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短編が、いくつか入っているんですが、どの作品の攻めも、S入っていて、ツボでした。
無意識にSなところが、いいですね。
さ~SMやろう!って意気込んでるわけではなく、自覚しているわけでもなく、受けがなんかいじめてほしそうで、いじめると興奮するな~みたいなね。
中でも、親の再婚で、義兄弟になるCPが、かなりよかった。
別にどんな設定でもよかったんだけど、弟×兄設定ってのも、萌えツボだしね。
自覚がないどM兄と、S気味の弟。
弟が純粋なSで、思い切りがいい。思いつきでスパンキングしちゃってるし。
お兄ちゃんも、乳首つねられて噛まれて、感じすぎて、前をさわっていないのにいきそうになるところとか、すごくかわいい。
「イッたらもう叩いてあげない」って弟に言われて、前を握りしめて、せき止めて、イクのを我慢するお兄ちゃんが、またかわいい。
しかも、前を握ったままイッてしまって、ナニが赤くはれてしまったりと、萌えるプレイが、さらりと盛りだくさんです。
普通のBLに飽きた方にはお勧めです。
この作者さんは「れんあい爆弾」は読んでいたのですが、いつの間にかカバーの絵がとっても自分好みになってる!!ステキ!!(*ノノ)キャ-
というわけで表紙で買いました('-'*)
随分イラストが変わったんだなぁとおもったのですが、ぺらっと表紙をめくって口絵をみたら、あれ?変わってない??モノクロになったら、あれ!?全然変わってなくない?!な感じw 裏表紙をみてみたらそんなに絵は変わっていませんでした…orz ネットで買うとどうもしても表紙くらいしヵ…( ´△`) でも苦手と言うわけではないから、まあいっか!('▽'*)
1作目の最初の攻の暴君っぷりに、うっ。この本ついていけるかな…っておもったのですが、読み進めると意外に暴君って程暴君でもなく、ただの不器用?って感じだったので大丈夫でした。
くっついちゃえばそれもプレイだしね!('▽'*)
あらすじにあるように、攻めがSっぽくて受けがMっぽい話が目立ちますが、言葉攻めやらSMプレイチックなのやらがあるだけでがっつりSMはないので読んでも痛い痛い!><ってこともなく、気軽に読めました('-'*)
それと全体的に擬音がエロイですw 結構この描き方嫌いじゃないな~。むしろいいかもしれないっ!(*ノノ)キャ-
エロシーンは結構アレもがっつり描かれてるのでちょっと好みが別れる所かもしれませんね~。少しだけ隠したらもっとえろく見える気も…!(*ノノ)キャ-
ちょっと暗めな話もあったけど、どの話もハッピーエンドでエロもありーので面白かった!特に、表題作がおもろかったので、自分的には当たりでした~('▽'*)ぐずぐすの受けがかわゆかったですよ~★
表紙・裏表紙・口絵カラーを飾る表題作は後半に出てきます。
酷薄そうな眼鏡攻めと、遊び人で自分に自信のある受けのお話。
受けの謙十はヒモ体質で、自分を養ってくれる新しい宿主に眼鏡をかけたサラリーマン門倉を選ぶ。
自分の方が上手と思いきや、門倉の方が何枚も上手で。
料理もベッドでのことも自信があったのに、駄目だしをされてしまってプライドが傷ついてしまう。
謙十は反発するものの、負けず嫌いの性格が働いて家事も料理もベッドでもリベンジだ!と頑張っていたら…気が付けば、なんだか上手く乗せられて何時の間にやら門倉ペース。
しかも謙十はいつの間にか門倉にハマりこんでいて。
色々頑張っているのにねぎらいの言葉も無ければ、褒めもしない。
ベッドでのことも、こんなに執着して抱いてくるのに「好き」も「いい」も言わない。
なのに、出て行くと言ったとたんに門倉は「どういうことだ」と引きとめてくる。
しかもちょっと必死な顔して焦っている。
おお?なんでだ?
表情も変えない冷たい男かと思いきや今までのは優位に立つためのポーズで実はヘタレなのか!?
そんなことを思っていたらなんてことはない、門倉は実は不器用な男だったのです。
謙十のことを引きとめる為に必死になって謙十のことを褒め、そしていかに気に入っているか語る門倉。
しかも、ここにきて目を合わせないヘタレっぷり。
鬼畜かと思いきやの不意打ち的ヘタレでかえってキュンときました。
反則的ヘタレめ!
門倉はかなり好みのタイプの容姿だったので、性格も見たまんまSで鬼畜ぽく、たまにあるデレ部分が見えるだけならこの作品「神」にしてましたが…ヘタレかぁ。
ちょっとだけ残念。
描き下ろしの『不機嫌な猫』でも門倉の無表情に猫をあやす姿のギャップが面白かった。
そして預かり猫の愛を一身に受ける門倉に謙十が嫉妬したかと思えば、猫を抱きしめようとする謙十に門倉が嫉妬するという、もう勝手にやってろと言わんばかりのふたり、バカップル成立です!
全体的に攻めがSで、受けがMな話が多かったです。
とはいえ、凄くSM!ってわけではなく軽い言葉攻めが主で肉体的に痛いのはほぼありません。
肉体的に痛いのは『暴君ごっこ』『暴君の憂鬱』でお尻を叩くプレイとちょっと抓るぐらいなので、SMぽい話が苦手でも読める範囲だと思います。
他の方も書かれていますが、受けが綺麗or可愛い顔のわりに裸体が「脱いだら凄いんです」的筋肉質に描かれていますので、ちょっとアンバランスさを感じる部分もありました。
どんだけ筋トレしているんだ?とか思ったら負けです。
ジムには週何回通ってらっしゃる?
いやいやいや、ここはさらっと流さないと。
…が、個人的に薄っぺらい体の描き方よりも厚みを感じられる方が萌えるので、不快に思うよりも萌えの方が大きかったのですが。
短編集かつ一編の頁数が短いので、けっこう即物的なイメージ。
くっつくまでの話はそれなりにありますが、最終的にイタすことが目的と言いますか。
それが物足りなくもあり、その短さ軽さがBL読んだな!という満足感でもあります。
あらすじの「俺を罵って欲しい」というインパクトのある台詞は短編『とめどなさそうなボクら』という話の台詞でした。
どうしてあらすじが表題作のものではないのかがちょっと疑問。
エロエロ、グズグズ。比較的旧い作品ですが、修正は局所に小さな白丸。
硬そうなアレは結構淫ら。そして、黒い吹き出しに白い平仮名で「ずぷっ」「ぬちゃ」と書かれている擬音。これぞ上川きち先生スタイル‼︎ といった感じの短編集。
ちょっぴりS攻めな恋人たちが、愛するドMの彼氏の為に頑張っちゃってます!
◆「暴君ごっこ」「暴君の憂鬱」
親の再婚で義兄弟になった安晴は、親にも言えない性癖を義弟・陽輔に知られてしまう。
口止めに陽輔の言いなりになる安晴だったが…。
幼ない頃、安晴は公園で大人に無理矢理襲われかけた経験があり、それはトラウマになっている。
忌まわしい事件だったので、忘れかけていたけど。その時助けてくれたのは、幼ない陽輔だった。
という、シリアスでエッチなストーリー。
後半は、性癖にさらに開眼した安晴の為に新たな扉を開けることになる。
オレ様な陽輔を翻弄しているのは、実は安晴の方っていう。惚れた弱みだから仕方ない♡
◆「また君に恋してる」
自分の性癖を友人に打ち明けられなくて。6年越しの想いがある日バレてしまう。
想い弾けて、即エッチ!
◆「ここは楽園のとなり」
確かに楽園かもしれない。バツイチで、地味に村の行政センターで職員をしていた空見は、転がり込んで来た大学生の面倒をみる事になる。
都会で疲れてしまった彼らが穏やかに睦み合う。この村は確かに楽園かもしれない。
バツイチ、つまりノンケの筈の空見が乱れる様子が煽情的で淫ら。
◆「いとしいとしという心」
可愛かった幼馴染が、8年後、デカい男になって目の前に現れる。あんなに可愛いかったのに。
膝の上に乗せられて、乱されてしまうなんて⁈
◆「とめどなさそうなボクら」
合コンよりも、友達である水江に罵られたい‼︎と、告白してくる和。その要望を聞き入れるだけでなく、結局致してしまう。感じている和が色っぽいから仕方ない。
◆「ほめてのびる恋だから」「不機嫌な猫」
ここでやっと、表題作に。ツンデレ猫ちゃんを飼う、クーデレ彼氏のお話。独占欲を感じた時点でもぅ、相当惚れてるのにね。
表題作が薄味でビックリ⁈ どれもこれもが、設定が美味しそうなのに、パパッと終わっちゃうから、残念。いくつかは中編で読みたいかも。エッチの修正が薄めなので、短いなりにエロ度は高め。
この作家さんの描く身体ってこんなに筋肉割れてましたっけ!?
顔が女性っぽいのに受けちゃんでもがっつり8つに割れてる腹筋におおーっっっ!!ってなっちゃいましたww
特に『ここは楽園のとなり』の奥さんに逃げられた公務員v
ギャップがたまりません♪♪♪
あ、、、身体の事しか書いてない~
上記の公務員モノを除き、攻め様はどれも俺様だったり暴君だったりご主人さまだったり、
受けちゃんは、ドMだったりと、ほんのりエスエム風味でした。
やはりこの本の中で表題とその続編の2本が一番よかった。
ヒモ生活をしていて浮気で追い出された謙十が新たに見つけた寄生先のリーマンの門倉。
ところがこの門倉がウルサイのなんのって、文句ばっかり言う割に甘やかしていて、そのバランスが絶妙v
鞭と鞭風味なんだけど、飴と鞭なのかな?
しかも居候させてもらっている身の謙十は一生懸命甲斐甲斐しく門倉に答えちゃうんで、門倉好みにいつの間にか育てられちゃってww
いいなーこういうの。
あっけらかんとして、ちょっと鬼畜で、ちょっと無自覚ドMで♪
実はラブラブのあまあまバカップル?
『不機嫌な猫』で門倉のツンデレというか謙十への溺愛MAX話。
表情を変えずに色々やってしまう策士の門倉キャラが、すごく好みでしたw
『暴君シリーズ』では義理の兄弟になった弟の年下攻め。
お兄ちゃんはMだった?週替わりの王様ごっこといいながらMの為、それでも王様?なプレイはエロ面白いw
『とめどなさそうなボクら』では友人に罵られた言葉に興奮した同級生が、お願いして言葉責めをしてもらう話ww
Mの開花ですね♪
どれも、好き→即エチ→初めてでそんなに感じるのかーー!?
ですが、不快ではありません。
笑って許せるのは、どれも明るくてジメジメしてなくて、全然痛くないから、だけどバカじゃないからですねww
何気にテーマやトーンのまとまった一冊で、デキは良い方だったのではないでしょうか。
楽しませてもらいましたw
帯『俺を罵るその声、その瞳、その表情、
君のすべてが快感。』
表題作他短編集。
自分は兄弟モノスキーなんで一番目当ては巻頭の「暴君ごっこ」とその連作。
両親同士の再婚、連れ子同士で義兄弟モノの弟×義理兄受。
弟の陽輔〔攻〕は表面上は優等生ですが、いざ安晴〔受〕と2人きりになると暴君に変身。
更に、安晴はゲイ雑誌で自慰していた所を、陽輔に目撃されてしまいそれを母親にバラさない代わりにとセックスを強要されちゃってます。
そんな兄弟と、過去に起きた幼児性的悪戯事件が絡んできて、そして安晴はかつて陽輔に出会っていた事に気付く。
目出度く義兄弟で恋人になった2人ですが、一緒にラブホ行ってたまたま見たAVに刺激されて軽くスパンキングプレイなんかもやっちゃいます。
ただ読んでいてどうも気になるのがエロシーンでの効果音の描き方。
黒枠内に白文字抜きでエロ効果音が入るんですが、それが多様され過ぎてて一コマで見る分にはともかくページ単位で見るとなんか変。
これはちょっとバランスを考えて使った方がいいんじゃないかなーと思いました、せっかくのエロシーンなのにそれが気になっちゃったですよ。
他の話も平均はクリアって感じかな。メインキャラにバリエーションがもう少し欲しい所。
他の方のレビューにもあるように、
確かに脱いだらすごかった、、、、
上品そうな眼鏡美人なのに、めくったシャツの下が昭和ライダー状態、、、
かりとかほうひとかうらすじとかもガッツリ、、、
当然、しるてきなものもたっぷりとぷとぷで
ぬちぬちっぬっちで、ずくずくっずっくんで、
けつごうてきなシーンのコマに繰り返されるひらがなの効果音、、、
何か、地味にボディに効いちゃう破壊力、、、
効果音的なものに、ひらがなが多用されているので、その「音」をつい全部読んでしまうから、必要以上にダメージ受けちゃうのかなぁ、、、
なんだかとっても、ごちそうさま、でした。
そして、やっぱり、連れ子同士でも、兄弟がお家でやりまくりSMごっこ状態は、なんだか生理的に受け付けないみたい。
短編だから仕方ないとはいえ、「即エッチで、しかも感じまくる」パターンばかりだったので途中から「またか…」と食傷しちゃいました。
一編一編をバラバラに読んだならそうは感じなかったかもですが、毎度のように受けがあり得ないほどの乱れ方をしてるのを見せられると、お腹いっぱいになってしまう。飽きてくる。
もうちょいバリエーションが欲しかったなと思いました。
ソフトSM(攻めがS、受けがM)なエッチが好きな方にとったらツボかもしれません。