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「表紙」
美麗なイラストのお二人…カメラ目線です(笑)
「ポストカード」
攻様らしきヒゲのお人、年齢不詳ですねぇ。
「ア・プリオリ」
同人誌風な童顔、でも彼らは立派な研究者なのね…
「欲情、はじめました」
このお話、描き込み方がエロいです。
あーんなトコロまで、しっかりと!
「ベッドからはじまる」
絵柄は少年漫画風、でも逃げも隠れもしないBLですよっ!
「10年たっても愛してる?」
BLに眼が慣れてくると、こういう…
ノンケの男性がとても新鮮になってきます。
「夜明けの犬」
小乾君、だめんずを卒業しようね~(笑)
「らぶ色・フェロモン」
これほど初々しい32歳なんて…もはや国宝級!?
「抱きしめてダディ」
着実に問題をクリアしていってるカップル、
強いなぁ…この人達。
「微熱の果実~バタフライ・スカイ~」
主人公たちよりも、理路整然としたセルゲイに萌えましたよ。
「その手の熱を重ねて」
最終回なのに、ベッドシーンが無しですか? それは無い~
「恋玉響」
少女漫画ではよくある平安妖気モノです。
主人公の顔が、男の娘っぽいかなぁ…。
「ワールド・ワールド リライト」
教師になりたい主人公の容貌が…
既にお堅い教師みたいでした。
「目障りな男」
リアルでもありそうなお話☆
友情1歩手前で恋愛してるような…?!
「やんごとなき若君様の恋愛」
ラストのお父上…あんなにあっさりと交際を認めてOK?
「艶色遊戯」
攻様の肩幅が…レスラー並みに広かったです。たくましい..
「征服者とケダモノと僕」
ラストはお屋敷のファミリー総出演でしたっ☆
「とのとのとのこのなんとかしま~す」
腐女子と一般ってのは…価値観180度ちがうんですねぇ、はい。
「俺様領域」
学ランとブレザー、どちらも捨てがたい!
「運がいいとか悪いとか」
憧れの上司様が、凄く普通で…意外でした。
今号から「ダリア」はリニューアルされています。
そういえば…読者ページのキャラクター達が、
花屋さんスタッフから、王子様達へと変身しましたね。
さてリニューアル部分といえば…もうひとつ!
今号から、雑誌の紙が…心なしか薄ーくなっているのです。
出版事情などは全く知らない素人ですので、実のところは不明ですが..
これは続くBL界不況の影響のせいでしょうか?
それとも、薄い紙のほうが(実は)高価なのかは不明です。
どちらにせよ紙が薄くなるくらいは、どうってコトありませんよねぇ。
(↑内容が薄くなるよりは、百倍もマシです!)
ここ数年、消えていったBLレーベルも、BL雑誌も…1冊や2冊ではありません。
できれば、生き残って欲しいなぁと思います。腐女子としては切に☆
☆最終回が三作
富士山ひょうた「その手の熱を重ねて」/角田緑「やんごとなき若君様の恋愛」/東里桐子「征服者とケダモノと僕」
☆初登場の作家さん3名 飴屋カナメ/ミズノ内木/ 後藤ユキ
☆神葉理世 新作掲載!
【Daria今月のイチオシ】
館野とお子さん「運がいいとか悪いとか」第二話
前号に引き続き、これは面白い! リーマンものです。上司の国富さんに密かに想いを寄せている岡田。その片想いに気づいて(?)急接近してくる他部署の加賀谷。同じ会社のリーマン3人が主な登場人物。
さて、岡田は国富さんへの想いを已然として自分の胸の中にしまい込んでいる状態で、進展させようとする気配なんてまったくなしなんですが、このかたくなな感じを見てると、最終的にもこの片想いは片思いのまま成就しないのではと思えてくる。岡田的に、今の関係が壊れるリスクを考えると何もできない、このまま上司と部下としていられればいい的な感じ……。気持ちはすごい分かるけど、このままじゃストーリーも進展しないわけで、今後どんな力が加わって話が動くんだろうな~と予想をせずにはいられません。てかもう加賀谷しかいないっしょ!と思ったけど。加賀谷は登場した時はあて馬だったけど、最終的に岡田とくっつくのは彼なのでは。ウザイ奴だと思ってたけど、それだけじゃなくて、なんか魅力的なんですもの……。私の希望としては、もう岡田の片思いは実らないでいいから(国富さんサヨナラ)、早いとこ加賀谷に犯られちゃってほしいです!
【Daria今月の初登場】
ミズノ内木さん「目障りな男」
これはパッと見た時、正直なところ「絵があんまり…」と思った。嫌いな絵ではないけど、攻めと受けの顔がすごい似て見えちゃったんだもの。でも読んでみたら、中身はしっかりしてて面白かった。話はゲイだという噂のある社員がノンケの社員からからかわれるところから始まる。当然仲は悪めだった。でも仕事で意気投合して、恋が芽生えたんだか芽生えてないんだかみたいな流れ。このゲイと噂されてる人(受けっぽい)のキャラが新鮮でした。ある意味誘い受けに分類されるのかもしれないけど、なんていうか見事な手腕、すごい恋愛上手だと思う。ラスト無理に終わらした感じじゃなかったのも良かったです。
【Daria今月の注目!】
神葉理世さん「俺様領域(エリア)」
幼馴染み、高校生ものです。一応高校生だけど、絵柄的にやんちゃな感じ、男の子の子供っぽさを存分に残した感じで云々……、というのは説明するまでもないところですね。えーと、自分の萌えのドストライクに来るかってのは元々の嗜好が大きいと思いますが、神葉理世さんはどんなタイプの話でも普通に上手くて安心して読めるところがいいです。今回のは飛んでる設定は全くないオーソドックスな幼馴染みものでした。しかし、前作のハニワの話が強烈で(笑) いや、Daria読者なら皆そうですよね?! 他にも沢山描かれているのでむしろハニワを変わり種と見るべきかもですけどね。今回のは同じ人が描いたのかと思うほどのピュアな高校生たちが主人公で違いにびっくりしました。何でも描けてしかも面白くて、すごいです。
【Daria今月の総括】
今月号で最終回だった話が三作あるんですが、全体的に駆け足な印象が残りました。短編でもなく長編でもなく中編っていったらいいのか、これは一番難しいのかもね・・・。
上に取り上げた作品以外だと、RINOさんの「10年たっても愛してる?」が面白かった!
そしてタカツキノボルさんの「艶色遊戯」。ストーリー的にも良いけれど、絵が! 今回は特に上半身裸の場面が多くて、胸板が、乳首が! それはもう素敵に描かれていました♪