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カラダとココロどっちが大事?
unmei no hana
2巻ですので、1巻を読んでいることが前提になります。
ちょっと普通の人間と違う「魔の法使い」や「華珠」の話です。
有希(攻め)は、魔法が使える「魔の法使い」。婚約者の春燕(受け)は「華珠」で、「華珠」はセックスをしないと生きられません。有希は春燕を好きだと自覚しますが、春燕にとって有希はセックス相手としか思ってもらえないようで…というのが1巻です。
「運命の華」表題作。8話から14話完結編まで。
「番外編1」7話のすぐ後。熱を出した有希の話。
「番外編2」11話直後、春燕を好きだと自覚した有希の夜の話。
「番外編3」槇×透。1巻その後の結ばれるはず…だった夜の話(笑)
「その後」レオとウィリアム、槇×透、有希×春燕のその後描き下ろし。
「特別番外編」表紙カバー下に槇×透の四コマ漫画。番外編3の続き。
メインストーリーで「華珠」の設定がぼやけていたのが残念でした。
終盤に悪役が登場して「春珠」をセックス相手に派遣しているような発言をしていますが、「春珠」は「真の対象」以外の相手と交わるとその相手を不幸にします。春珠はみんな美人ぞろい&セックス上手だとしてもそんなに需要がないのではと思いました。また、「魔の法使い」は「春珠」相手だと絶倫だというものでもなですし彼自身にも不幸が訪れていますので、春珠が長続きするという意味が分からず…。後からあれこれストーリーを作っていったんだなぁという感じでした。
有希が花を出すレベルの「魔の法使い」という設定は面白かったので、ラストの奇跡では主役二人だけでなく、他の「魔の法使い」も「華珠」も普通の人間になったというのを強調したらもっと良かったかもと思いました。
ただ、キャラや全体的なストーリーは読みやすいコミカルテイストで楽しかったのです。「ジジイもババアもイケる」というレオがやけに輝いていたのも笑えました。