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恋文で 人生が狂う
matchuri
卖火柴的青年
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
すごく好き!!
世界観が好き!!
草間ワールドにググ~っと引きこまれます。
草間さかえさんって、こういう大正~昭和初期の時代設定がすごく合いますね。
和です、すごくかっこいい…!
今までの草間作品でもかなり上位に入ります!!
大学生・廣瀬が持つ、友人の書いた恋文。
それが全ての始まりでした。
廣瀬は友人・有原が書いた宛名のない恋文を、有原に返すため毎日トンネルで待っていた。
そこで出会った燐寸売り・花城と出会い…。
男娼まがいの社長・花城と、純朴大学生・廣瀬。花城に恋する歪みまくった部下・澤と、廣瀬に想いを寄せる痛くされたがりの大学生・有原。
4人の恋は、有原の恋文のせいでこんがらがって…。
“物語は、廣瀬と花城の恋がメインで進みます。
純粋で素直な廣瀬に惹かれ始める花城は、無理やり廣瀬と身体を繋げます。
廣瀬も、花城に惹かれていきます。
男娼などしていた花城ですが、廣瀬には本気で惚れているようで、
時には頬を染めてみたり、時には女王様面で誘ってみたり。
いい大人で相当遊んできただろうに、廣瀬の言動に一喜一憂している様がとても可愛らしいです。
そしてエロいです。エロスです!!
しかしそんな花城も、辛い過去がありました。
それはある“恋文”に関することで…?
花城はすごくビッチなイメージですが、この過去の恋が根底にあり、すごく脆いような印象を受けます。
廣瀬は、年下ワンコのお手本のようなキャラです。
花城に対する気持ちは恋なのか、それとも性欲に流されてるだけなのかわかりませんが。
周りのキャラが強烈すぎて印象は薄めですが、彼が唯一のこの作品の癒し系だと思いますw
また、花城の部下であり仕事のパートナー・澤。
彼は花城に恋をしていましたが、花城には伝わっておらず、廣瀬と花城の関係を目の当たりにすることになります。
普段クールな彼が、時折見せる、狂おしいほどの花城への激情にはゾクゾクしてしまいます。
そんな彼が新しい下宿屋で出会ったのが、廣瀬の例の恋文の差出人・有原。
有原の恋文の相手が誰だか悟った澤は、有原を脅しながら肉体関係を結びます。
好きな相手がいながらも、他の男にひどく扱われてきた有原。
繊細で、とても脆い有原は、ちょっと花城と似ている部分がありますよね。
痛々しいけれど、そんなところがさらにエロくも見えたりします。
有原の恋文を彼のもとに返すことができず、苦悩する廣瀬。
有原の恋文を読み嫉妬し、また過去にある恋文のせいで苦い恋を味わった花城。
有原の恋文を手に入れ、有原を脅しつつも、やるせない澤。
そして恋文を書いたけれども、好きな相手には想いを伝えられない有原。
こんがらがる思いの中、どんな結末が待っているのでしょう。
もうとりあえずこの作品の世界観と言うか空気感がたまらなくって…。
うまく言葉に表せないのがもったいないです、誰か代弁してください!!
続きが早く読みたいぞー!!
という表現が、草間作品にはよく合う。
何度でも読み返すほどに味わい深く、新しい発見をしたりもするのです。
この本もまた一見シンプルなのに、「恋文」を通して何人もの人間が交錯した関係を見せて、実に奥が深いなぁと思わせるのです。
ノスタルジックな雰囲気を持つ草間絵には、終戦後という時代設定は実によく合う。
題名の『マッチ売り』隠語で、身体を売る人のことだ。
トンネルでヤミでマッチ売りをしている青司は、何と社長!
春画とか今でいうところのポルノと呼ばれるものを出版している会社のようです。
そんな彼が出会ったのが、大学生の廣瀬。
友人にもらった本に挟まれていた恋文を返そうとその友人を待っていたのでした。
ちょっと鈍感で真っ直ぐな廣瀬を思わず押し倒して、大勢に弄られないとイけない青司が、廣瀬でイくことができ。
それ以来、青司と仲よくしてしょっちゅう会っていることにヤキモチを妬き嫌味を言う、青司の部下(同僚?)の澤。
その澤の下宿に忘れ物を取りに来たのが、廣瀬が待っていた友人・有原。
澤はその恋文の1枚目を見てしまい有原を襲ってしまう。
この気持ちの一方通行が実に面白い!
青司を思う澤、廣瀬を思う有原。
でも青司は廣瀬を、廣瀬は青司を。
青司の常連客のロシア語の教授も少し絡んで、シンプルなんだけど気持ちの糸は絡んでこんがらがって。
これが実に味わい深いのです。
”白ヤギさんからお手紙ついた、黒ヤギさんたら知らずに食べた”思わず口ずさんでいるようなお話。
本人達の意図としない方向へ流れ出す、たった一通の恋文のせいでw
それぞれのキャラも充分に魅力的であり、ワンコ、ツンデレ、天の邪鬼、ヘタレ、腹黒、オヤジ、、、バラエティに富んで奥行きが実に深いのです♪
自分的に報われなくてひねくれている澤がお気に入りですv
表紙カバーをはずすと・・・爆笑!
廣瀬はふんどしなのかーーーーwww
昭和、戦後、夜、文学、恋文、春画、秘密、嫉妬…。
様々な色気が畳み込まれるように、読み手に襲い掛かってくるような感覚。
そしてなんと言っても草間先生の素晴らしいのは「間」と「視点」だと思います。
文章の行間のように、画面や言葉の間が上手い!
映画のように、画面の視点が美しい!
物事を語る視点もまた、独特の色気があって素晴らしいです!
実は「マッチ売り」は、春にCDから買いました。
その頃調度バタバタした時期で、一回しか聞いてなくて。
音源からだと、よくわからなかった印象でした。
その後ある方にお勧め頂いて、少し前に原作のこの本を読みました。
うわぁ~、やられた…。
こりゃ原作読んでからCDを聞くべき!
CDもすごく良いのに、やはりこの世界観は音源だけじゃ表せないと痛感しました。
「マッチ売り」は前後編のみで、その後「やきさん郵便」の連載へと続きます。
「マッチ売り」は花城社長の視点を中心に、「やぎさん郵便」は澤(花城の部下)の視点を中心に描かれています。
主な登場人物は以下の四人です。
花城青司は、女性のように美しい外見の男。
飄々とした流れるまま生きている雰囲気ですが、暗い一面も持ち合わせています。
澤陣一郎は、一見、真面目でインテリ風の眼鏡男。
生い立ちが複雑な分要領よく生きる術をわきまえていますが、実は嫉妬深い面もあり。
廣瀬清高は、育ちの良い穢れをしらないお坊ちゃま。
彼のまとう純粋さは周囲の心を惑わせる程ですが、本人は自分に自信がありません。
有原岑生は、黒子の印象的な色気のある元大学生。
彼の書いた恋文は、一枚目と二枚目がバラバラになって別々の人が持っています。
この手紙が、様々な思惑と恋と混乱の原因になります。
恋文と、花城の仕事の品物が、この物語のキーアイテム。
主な四人以外にも登場する人々は、それぞれにとても癖があってとても面白い。
過去の人間関係なども交差して、人と人の繋がりが複雑に絡み合います。
黒子の有原が気になって買った本でしたが、私は完全に花城の色気にノックアウトされました。
ノンけが彼にメロメロにになるの、すごくわかります!
この本で一番お気に入りのシーンは、花城と廣瀬がお風呂に入っているシーン。
花城の足先が、廣瀬の足を少しずつ上がっていくのが妙にエロいです。
他にもおススメシーンが多くて書ききれません☆
自分がたてた「ちるちるのランキング圏外だけど、心の琴線に触れた作品を教えてください」
http://www.chil-chil.net/answerList/question_id/4967/#ans_71862
でおすすめ頂いたこちらの作品。
一言で言えば、もっと早くに読めば良かった!!!です。
読み始めて最初に私のテンションを上げてくれたのが攻めの廣瀬。
途中から私の大好物である年下ワンコ・しかも言葉使いが丁寧で人柄も好ましい良質ワンコであることが判明して、ワンコきたぁ〜♪と思わず顔がニヤついてしまう程でした。
年下ワンコ攻めの話だとは知らなかったので、ほんとお得感150%増し。
しかしですね、予想もしていなかったまさかの事態が!
いつもだったらワンコに照準定めて読み進めていくのに、ワンコよりも周りの登場人物のキャラが濃くて、ついつい視線をそっちに注いでしまう。
まずは受けの花城。
トンネル下に佇んで、マッチと称して春を売っている。
ただの男娼かと思いきや、出版社の社長をやっている。
クールビューティーだと思ったら頰を染めてみたり、廣瀬と一晩を過ごした以降は、廣瀬に対して言う言葉がいちいち可愛いし必死だし、どうあがいても廣瀬のことが好きなんだなぁって良く伝わってくる。
二人で一晩過ごした後の別れ際のシーンがとても綺麗でした。
雪のちらつく中、振り返って佇んでいる花城。
こういうことをする人物だとは思っていなかっただけに印象深く残りました。
この二人は紆余曲折はそれなりにあるとしても、このままラストまで安定していそう。片方はワンコだしね。
この先全く読めないのが花城の右腕として働いている澤と廣瀬の同級生である有原の二人。
澤はちょっと鬼畜入っていて、現時点では好感度ゼロ。
花城に接してくる廣瀬を敵対視しているくせに、有原とは強引にやっちゃうし・・。
また有原も訳ありで実に幸薄そうな男・・・。
現時点では思い人である廣瀬に渡すはずだった恋文の片割れをネタに澤の相手をさせられたりとただひたすら可哀想。
ほんとこれから先どうなることやら・・・。
以前から気になってはいたものの「マッチ売り」に続いて「やぎさん郵便」も含めると、計四冊読まなくてはいけないというのがためらう原因でしたが、四人の登場人物をきちんと描こうとするとこの冊数は当然であると納得できました。
そして全体を貫く暗めのざらざらとした雰囲気がたまりません。
全ての元は有原岑生が廣瀬清高に当てた恋文であって。
しかしこの話の妙はその2人が一緒に居るシーンや会話するシーンが少なくともこの一冊には無いという事。
そして2人はそれぞれ別の人間と体や情を持ち寄ったり寄らなかったりしていて、
でもその別の人間、花城と澤の2人も例の恋文に覚えがあって、結果振り回されている。
見えない所で繋がっていたり絡み合ったりする人間関係が面白いです。
それに伴う感情は、4人の人物それぞれに違って
でもそれぞれの気持ちが読み込めて理解できる描き方が素晴らしく。
無機質だったり人間臭かったり、時々で巡る感情があって。私が思うにいちばん感情が刺さる人間臭いのは澤だな…。
花城は有原の恋文で廣瀬という、今度こそ本当に惚れた人間に出会ったんだから、早くソコに気付いて欲しい。もどかしい。でも皮肉い。笑
詰まりはそういう複雑に重なる人の妙、という上をBLで描いているという感があります。なのでまずはそこから楽しんだという事です。
でもこの設定で背景で、草間さんが描くからこそ萌えるなぁvv
帯について、狂ったその後にぴたりと合う結末を望んでいます。
カバー下について、ふんどしにブーツは萌だと発覚しました。←
時代設定は特有の理解し辛い表現や単語が少なくて苦にはならないです。
草間さんの絵と独特の空気感を楽しめばいいかと思います。
何回も読んだらいいと思います。w
ジワーッとくるよね(・∀・)イイ
買って積んだままになってたんですが、なんだよもっと早く読んどけよ自分!
思わずカツを入れてしまった、もこであります。
続編がまだ出るということで、いまだムズムズが収まりません。
一枚の恋文から始まった関係と、登場人物たちの複雑な気持ちを描いていくお話。草間さんの作品って、わりと読みづらいイメージだったんだが、これまた上手に読めてしまいました。ウマー
お話の舞台はまだ戦後まもなく~な感じですね。
マッチを売る男と、人を待つ青年。
男は、マッチ売りを装い男に身体を売っていた。
過去のトラウマから複数の男に抱かれなければ自分を慰めることができない。快楽を得ることができなかった。一人の男、本当に愛した男に抱かれる快楽をしらない。その男が興味をもったのは、一人の友人を待ち続ける年下の青年。友人が書いた恋文を返したいと里に帰るといっていた友人を待ち続ける。その恋文の本当のあて先を知らず・・・
なお話ですね~
案外、いろんなところでつながっている複線がこれからどーなっていくのか。
どう結論付けるのかというのが気になりますねww
マッチ売りの社長さん。この人がなんにせよ可愛かったりもする。
至極真面目で、優等生な学生時代。そしてトラウマ。
本当に愛した男に抱かれる快楽。けっこう背景だけみるとあんまり笑える話ではないのだが、雰囲気が緩いのがなんなのか。
待ち合わせで、「待っててやりたいじゃないか」そして
雪の中、寒い中待ちぼうけでまってた彼がなんとも可愛かったのだ!
こんな子ほっとけないじゃないかっ!!!
攻の青年。この子もなんかすれてない感じがいいですよね。
なんというか・・・ほら、無条件で愛しちゃってるというか。
疑うことをしらない犬みたいに見えた。
もうひとつのカップル。恋文の差出人。唇近くのほくろがなまめかしかった。
半ば強制的に犯されて~な展開になってますが
これまで優しく抱かれたことの無い彼が、なんだかんだで甘く優しく抱かれる男にどう気持ちを揺らしていくのかというのが見所であります。
いまさら、最初のカップルに割り込むなんてこたーないでしょうので、いいようにまとまってくれるんだろうとはおもうのだ。
思うのだけどちょっと気になるw
器用じゃない男たちの恋模様。面白い
ちょっと前まで草間先生の作品にイマイチ、魅力を感じなかったわたし。
柔らかいタッチの絵柄、大人で眼鏡キャラの設定が多い。わたしの大好物!
にもかかわらず、なんでか?萌えない。。。みたいな感じだったんですけど。
単に自分の頭が硬いからなんだと思いました。
草間先生の作品は、一度読んだだけではその魅力に気付けない。
何度も読み返しているうちに、完全に惹き込まれている。
わたしはあまり何度も読み返すタイプではないのですが、読み終わってから気が付くと最初のページからもう一度開いているという不思議な現象に陥りました(笑
まずは時代背景が好きです。レトロな感じが良い。
そして花城さんのシャープな目がかなーり好み。
漫画でしっかり一重の人を描くのって珍しいんじゃないかな、と。
登場人物の一人一人がとても素朴。特徴が少なくて普通。
なのに、何でこんなに全員が魅力的なのでしょうか?
先生の助手(名前がわからない)の彼でさえ素敵に見えてしまいます。
全員が愛しい。
「澤、性格悪いよ…」と思うけど、どこか憎めない。むしろ好きだ。
こんなに素朴なのに、キャラクター全員をここまで好きになるって凄い。
過去にないぐらいだいぶハマっている…。
ストーリーもどこで盛り上がりがあったのか一度読んだだけではわからないぐらいサラッとしているのに、読み終わってからの満足感が尋常じゃない。
話の流れが上手すぎるのか。
なんでこんなに惹き込まれるのか、賢くないわたしにはさっぱりわからないです。
ただわかることは、この作品がとにかく良いということだけです。
帯『恋文で人生が狂う』
草間さんのタッチと、枠線間での間隔を取らない独自の画面構成はレトロで戦後のこの時代を描くにはぴったりです。
帯の通り、恋文で人生が狂った花城と、恋文で人生が狂いけかけている有原。
そしてまだ奥が見えない澤陣。
誰もが少しずつ闇を持っている中で、廣瀬だけがぽかりと真っ白です。
花城と肉体関係を持っても悪びれる事もなく、彼だけは汚れてはいない。
戦後はマッチも不足していたので単に闇マッチ売りとしか思わず、高額すぎる値段を見ても驚くだけでその裏を読んだりはしない真っ直ぐで汚れていない男、廣瀬。
花城にとってそんな廣瀬の存在が救いになるのかどうなのか。
有原と澤陣の関係はどうなるのか。
この作品の続きが読める至福を噛みしめながら、続刊を待ちます。
あとカバー下、いいですね、特に褌が!カバー下にオマケがあると凄く得した気分になっちゃいます、大好き!
最初の数ページを読んで、絵柄が好みではなく、買うのを失敗したかも…と思いましたが、
ストーリーが素晴らしい。話の進め方が上手い。
花城と広瀬が出会って一夜を過ごし、二人の関係はそれで終わりなのかと思いましたが、
別れを告げ二人は反対の方向に歩いていき、しばらくして相手の方を振り返ると、相手も自分の方を向いていた、というシーンがとても好きです。
花城さんがいつか廣瀬が居なくなってしまうのではないかと、不安に思っている姿が切ないです。
カバー下に下着姿の二人が書かれてあるとは思っていなかったので、爆笑しました。広瀬の上に座っている花城さんが可愛らしい。
絵が好みかどうか、私にとって重要なポイントなんですが、草間さかえ先生の絵は正直好みではないんです。
でも、読み進めていくうちにどんどんストーリーに入っていって、気づいたら何度も読み返してしまうくらい、お気に入りの一冊になりました。
腰乃さんもそうですが、絵が苦手なのを忘れてしまうほど、お話作りが上手いんでしょうね。てか今では絵も好きになってて、画集予約するかどうか迷い中(笑)
絵があんまり好みじゃないからと購入を迷ってらっしゃる方がいたら、ぜひ一読することをお薦めします!