カラダとココロどっちが大事?

運命の華 2

unmei no hana

運命の華 2
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%
著者
角田緑 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス Cita Citaシリーズ
発売日
価格
¥657(税抜)  
ISBN
9784832287129

あらすじ

堅物の有希とHなしでは生きていけない特異体質の春燕は成り行きで同棲中。お互い身体は知り尽くしているのに心は手探り状態の日々。しかし、春燕の内面に触れに有希の彼に対する想いは少しずつ深まっていた。「愛している」と告げたい。そう思い始める有希だったが、そこには大きな障害が!!真面目リーマンとフェロモン美人の恋を描いたドラマチックラブ遂に完結。お楽しみ描き下ろし付き★
(出版社より)

表題作運命の華 2

中村有希 サラリーマン 25才
薛 春燕 華珠

同時収録作品運命の華

槙 秘書
柳瀬透 華珠

その他の収録作品

  • 運命の華
  • 運命の華ー番外編
  • 運命の華ーその後

レビュー投稿数1

面白かったですが「華珠」の設定はいまひとつ

2巻ですので、1巻を読んでいることが前提になります。
ちょっと普通の人間と違う「魔の法使い」や「華珠」の話です。
有希(攻め)は、魔法が使える「魔の法使い」。婚約者の春燕(受け)は「華珠」で、「華珠」はセックスをしないと生きられません。有希は春燕を好きだと自覚しますが、春燕にとって有希はセックス相手としか思ってもらえないようで…というのが1巻です。

「運命の華」表題作。8話から14話完結編まで。
「番外編1」7話のすぐ後。熱を出した有希の話。
「番外編2」11話直後、春燕を好きだと自覚した有希の夜の話。
「番外編3」槇×透。1巻その後の結ばれるはず…だった夜の話(笑)
「その後」レオとウィリアム、槇×透、有希×春燕のその後描き下ろし。
「特別番外編」表紙カバー下に槇×透の四コマ漫画。番外編3の続き。

メインストーリーで「華珠」の設定がぼやけていたのが残念でした。
終盤に悪役が登場して「春珠」をセックス相手に派遣しているような発言をしていますが、「春珠」は「真の対象」以外の相手と交わるとその相手を不幸にします。春珠はみんな美人ぞろい&セックス上手だとしてもそんなに需要がないのではと思いました。また、「魔の法使い」は「春珠」相手だと絶倫だというものでもなですし彼自身にも不幸が訪れていますので、春珠が長続きするという意味が分からず…。後からあれこれストーリーを作っていったんだなぁという感じでした。

有希が花を出すレベルの「魔の法使い」という設定は面白かったので、ラストの奇跡では主役二人だけでなく、他の「魔の法使い」も「華珠」も普通の人間になったというのを強調したらもっと良かったかもと思いました。

ただ、キャラや全体的なストーリーは読みやすいコミカルテイストで楽しかったのです。「ジジイもババアもイケる」というレオがやけに輝いていたのも笑えました。

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