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超豪華★執筆陣で贈る擬人化BLコミックアンソロジー!
いろんな擬人化がぎゅぎゅっと詰まったアンソロジーで、ひとつのテーマに絞っていないので、色々な擬人化が読めるのでなんだか得した気分。
4コマは頭の2本ぐらいで、あとはショート漫画、イラストエッセイみたいな構成。
drapで活躍してる作家さん中心で、アンソロジー特有の「これは外れだなぁ」というのもなく楽しめました。
自分では想像もできないような擬人化が次々繰り出されるので、擬人化への新しい扉が開きそうになりました。
ニッポン擬人化よりも面白かったです。
カテゴリで
動物
食物
道具
自然・科学
機会
とあり、その中で色々な作家さんがカテゴリにあった擬人化作品を描いている。
一番吃驚した擬人化は『内臓』でしょうか。右肺×心臓とかそんなこと考えたこともないよ!
自分的にツボだったのは・・・
深井結己さんの擬人化・パソコン×プリンター。
擬人化でしかもショート作品なのに深井さん特有の持ち味がしっかり折り込まれていて、らしい話になってました。
とっても萌えです。
蛇龍どくろさんの擬人化・宇宙×ブラックホール。
これがまた!可愛い!
おっとりした雰囲気の宇宙さんのブラックホールを包む懐の広さがほのぼのとしている。
なんだか、大人向け絵本のような仕上がり。
もしくは童話のような?
ちいさなお客さん「はやぶさ」くんも登場してました。
萌木ゆうさんの擬人化・マクジャク×すずめ
マクジャクがツンデレの『見本』のようなツンデレで、口ではつんけんしてるのに、極彩色の尾羽がばさーと広がってしまってるという。
尾羽は口ほどに物を言うって感じです。
すずめはそんなツンデレなマクジャクに吃驚したり、ほわほわっとしたり可愛い笑顔を向けたりして!
萌木さんの描く地味目なお顔のすずめが可愛くて可愛くて!
ところで、表紙の門地さんのイラストは何の擬人化なんでしょうか?
裏表紙の神田さんは本文にて4コマが読めましたが・・・?
考えても分らない、まだまだ修行が足りないってことか??
擬人化変換が苦手な方も
これを読めばコツがつかめるかも。
そんで、身の回りのモノを擬人化して
毎日、ウハウハしちゃえばいいさー!
錚々たる顔ぶれの作家さま方
エッセイみたいになってて読みやすかったです。
カテゴリーは
《動物》《食物》《道具》《自然・科学》《機械》
全部はとても紹介しきれないのでお気に入りをチョイチョイと。
:萌木ゆう先生 の「鳥」
マクジャク×すずめ
舞台はバードスクール
派手でツンな孔雀が、地味でほんわかな雀にデレる。
この小鳥クラス最高!
ちっちゃいのが集まって、キャイキャイ。
たまらんですよ。
クジャクとスズメもいいけど、小鳥クラスに出入りしてるオオタカもいいなぁ。
オオタカはちっちゃいの相手に複数プレイよねー
(っと、これはアテシの頭ん中)
:天咲吉実先生 の「ハンバーガー」
これは脱帽です。
モ●バーガー相手にこんな擬人化妄想をやってのけるなんて!
これから、食べる時に言ってしまいそうです。
「ほらほら、ヤラシイソースを下にためて」
↑食べてると袋の下にソース溜まりますよね。アレです。
:小池マルミ先生 の「おでん」
玉子の白身は剥いて食べましょう(笑)
:香坂あきほ先生 の「箸×豆」
これテンションあがったー。
ほんとにその通り!
アテシ、これからは豆を摘む時は鬼畜モードに切り替えて
ウヘヘ、ウヘヘと半笑いで摘むことにしますっ!
フンフンッ。
:山本小鉄子先生 の「バット×持ち主」
野球好きならではですねっ。
あ、てか、先生。
こんな事考えながら好きな野球見てるんですね。
:天王寺ミオ先生 の「内臓」
これもまたまた脱帽。
アテシの体の中でこんなことが・・・。
あー、もう。
どのカプも萌えっす。
“うーちゃん”と呼ばれる右肺
“ココロちゃん”と呼ばれる心臓
几帳面な小腸。
内臓、大事にしよーっと。
:深井結己先生 の「パソコン×プリンター」
秀逸。絶品。
音とか表現とか状況とか。
イキまくってたんですねー、プリンターって。
エロです、エロ!
そして、カバーを着物に変換されてるのも好きです。和服スキー。
でも、着たままってシないんですよね。
当たり前ですけど、カバーかかってたらプリンターは仕事にならないもんね。。
アテシもやっぱり表紙の門地かおり先生の擬人化が
分かりませんでした。
うーん、なんだろね?
好きな作家さんが出ていたので買ってみたものの、わずか数ページ…。
まぁ、総勢34名で約140pをつくるとこうなるよね…って出来ですが。
新しい作家さんと出会えるのが楽しみな方には合っているのかなぁ?と
思います。内容は短さゆえに深さは求められませんが、身近なものから
マニアックなものなどあり、バリエーションは富んでいる1冊かと思います。
個人的には内臓の擬人化がなるほどなぁ…と感じました。
設定読みながら、勉強になる…と感心してましたww
ライトな内容だけではなく、切ないものもあって。
ラストの宇宙探査機は切なくて余韻に浸ってしまいました。
んーなんというか。
発想の玉手箱。それは感じた。
バットと持ち主のCPとかパソコンとプリンタとか、
そうなるんだ・・・っていう(笑)
いや~まだまだ自分は若輩者だな!とw
ほんとにメカマニアかっていいたくなるほど細かい設定だったりもあって、
なかなかBLというより本当に擬人化として読んだら
もうちょっと面白かった?萌えた?かもしれないです。
なんとなくサラーっと終わってしまったので
BL作品としては中立かな??
今更と言う感じでも入手したのは
ひとえに巻末収録の一篇の為です。
その他にも中々に味わい深い話は
ありましたが…本のタイトルを
考えるとさらっと流し読んでいくのが
正しいのだろうかと苦笑してみたり。
門地さんのカバー絵ですが…
背負っている薄物と得物の槍、
そして触角の様な茶筌まげから
考えると受は恐らく蚊なのだろうかと。
攻はハエ取り紙と考えれば
妥当なのかなぁ、と。
このカバー絵の謎もきっと今一感の
一因ではあるんでしょうね。