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hanayaka na junjou
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
崎谷はるひ先生の作品で、私にとってこの二人は一番好きなシリーズであり、この本は一番好きな作品でもあります。
1冊丸ごと表題作です。
シリーズものの中では、単独で読める作品もありますが、これは今までの本を読んでいた方が良いものです。
主役の片方である慈英(攻め)が事件にまきこまれ、小山臣(受け)に関することだけ記憶喪失になります。今までの会話やできごとが断片的に出てくるので、前作を読んでいないと話についていけません。
切なさ全開の内容でした。忘れられた臣もですが、後半の慈英もでした。
終わりを決めてしまった臣に対して、湧き上がる感情。自分への嫉妬。切ないです。
そして慈英が臣を忘れてしまった理由が予想外で、それでいて拍子抜けとかガッカリせず、臣と一緒にちょっと怒りました。
慈英が臣にだけ邪険にする理由が、久遠が予想した「甘えている」ものでなく、「今の俺を見ろ」という自覚のない嫉妬からのものだと分かり。記憶をなくしていたというのに、実はあっという間に臣に惹かれてしまっていたというのが素敵でした。
記憶が徐々に戻る中、もう一度好きになって身体を重ね、記憶を取り戻して、絵の前で再び抱き合うという場面がすごく扇情的に思えました。
このシリーズは二人の恋愛模様がメインではあるのですが、臣が警察官でもあることから事件への解決もちょっとあったりして、飽きない展開になっています。崎谷先生の他の作品はちょっと合わなかったという方もぜひ読んでみて欲しい、そんなお勧めのシリーズ、お勧めの作品です。
神越えです。殿堂?もう思い入れのある1冊になりました。
この作品に関しては是非シリーズを一気読みして挑んでいただきたいです。
1作目からの年数の幅が凄いので最初の方の内容をあまり覚えてないとかで読んで
欲しくない作品。
慈英×臣シリーズのまさに集大成の巻なので他の巻の内容を深く覚えていればいる程
味のでる作品です。
『インクルージョン』は読まずにこの作品を読みましたがそちらを読んでからまた読み返してみたいと思っております。また、違う顔を見せてくれるかも。
記憶喪失という言わば王道設定をここまで活かせるというのはやはり作家様の思いいれの
強さと、力量によるものではないでしょうか?
もう受様・臣の気持ちを思うと胸が締め付けられて、涙涙でしたよ・・・
臣が記憶喪失ではなくて攻様・慈英が記憶喪失というところにも意味があるんでしょうね・・・
7年間愛を注いだ慈英があってこその臣だから自分からも逃げず向き合い、結果をだせたん
だと思います。
たとえ慈英が自分のことを忘れても慈英を愛していることは変わらないと。
正直慈英が記憶と取り戻すきっかけはあれしかないなと、思っていたので一体どこで
慈英があれを見つけて思い出すのかと思っていたら、いい意味で裏切られました。
記憶がなくなったとしても、また好きになってしまう。何度だって恋に堕ちる。
お互いが自分の揺らがない真実に気がつき、さらに想いを深めたすばらしいお話でした。
慈英が7年間の記憶をもっている自分に嫉妬してしまうくらい臣を愛していて大事なんですよね。
今更ながらにシリーズを一気読みできてほんと不幸中の幸いになりました。
シリーズものの中でも凄くよくできている作品だと思います。崎谷先生が時間軸がこれほど
開いているにも関わらずそれを感じさせてない文章力はもう感服です。
1番喜ばしいのは入籍問題に区切りがついたということ。
ここで終わらせてもすごく感性度の高い作品だとは思いますが、もっとこの2人を見てみたい
というのが本音です。
まだ、読んでない方がいらっしゃったら是非1作品目から読んで頂きたいです。
私は、このシリーズの一冊目がそれほど好みではなく、以前は続きを買うつもりは全くありませんでした。
そんな私の手許に、今、シリーズ全てが揃っているのは、泰ぴかさんの情熱あふれる一連のレビューに、心を動かされたためです。
レビューの力ってすごいな、私も誰かに良い影響を与えられるレビューを書きたいな、と思います。
自分は作家買いはしないタイプではありますが、たくさん読んだ崎谷さん
作品の中でこのシリーズが一番好きです♪
その中でもこの「はなやかな」が一番好きです
攻めが受けの記憶を失ってしまうという王道な展開ですが、その後のや
りとりが巧みです。
いつも、なんでもやさしく受け止める攻めがノンケだった故の受けの存在
の拒否っぷり
そしていつも甘えてばかりの受けが静かにそれを受け止めようとする様子
(年上受けだったのをこのとき実感したのでした)
また攻めが記憶を思い出さなくても受けに惹かれていく様子
思い出さないままの再Hはとてもよかったです
結局思い出すのですが、思い出す理由も確かに彼らしい
挿絵も色っぽく綺麗で申し分ないです
王道展開ではありますが作者さんの個性が出ていてぜひとも読んでいただき
たい1冊だと思います。
読み返したけど、やはり私の中でシリーズナンバー1です(/_;)
なんど読み返しても記憶喪失になった慈英に傷つく臣が可哀想だけど萌えすぎる!!!
今まで慈英が臣を傷つけるなんて天地がひっくり返ってもあり得ないことだったんだけど、ここにきてまさかの王道記憶喪失ですからね。キター\(^o^)/ーーですよ。
何度も泣きましたよ!えぇ!
本当に二人の愛を感じれる一冊でした。
結局記憶戻らなくても慈英は臣を好きになるんです!もう本能です!
完全に思い出すのは、Hした後になりますが、その時の翌日濃厚Hと、照英×未紘+臣の慈英が入院中~の裏話が載っている小冊子も合わせて読んで頂きたい!!
個人的には特に、特に、特に!!翌日濃厚Hを(*^_^*)
もともと崎谷先生のファンで読んだシリーズですが、蓮川先生のイラストも綺麗で蓮川作品も買い占めるきっかけになったシリーズです。
切なくて何度も胸が締め付けられました。
慈英が無意識に臣を頼っていて、それが臣にとって傷つける言動であってもちゃんと寄り添ってあげる姿に臣の成長を感じました。
しかし、恋人にこんなことを言われたら悲しい…慈英はやく思い出してと何度思ったことか。
CDも聞きましたが本とは違う良さもあり、神谷さんの声がとても臣さんで素晴らしかったです。三木さんも声も記憶喪失前後で声質が違うのもさすがです。
シリーズがどのお話も分厚いので読むのに躊躇って放置をしてたのですが、読んでびっくり音速で全シリーズ読破しました。
2人の距離感や夫婦感、読み進めてくうちにとてもほっこりとします。
こんなに泣いたBLは初めてかもしれない…
もともとそんなにBL読んでも泣かないけど、これを涙なくして読める人はそうそういないと思う。
最初のしなやかな熱情だけ知ってたけど、ちゃんと全部読もうと決めた!
臣と慈英のどちらも本当に素敵。
臣は、健気だし可愛いし優しいし強いのに脆いし、全てが愛しいです。
受け贔屓しがちなわたしだけど、この作品は攻めの慈英もこの作品だととても苦労されていたけど、本当にいい味を出すというか、臣さんをよく引き立ててくれるし、その上慈英自身も魅力的で…たまらないカプです。
はあ…読んでるときは切なくて何度も泣いて胸が苦しくなったけど、ラストはすごいニヤニヤしながら読んでた(笑)
慈英×臣シリーズ5作目(本編4作目)ですね。
最初の三部作プラス番外編短編集のあとの、謂わば第二部1作目になります。
ストーリーの大元になるのは慈英(攻)の記憶喪失です。
私は『記憶喪失』ネタは、たとえベタと言われようとダメじゃない、むしろ好きなくらいなんですが、こちらはなんとも微妙でした。
だからといってつまらないわけではないんですよ。
本の厚み以上に読み応えもあります。決してキライじゃないんです。
ただ、すごく好きか・面白かったかと訊かれるとなんと答えていいのか・・・
まあ『記憶喪失』の時点で、(明らかなコメディ・ギャグでもない限り)切ない・あるいは重い・痛い方向に行く、イヤもっと言うなら結局行き着く先も読まなくてもだいたいわかっています(まあ主に『記憶が戻る』か『戻らないけど新たに~』かという選択肢はありますけどね)。←もちろん『崎谷さんだから絶対ハッピーエンドのハズ』と信じられるからこその安心感です。
そのあたりはもうお約束で構わないんですが、これは途中経過が読んでてなんとも気の滅入るストーリーでした。
たぶん、キャラクターが好きなら臣(受)に感情移入したりして、切なさを堪能してすんなり入り込めたんじゃないかとは思います。
でも、私はシリーズここまでのレビューでも毎度書いて来ましたが、もともとキャラクターがあまり好みじゃないんですよね。
イヤ、キャラクターだけでなく、このシリーズ自体が設定その他苦手要素しかないと言ってもいいくらい。
それでも、ここまでやんなくていいよ・・・とげんなりしつつも最後まで逸らせず読ませるのはやっぱりスゴいとは思うんですが。
ただ、H描写が(シリーズ比で)少ないのは個人的によかったです。とにかく、ギリギリまですれ違いの膠着状態が続くのでHシーンの入れようがないってことなんでしょうけどね(だから慈英の『夢』が挟まったのかな)。
いやもう、今作に限ったことではないんですが、相変わらず疲れるシリーズだなあという感じです。
結構好きなのは確かなんですけどね。いろいろ言ってはいても続きが出たら絶対買って読みますし。
う~ん、評価はこちらもかなり迷いました。
確かにもう堪らなく好き!とは到底言えないんですが、1作目の『しなやかな熱情』と同じく、これはもう『萌』や『萌×2』では表せないと思ったので『神』で。←これもまた『しなやかな~』同様に『個人的神級お気に入り』(本棚の『私の神』入り)ではないですが。
ありがちな記憶喪失ものではありますが、楽しめました。
和恵が慈英に送ったメールの件のところでは、何度読んでも涙が出てしまう。
ここではじめて臣が年上なのだなと実感できたようなそんな感じがしました。
後半、読みながら記憶が戻らないままどんどんページが進んでいって、どうなるのー!?と焦りましたが、戻ったとのことで一応すっきり。
でも、釈然としない所があったというか、最初の記憶が戻る件がじゃっかん無理を感じた気もしなくもないです。
でも、臣がかわいかったので、すべてはありだなぁとほんわり。
シリーズ4作目。BLではテッパンらしい記憶喪失ネタです。
事件に巻き込まれ、なぜか臣に関する記憶だけ失ってしまう。
慈英に「小山さん」と呼ばれるたび焦れる臣だが、
医師から「忘れていることについて詳細を語らないように」
という注意を受けたこともあって、自分が恋人だと告げられない。
だいたい、もともとヘテロだった慈英と、
両想いになったこと自体が奇跡だとわかっているだけに、
好きになった過程の記憶がないのに、
男同士だけど恋人でしたなんて言っても
理解されるわけがないもんね。
個人的には久遠がよかったです。
久遠がメインのスピンオフが読みたいなぁ。
‥無理だと思うけど。
日曜日の午前4時に2時間かけて読了しました。気づいたら泣いてました。むちゃくちゃ分厚いけどむちゃくちゃいい本です。
ネタバレしちゃったらおもしろさ半減するのでネタバレしないでいきます。感想としては、切ないし泣けます。トラブルとかもたくさん起こったけど、結果的に記憶障害が2人を前に進めたんだと思います。あと、情景描写がめっちゃうまいです。慈英が頭痛で倒れるシーンも、慈英の視界に映っているものが精密に描かれていて、なんか感動しました。
恥ずかしながらこの本がシリーズの最終作(?)ということを知らなくて、なんか1番最後から読んじゃったんですけど、ほかの2冊もちゃんと読みます。