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額に第3の目があるのが悩みの受けが出てきます。ビジュアル的には、三つ目が通るを連想すると近いです。
受けの子の顔はカワイイのに目がリアルに描いてあるので、そのギャップでこちらも怖かったです。
それだけに、その特殊性を受け入れる攻めの包容力に痺れました。
富永豊(高校二年生)包容単純攻め×三つ目がある和久井理(高校二年生)天然受け
転校してきた理は帽子を深くかぶって、誰とも喋らない暗い奴で。
帽子をかぶっているのが気になったクラスメイトが、帽子を取るとそこには額に縦の傷が。
カワイイ顔をしていることに気付いて豊が見ていると、毛虫に驚いて理の第三の目が開いてしまって。
顔はカワイイのに、額にはぎょろぎょろと動く不気味な第三の目がある受けです。
その事がばれる度に、理は一人で学校を転校することに。
その目は遺伝で、昔は占いに能力を発揮していたのですが、受けの世代には全く能力もなし。
ただ、人から不気味と言われるだけという可哀想なものです。
豊は秘密を知っても、逆に守ってやると理に初めての笑顔を浮かばせるのですが、それだけじゃなくて、段々いつもの明るさを取り戻して皆とも上手くいきそうになった理に嫉妬したりの一波乱も。
俺だけのものだったのにみたいな独占欲が、なんだかカワイイし、よくわかります。
なんといっても、結構不気味なあの第三の目をカワイイとか、舐めてあげたりと、攻めの受けへの愛が深いことに感動しました。
信頼出来る友人であり、恋人になった豊を得て、理が強くなっていくのもよかったです。
前の学校で理が信頼して正体を打ち明けたのに、裏切って信頼を傷つけた伊達の存在が切なかったです。
ボタンをかけ違えなければ、伊達が理解者になれたかもしれなかったのに。
孤独で皮肉屋っぽい所が個人的なツボだったので、ついついそんなことを夢見たりもしました。
豊の無防備な明るさに、受け共々あっためられました。
特報王国に売るとかネタが古いものもありましたが、いまでも第3の目という特殊性で楽しめます。
「ダイナマイツHong Kong 」
作者の香港ツアーでの様子なんですが、気に食わなかったガイドの男をホモにして描いて鬱憤をはらすというのがなんとも、BL作家らしかったです。
3つ目君設定以外にも珍しい設定で他にも描いているので、作者自らイロモノ作家と読んでくれと巻末で書いていますが、いい?イロモノだと思います。
探しても見つからないですし、オリジナリティー重視なのでそこが好きです。