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teiou wa netsujo ni kaoru
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
真山さんの強引で情熱的、まっすぐに突き進む攻め様が好きです。
今回は攻め様がイタリア人でモード界の若き帝王という煌びやかな設定で、これらの特徴が一際輝いてました。
もう、イタリア人っていう設定が大正解!(笑)
対する受け様は和服がとっても似合う、でも上品な色気も併せ持つ美人さんです。
攻め様のいきなりの押せ押せなアプローチをスマートにかわすのがクールです。
感情を真っ直ぐに表してはくるのですが、ただ強引なだけではなく、受け様の気持ちを尊重して、ただ暖かく包み込む懐の深いところも今回の攻め様の魅力でした。
終盤に三角関係の展開が見られるのですが、これはちょっと突然出てきた展開のように感じられて私は今一つだったのですが、お話のスパイス的な要素でした。
想いが通じ合った後の2人をもうちょっと見たかったです。
真山先生の作品はすごくエロいけれども、ちゃんとストーリーがあって、更にはキャラも格好良くてきれいで(肉体美や仕草がとても素敵でドキドキします)・・・という感じで読んでいてお話もエロも楽しめて大好きです。それに、ちょいちょいギャグっぽさも入ってくるという点も面白くて大好きです。
このお話も、そんなドキドキの色っぽさ満載で、更にはラブストーリー面ではハラハラドキドキ、時に爆笑しつつ、「香」の世界を舞台にしたお話を楽しむことができました。
なんだかんだ真山さんの作品はいつも読んでしまいます。
男×男の感じが好きです。(変に可愛らしい受けが出てこないのが好みです)
今回は、ひたすら一途なルチアーノ(攻め)にぐだぐだ馨(受け)が次第に惹かれていく感じです。いつも思いますが、外国人感が伝わらないので、派手なお金持ちにしか見えませんでした。(ルチアーノはイタリア人設定)
個人的には、それほど三角関係の感じはなかったです。ルチアーノと馨がメインで最後の方に黒崎さんが茶々入れる感じです。