純粋さの一途さなのかもしれないな、と、ひとまとめに傲慢でくくられる性格ではないなと思いました。
佐々も、響也の素直な態度に、自分の曲をアレンジして褒めてくれる姿勢にコンプレックスを抱きながらも、彼に惹かれていかざるを得ない。
神童であるがゆえに、マスコミにも世間にも注目される才能。
自分みたいな存在は、彼の側にいるにはふさわしくないとヘタレる佐々。
でも、響也は二人で音を作る事の素晴らしを説くのです。

佐々は、響也の音楽に打ちのめされたと同時に憧れを、
響也も、実は過去の佐々の演奏にずっと惹かれていた、
と、すでにそれぞれに惹かれあい両思いだったのですから、それが交わる音楽というのは、実に愛の結晶だと思います。
余り、佐々に情熱は感じないのですが、それは彼がヘタレで年上という遠慮なんでしょうかw
ま、それも可愛いからヨシとしましょうw

まだ、この二人のお話続くみたいですね。
モテる音楽家設定ですから、ライバルや波瀾は多そうですよねw

4

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