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天使じゃなくても、愛してくれる?
ueru tenshi
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
前作をまだ読んでない(積本)くせに続きから読んだ私…
でもこの1冊だけでもまぶたがはれた~(T T)
こういう素直で健気で自分を卑下するキャラって、行き過ぎると、
うっとおしいキャラにもなりうるんだけど里玖は良い~vv
だからこそ、闇を抱える周りのキャラ達が里玖に惹かれてしまうんだろうね。
年の差っていうのにもやられてしまいました。
そしてクラウディオにフェランドというキャラをまだまだ見てみたいです!!
特にフェランド好み!!
里玖にとって、クラウディオとはまた別に心のより所になるキャラだと思います。
だけどそれに嫉妬するクラウディオが浮かんできそう(笑)
それにしても裏表紙のクラウディオの表情がたまらない!!
本当に大事な宝(者)を取り返したんだろう表情で良い!!
その場ですぐに「ギュ~ッ!!」と抱きしめたかっただろうに、
よくバスルームまで我慢できました。
もうシチュエーションが大好きです。
そして挿絵の穂波ゆきねさんも好き。
前作のときはそこまでハマる感じではなかったのですが(多分一度読んでそのまま)、こちらはハマりました!
受のちょっとダークな部分(僕って本当はいらない子なのに的な)とイタリア語もたいしてわからないアホの子だけど、純粋さのみでつっぱしってしまうところどちらも良かったです。
あと、特にライバルでもないけれど出てきた殺し屋フェランドが気に入ってしまいました。もっと受のリクとの絡みが読みたいですね。
フェランドもファミリーに入ったことだし、イタリア語をリクに教えるフェランド、それに嫉妬するクラウディオ、みたいなシチュが読みたいです。
これは続編が出て欲しいな。
『僕の悪魔 ディアブロ』の続編です。
こちらのシリーズは同人誌の方でも続きが書かれていて、わたしも大好きですが他にも愛している方がいらっしゃるんだなあと実感します。
だってもっと読みたいですもんね!
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受けは日本人で、元々は義父に売られイタリアへやってきたリク、17歳。
そのせいでパスポートすら持たないリクは、現在シチリアで暮らし、前作でクラウディオと恋人同士となっています。
攻めのクラウディオは20代後半でありながら見事にファミリーを統率し、甘いマスクを持ちながらも時には冷酷な行動にも出ることが出来る、シチリアマフィア・ガゼッラファミリーの若きドン。
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クラウディオが開いたホームパーティでの、微笑ましいリクの様子からスタートした今作。
今作のストーリーの主軸は、リクの根深いトラウマによる思考と、クラウディオの命を狙うアルゲーロファミリーとの抗争の二本立てと言えます。
リクは自分が何も出来ない子供であることを自覚しており、それに対してもどかしい気持ちを抱えています。
言葉の理解も不十分で、クラウディオの役に何も立っていない。
シチリアの小さな街ではリクは異邦人で、異質。
そんな自分自身をまざまざと感じ、絶望するシーンは切ないです。
自分が出来ることはなんだろうと、真っ先に考えたものには笑えましたけどね。
まあ、まだ17歳の子供ですからねえ(苦笑
ただ、このリクの己の不甲斐なさを嘆いた結果の行動が、クラウディオを窮地に立たせることとなります。
マフィア同士の抗争自体は、前作でも書かれておりました。
前作ではお話の中心舞台はほとんどがクラウディオの屋敷で展開されていましたが、それでもマフィアというものの非情さもきちんと表現されており、成瀬さんのその辺りをご都合主義にしない姿勢はお見事でした。
今回はリクの心情の方に重きを置いているようで、その分ハードさは下がり展開も甘くなっておりますし、マフィアの厳しい世界はあまり書かれておりません。
ただ、それでもわたしは満足でした。
前作のサブタイトルは『ディアブロ(悪魔)』で今作は『アンジェロ(天使)』。
この差がうまく表されていたと思います。
今回は主要ご新規登場人物が、二人おります。
一人はリクのガードとして出入りを許されたテオ、14歳(と言ってもリクよりもずっと大きい)。
彼はクラウディオの相談役であるアンドレアの息子です。
そしてもう一人は、ワイルド系40代でアルゲーロファミリーの殺し屋、フェランド。
クラウディオの抹殺を命令されたものの思わぬアクシデントからリクを誘拐。
一応敵方なんですが、彼は良いですねえ。わたしの大好きなタイプです!
ネタバレになりますが、フェランドは同人誌では今後も登場する人物です。
ですので、お気に召した方も安心して読んで頂けますよ(笑
今回は二人が恋人同士(密かに結婚式も挙げました)ということもあり、前作よりも甘々えっちが繰り広げられております。
空気感も思い切り新婚さん。
思わずニヤリです(笑
相変わらずクラウディオは死ぬほどカッコ良い(わたしのボキャブラリーの貧困さに涙…)ですしね!
穂波ゆきねさんのイラストも、クラウディオが男の色気ムンムンで悶えます!
出来ればこのシリーズ、挿絵も見れますので商業で続けて欲しいとは思いますが、着地点を考えると同人誌のようなショートでないと無理なのかなとも。
クロスノベルズさんは数年経つと新刊の入手が電子以外では難しくなってしまうのが難点で、今回も紙媒体で探すのが大変でやっと手に入れました。
電子では挿絵があるかが心配で紙媒体が欲しかったので待ちましたが、この辺りが後からハマると困りものです。
『僕の悪魔』も良かったですが、今作の方が私は好きです。
というのも、前作で里玖は確かにクラウディオの心を射止めたものの、彼がマフィアのボスである事と容姿端麗なイタリア人であるということに一抹の不安を感じていました。里玖を抱く前は多くの女性を侍らせていたし、甘い言葉を囁き、相手を陥落させる事は彼にとっては息をすることの様に容易いんじゃないかと。
でも、クラウディオは本当に里玖を愛しているんだなぁ。
里玖が拐われたと知り、ろくな睡眠もとらず「リクが死んだら私の良心も死ぬだろう」と言ったクラウディオ。経験自体は豊富かもしれないけど、今まで自分の内面を見て、無償の愛をくれる恋人はいなかったんじゃないでしょうか。
ラブももちろん良かったですが、この物語の魅力は脇役だと思います。マンマにキアラにアンドレアにマウロ、そして今回登場したテオにフェランド。天使な里玖を甘やかす彼らに胸が熱くなりました。
残念ながら紙の書籍は現在手に入りにくい様です。(電子書籍が苦手な私は、値段は跳ね上がってたけど中古本を買いました)
私としては、同人誌に収録されている番外編の商業誌化、あと新装版や続編を期待したいところなのですが。
表紙が可愛らしいので選びました。
でも順番を間違えていたみたい。これは二巻目、一番最初は、2010/09/10の「僕の悪魔~ディアブロ~」だったんですね。失敗しました。
天使のような無垢な美少年は、とても人タラシ。
会って話をしていると、誰もがリクを好きになって、いつのまにか敵も味方に転がってしまう。そんな凄い美少年を配偶者にしてしまったマフィアの若いドンは、独占欲が強い。
敵も味方も気づいたらロックオンされて、リクを溺愛。リクは人タラシの猛効フェロモンを発散する美少年なのかもしれない。
リクの弱点は、語学音痴で、ちっともイタリア語を覚えない。
この巻は、凄腕の殺し屋が、長年ついていたボスを裏切って、リクの為に寝返ってしまった。
読んで居て、胸がすく展開でした。溺愛ものは、気が休まります。
天使が起こす奇跡シリーズは、なんと10冊ほどあるらしいので、探してボチボチ読むことにします。(同人誌の作品が商用化がされています。)
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【一般のベルで今、「恋愛小説が全然売れてない」のは、今世に生きる人が熱烈な恋愛をしていないから/誰かのために一生懸命気持ちを注ぐということがレアな感情になってしまった】
・・という記事を読みましたが、
BLは愛がテーマ。恋愛している人が対象の作品ばかり。BLは、社会貢献しているんだなーと、読後、感慨にふけってしまった。
このシリーズは、極端な溺愛をする攻で、展開が単純で読みやすい。
男女の性別の違いは有っても、大昔からある典型的な純愛の型があるから、溺愛ものは読んで脳が喜ぶんだろうなーと、勝手に結論。
溺愛ものは面白い、読んで楽しいです。
不幸な境遇の中で翻弄されながらも頑張る受けが好きです。
弱弱しく見えて、周りの人のために動ける心優しい子。
攻めは最初酷くて強引?と見えて実は…優しい。
というかファミリー(身内)をとても大切にする人。
だから受けを好きになったらもう…大切にしますね。
マフィアのファミリーがイイ雰囲気を出してくれてます。
事件とか起こってハラハラしますが、
最終的には恋愛でほっこり…。健気で泣けます。
面白かったーー!
前作の「僕の悪魔」から一気読みしちゃいました。
日本語の"IYA"を"もっと"という意味だと勘違いしている攻めに、攻め倒される話となぜか思い込んでいて、下心満載(?)で読み始めたのですが…いや、確かにそんな場面も出てくるけど…このお話で重要なのそこじゃなかった!!笑
切なさあり甘さありのなんとも可愛い作品でした(*´꒳`*)
攻めはマフィアのドン。
という事で、お話の舞台はシチリアーーー!!
好きー!
でも、そういう設定だけあって、人の命がなんとも儚かったりはするんですけども…まぁそこはストーリーを形造る上であまり重要ではないので、人が死ぬのは絶対に嫌だという方以外はどうぞ警戒なさらずに(^ω^)
設定をシチリアマフィアにしたのであれば、ドンパチあってこそ設定が活きてくるのではなかろうか、です。
そんな攻めと里玖が紆余曲折あって結ばれるのが前作「僕の悪魔」
結ばれてからのお話が今作「憂える天使」
ですので、前作必見です。
結ばれてからの作品なので糖度はそりゃもう多分に♡
歳の差、体格差、溺愛、健気受け…と萌え要素の多い作品です。
時々、里玖がおバカな子に見えるのはご愛嬌m(_ _)m
この里玖という子、侮り難し。
前作から、時々おバカ感がチラつくのがなんだかなーと不敬にも思ってしまっていた私なのですが、2作品にわたり里玖を愛でている間に(特に今作を読んで)こんなに可愛く健気な子、愛さない方が無理だわ、と。
BL作品では時折みかける親からの愛を貰うことが出来なかった子供。必要な時期に必要な人から愛されないという事が人に与える影響とは、こんなにも大きく、こんなにも悲しいものなのかとちょっと考えてしまった。
里玖にとって愛≠無償。
人には無償の愛をたくさんあげるのに!!自分は愛して貰えるだけの価値がないなんて、そんなの悲し過ぎる。
これからクラウディオやその周りにたくさん愛され、里玖が自信を持てた時、その価値観もきっと変わっていくのだろう。
ところで。
私が今回読んだ「憂える天使」は特別版という電子の作品だったのですが、作品タイトル無しの特別編というものが組み込まれていて、攻めクラウディオのヤキモチがなんとも可愛い作品でした。20ページほどあったかな。えろは無し。
お値段も通常版より少し高かったかと思うのですが、読めて良かったです♪
前作に続けて一気読みしました。
個人的には前作よりも、より面白くて緊迫感があってとっても好みでした。
この作品、リクの影と光のアンバランスさがまた絶妙で、わかりやすいシンデレラストーリーなのに、作家さんの思うつぼがごとくいちいちキュンキュンしちゃって悶えてしまいました。
殺し屋役のフェランドですが、この人も影があっていいですね〜〜
こういうキャラ本当に好きだなぁ笑
電子でスピンオフが読めるそうなので即買ってしまいました。(もちろん電子版全て揃えると高いんですけど、気がつくとポチッとしてしまっています…恐ろしや)
リクの心の闇はなかなか癒えない。
17年間?ずっと愛されずに育ってきたから自分に価値がないという気持ちは簡単にはなくらないよね。
クラウディオがリクが側にいないと眠れないシーンで胸がぎゅんとした。
クラウディオはクラウディオで、自分はリクに相応しくないと思ってる。
いつか2人で思ってることを全て伝えられる日が来るはず。
クラウディオが日本語マスターした方が早そうだけど、イタリアで暮らすならリクのが頑張らないとねえ。
いやもう、前作も神ですけど、続編のこちらは更に増し増しの神です"(ノ*>∀<)ノ
シチリアのマフィア、ガゼッラファミリーのドンである攻め様のクラウディオと、ファミリーに迎え入れられクラウディオに溺愛されている受け様の里玖。
今作で里玖は、クラウディオを付け狙っていた敵対組織の殺し屋フェランドに、拉致されてしまう。
受け様が危険に晒されて焦燥する攻め様、というお話が萌えツボなので、この展開はまさに大好物(ノ*>∀<)ノ♡
自分に価値がない、と強く思い込んでいて、大事にされていても自分にはそれに見合うものがない、と思い悩む健気な里玖。
今回、そんな里玖の根強い不安や憂いを見て、そんな事ないのに~(ノω`)クラウディオの執着ぶりを見せつけてやりたいわ~、となりました。
第三者から見たらハッキリ分かるのにね(>_<)
そして、クラウディオの口から語られた里玖への想い。
なんというか、クラウディオは里玖の健気さや純真さに絆されたのだと思っていたんです。
でも違ってたんですね。
『あの子は私の"ライナスの毛布"』だとアンドレアに語るシーン、大好きで何度も読み返してます。
『私の天使』って、そんな気持ちだったのかぁ(´ω`)
純粋無垢な里玖のアンバランスさに好意を抱いていくフェランドもよかったです。
イラストは変わらず穂波ゆきね先生。
クラウディオの優しい紳士ぶりがまさに!で素敵。
口絵の里玖を抱き抱えてるクラウディオのイラストはもちろん、あれもこれも、と好きなイラストがたくさんです。