甘い「ご褒美」溺愛系殺し屋×無表情の元殺し屋 美麗なエロスを堪能♡できる待望の最新作

ディア・マイ・キラー

dear my killer

ディア・マイ・キラー
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神15
  • 萌×25
  • 萌7
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
6
得点
117
評価数
28
平均
4.2 / 5
神率
53.6%
著者
岡本K宗澄 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリアコミックス
発売日
電子発売日
価格
ISBN
9784866575612

あらすじ

殺し屋のダレンは、かつて仕事を共にした感情がない同業者・ルカに命を狙われる。返り討ちにすると、以前からルカの儚い美しさに惹かれていたダレンは、行くあてのない彼を拾う。一方、今まで物として扱われていた自分を、まるで恋人のように甘く抱いてくるダレンに、感じたことのない気持ちが芽生えるルカ。そんな中、ルカを元の組織へ戻そうとするものが現れて…?

表題作ディア・マイ・キラー

ダレン,溺愛系殺し屋
ルカ,無表情の元殺し屋

その他の収録作品

  • カプリブルー
  • カバー下(キャラクター補足①②)

レビュー投稿数6

冷徹ない殺し屋が恋して苦しむ

殺し屋のダレンを殺しに来たルカ。機械の様に人を殺す冷徹なルカだけど、ダレン殺しをしくじってしまい、仕事を失敗して行く宛のないルカをダレンは匿います。

以前からルカの美しさに惹かれていたダレン。セックスの時でも感情のないルカでしたが、だんだんとキスする事に感じる様になります。
少しずつ、ルカはセックスで感じる様になってきて、その様子にダレンはたまらなく溺れていきます。
ルカは基本、ガッツリ笑うって事はないんですが、料理を褒められて少し嬉しそうな顔をしたり、ダレンが元気のない様子を見て手を頬に当ててあげたり(ここはかなりキュンとしました)、ダレンの事を考えると気持ちが苦しくなったりする理由がわからなくて悩んだり、
体の関係は濃厚なのに、今まで無感情だった人間がダレンの事をもっと知りたくなっていく様子がとても可愛いってなります。そしてどんな表情もルカは美しいです。
考えてみれば、ダレンにとってもルカにとっても、幼少期から殺し屋に携わっていた事を考えると、お互い初恋なのか?なんて思ってしまって。ダレンの溺愛ぶりも、ルカが恋心を分からずに苦しむ様子も、気持ちとしてはとても純粋なんです!

ルカが2回涙を流す場面があるんですが、、その泣き顔は(どんなシチュエーションかは読んで確認してください。尊いです。)本当に、ダレンでなくても心臓を持っていかれました。

4

溺愛攻め!ありがとう!

作家様買いです。

先生が描く溺愛攻めが大好きなのですが、
今回もとても良い溺愛攻めを見させて頂きました~(*´▽`*)

殺し屋のダレン(攻め)と感情がない元殺し屋のルカ(受け)のお話で
最初は無表情だったルカですが、読み進めれば読み進めるほどに
可愛いルカを見ることができます(*´▽`*)
こんなにルカを変えたのは誰でもないダレンで、
溺愛攻め…!たまらん…!とニヤニヤしながら読みました。

ほんとに岡本先生が描く溺愛と、受けのエッチの時の表情…たまらないなぁと改めて思いました(*´▽`*)
今回も素敵なお話を読めてよかった~(*´▽`*)

4

可愛い…

ストーリーはシリアスで、可愛いお話ではないですが…。
受けのルカがどんどん可愛くなっていきます。
作中の「触れる度に新しい一面が見れる」とありますが、その通りで…エロ可愛いです。

こちらは、ハッピーエンドです。

カバー裏に設定があり、兄弟のビッチとブラコンの設定は却下されました…と、確かにそんな二人が出てきたら主役ですね。
ちょっとその設定も読んでみたいですが…。
彼らの最期も思い浮かんでいるそうで、読んでみたいです。
マスターの過去話も読みたいです!…でもこちらもバッドエンドですかね…。

主役二人以外もみんな良いキャラでした!
執着のヴィクター、攻めの姉妹、マスター、敵兄弟…。

ストーリーも溺愛で良かったです!















紙本購入
修正は太め白短冊です。

2

シリアステイストの溺愛♡

作家買いです(﹡´◡`﹡ )

個人的に既刊の中ではラークスパーの檻が1番好きで、
異国の香りと裏世界を匂わせつつ甘々な溺愛系がツボだったんですよね~!

今作はラークスパーのテイストと通ずるものがあり、
シリアスだけどベタ惚れ甘々なお話が堪能出来ました。
(岡本Kさんの作品はこの路線が一番好きかもしれぬ…)

そして!美麗なエロスは眼福です…!!(∩´///`∩)
彫刻のような美しさとバシバシ放たれる色気に、
生々しさや体温はしっかり感じられるエロス…!!!
はぁぁぁぁ~(∩´///`∩)~333 ウットリしちゃうわ。

今回は受けさんの設定も重なって、
また違ったエロスを感じられたのも良かったです♡


さてさて。

攻め:ダレン 殺し屋
以前1度だけ一緒に仕事をしたルカに心を奪われました。
ルカを愛していて、ベタベタに可愛がりたい系攻めさん。

受け:ルカ 元殺し屋
感情は必要ないと叩き込まれ完全な「無」に徹する男です。
感情がない故にどこか儚げな空気を纏う系美人受けさん。

殺し屋という生き方しか出来なかった彼等が出会い、
完全に消えていた感情を取り戻していくお話です。

これがめーーーーーっちゃ良くて……!!!
ルカは組織に指示されたことだけを遂行する殺し屋で、
無機質な人形・機械と周囲から思われているような人なんですね。

殺しの対象だったダレンに捕まった時も淡々としてて、
自由にしていいよと言われても何をしたいのかわからない。
わかるのは失敗した自分は"使えない道具"で"ただのゴミ"。

そんな風に淡々と自分を道具だと言っちゃうルカに
ダレンがゆっくりと愛を教え込んでいくんですよー!!!
セックスして甘やかしてルカが大切だと全身で伝えてね。

最初こそ無表情だったルカが
少しずつ少しずつ表情が和らぐのがめっちゃ可愛くて!
エッチの時に気持ちよさで小さく震えてるのエロいし、
エッチが終わったあとに初めて"恥ずかしさ"を覚えるのも良いッ…!!!

いやもうね、最初は"感じない"とか言ってたのに、
エッチの時に乱れちゃうギャップが悶絶モノなんですよ。
しかも恥じらいがちな乱れ方だから違う扉が開きそうな。

感情がないからベッドインしよっていわれたら
サクッとベッドに入るくせに…!なによもぅ!(大興奮)

愛の伝え方はエッチももちろんなんですが、
そっと頬に手を添える行為の温かさもグッときました。
これはダレンの過去にも通ずるモノで愛しさがあって。

ダレンが与えられた温かさを今度はルカに与える行為は、
優しさ・愛しさが広がっていくようですごく良かったです。

そして感情を知らなかったルカが、
ダレンに対する想いを考えて感じていくのが堪らない…。
(感情知らない子が知っていく過程に弱いのよ(;///;))

感情を知るのは良いことばかりじゃなくて
負の感情も思い起こされるのは辛かったですが、
ルカの辛さもダレンが包み込んでくれるから…ウウウ(;///;)

描き下ろし漫画は18Pもあってボリューム大◎
美しく可愛く艶めかしいエロスが堪能出来ました////
感情を出すようになったルカの可愛さが天井知らずで、
私は……私は……ニヤニヤして暴れ回っちゃうのよ……。

ちょっと引っかかったのは話を前後させる構成。
「あの時のご褒美」というセリフを先に持ってくるので、
あの時ってどの時?そんな描写なかったよね?と戸惑い。
その後に回想という形で"あの時"を出してくる構成は少々読みづらかったです。

最後にマイナスなことを書いてしまいましたが
安定の溺愛&エロスがたっぷり詰まってて大満足…!!
岡本Kさん大好きだーーーーーッ!!!ヾ(*´∀`*)ノ

5

殺し屋の甘やかな溺愛

殺し屋同士の恋物語と聞いて、シリアステイストかと思いきや
溺愛攻めと無垢受けというおよそ「殺し屋」に似つかわしくない
二人のデレ甘で濃厚な溺愛ストーリーでした。

過去回想で一部描写はあるものの、流血や痛々しいシーンもほぼなく、
二人の醸し出す甘やかな雰囲気にしっとり浸れる1冊となっております。

ある日、美貌の殺し屋・ルカから命を狙われた殺し屋のダレン。
けれど、返り討ちにされ、任務に失敗したルカは殺し屋として
価値が失われたとして命を投げ出そうとします。
そんな美しく不憫なルカに心惹かれたダレンはルカを匿い、
恋人のように愛するように…。

儚げで美しく、けれど一流の殺し屋として育てられたゆえに
その器には心が宿らず、温度のない人形のような殺し屋・ルカ。
出会った頃はちっとも人間らしさを感じられなかったけれど、
ダレンの甘い溺愛によってルカの氷のような心も身も蕩かされ、
次第に感情が芽生えてゆくのでした。

このルカの成長の日々がいとおしいのです。
第一印象はクールビューティーな殺し屋だったのが、
蓋を開けてみれば殺し屋以外の知識は何も持たず、まるで無垢な赤ん坊。
そんなまっさらなルカに一つ一つ優しく手解き、刷り込んでゆく
ダレンを見ているとなんだか子育てに近いものを感じました(*´×`*)

ダレンの深い愛に包まれ人として少しずつ成長してゆく中で、
教えられた優しさや温かさをダレンに返し、不器用ながらに
ダレンの役に立とうと頑張るルカが健気で愛らしくて、
胸がキュンキュンし通しでした♡

殺し屋としては長けているのに一人間としては世間知らずで、
ダレンや職場のマスターとの会話の端々にもピュアが滲み、
そのぎこちなさや落差がもうとにかく可愛い!
口角が少しだけ持ち上がるような控えめな笑顔も、
真顔でする天然な発言も、もう癒しの塊でした( *´꒳`* )

その反面、ダレンに触れられると途端に無垢さが消え、色っぽい表情に…
最初のうちはなんとか声を抑えているのに、ダレンから与えられる
気持ちよさに我慢しきれず乱れていってしまう姿が艶めかしすぎました///
そのくせ初めて知った快楽に囚われてしまうと初心っぽく恥じらい、
その困り顔がまた奥ゆかしいのに色めいて、ダレンの心をそそるのでした。

そんなルカを感情なきロボットから一人の人間へと開花させたダレン。
はじめは好奇心からルカを拾っただけかと思いましたがそんなことはなく、
最初から最後までルカを一途に愛し通す溺愛攻めでした。

ルカの危機には漏れなく駆けつけ、ルカへの愛情を言葉で、
態度で示して一切の不安を取り除く姿はまさしくスパダリと言っても
過言ではありません。

普段は冷酷な殺し屋なのにルカを前にするとデレが止まらず、
大人げなくなってしまったり、抑制できなくなってしまったり、
過保護で独占欲むき出しのただの恋人に溺れる一人の男となり、
溺愛攻めとしては完璧以外の何ものでもありませんでした♡

途中、ルカの前の飼い主が登場するも小物すぎてあっけなく退場し、
障害にもなりきれず、全体的にすんなりと展開してゆく印象でした。

この静謐でありながらもじわじわと甘みが溶け出してゆく空気感が
個人的には心地よくて好ましかったのですが、読み手によっては
若干物足りなさを感じるかもしれません。

描き下ろしではいつもは甘いながらもクールなダレンがルカの可愛さを前に、
抑えがきかず暴走してしまうエピソードにニマニマが止まりませんでした。

3

少しずつ生まれる感情

岡本K宗澄先生の既刊作品は殆ど拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
エロ 3
溺愛 3
ギャップ 2
美尻 2
な感じだと思います。

殺し屋のダレンさん×感情が無い殺し屋のルカさんのカプです。

感情や意思が無く、仕事を黙々と熟す。まるで機械の様な美しい殺し屋のルカさんとかつて仕事を共にした同じく殺し屋のダレンさん。しかし今度はルカさんから命を狙われてしまう。だが、ルカさんの仕事は失敗。組織に追われるかもしれないルカさんをダレンさんは拾い、様々なことを教えようとする。

所属していた組織の者に、お前は何も考えるな、意思はいらない疑問も抱くな、などと教え込まれた為、感情が無いルカさん。その為か、ダレンさんとの絡みにも抵抗が無いようで。
身体を重ねる行為に快感を得たことがない、と言ったルカさんですが、まぁ早くも快感を覚えましたね。ダレンさん相手でも、身体を数回重ねないと感じないのかなと思っていたのですが、ダレンさんとの初めての行為であっさり感じてて、それにはあれ?と思ってしまいました。でもやっぱり普段無表情なルカさんが快感で乱れて、それに戸惑っている姿がとてもエロくて大変美しいです。

あと個人的に、ダレンさんもルカさんも身体中、指先に至るまで傷跡だらけなのに、ルカさんのお尻は傷一つ無い美尻なのがめっちゃ萌えました。絡み描写でちょこちょこルカさんの美尻が拝めるのでとても興奮します。

カバー裏の若い頃の現マスターが凄く格好良くて、前マスターとの話がめっちゃ気になったので、番外編でもいいので読んでみたかったですね。

少しずつ表情や意思が生まれてきて、ダレンさんに対する心の機微が何なのか、戸惑いながらも向き合っていくルカさんが儚げで、ゆっくりでいいからちゃんと幸せになって!と思いました。ルカさんに対するダレンさんの溺愛具合も絶妙なので、是非とも読んでほしいです。

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