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妄想 モノ萌えアンソロジー
他社の「擬人化ナビ」のようにストーリー仕立てではなく、作者様の妄想といったスタイルが多いです。「こういうお題を出されて考えてみた」という正直すぎる作者様もおられました(笑)
不勉強なため、作品を知っている作者様がほとんどいなかったのですが、作者様がご自身をどうデフォルメされているのかとか面白く読めました。
お気に入りは、日高ジョーさんの「おシゴト妄想展開中!」です。いつも穴あけパンチ(攻め)の後なので、処女(男)の紙(受け)が来ないと嘆いているファイル(攻め)を不憫に思った作者様がパンチせずに紙を綴じてみたのですが・・・といった話です。
あとは柊暁生さんの「イン・ザ・キッチン」。意気揚々とやってきたシリコンボウルでしたが、プレゼントされた作者様の母親はいまいち使い勝手が良くないからと早々に食器棚にしまわれ、しょんぼりしているところをステンレスボウルに慰めてもらいます。エロはないですが可愛かったです。
あとがきで「鉛筆と消しゴムはどっちが受けで攻めかが永遠のテーマ」と問題提起(?)されている方もおり、つい考え込んでしまいました。
楽しかったです。
まさにアンソロにふさわしく、各作家さんの各妄想がてんこ盛り。
自分の妄想世界ですから、一見ストーリーもありながらエッセイマンガで展開。
対象は、普段自分たちが目にし、手にする身近なモノばかりですから納得や想定内の妄想もあれば、なんやこれ~!?的な妄想もありの、それはバラエティに富んでいます。
しかしながら、実際読み終わってゲップ、、ちょっと疲れちゃいました。
詳しく説明されるより、特徴を抜き出して、読者に妄想の余地を与える作りになっているもののほうが楽しめました。
そういう意味で作り手のエネルギー熱のほうが高くて、自分ついていけなかったかも?
中で一番興味がもてたものが
■ユキマルさんの「天体観測模様」
地球がドSで月を鎖で縛りつけているという、火星は2人、木星は60人以上囲っているという、くどい説明もなく、さらっとマンガで展開されているので共感率が高かった。
■あすかさんの小説「真昼の暴走」は列車の連結・・・まんま!
エロ小説風に進む本文、ラストまで彼等が一体何なのかを明かさず、衆人環視プレイ。
これも読者に推測の裁量を与えている分萌えを呼び起こします。
■9時さんの「重たい教科書」
重たい教科書を運ぶのも、教科書があれやこれやに責められ汚されるのを妄想すれば、大事にしてしまう、という学生視点ですね♪
ベタベタなところで、「鉛筆×電動鉛筆けずり」「淫乱な携帯電話」、花と腐葉土の「ガーデニング妄想」
あたりは、何も考えずに楽しめました(妄想が同調)
ええー!?とびっくりしたのが「天然水」これは天野さんがMIXするという技を持っていることだから考えつくカプリング。
中には妄想萌えはわかるけど、ちょっとずれてないか?というのが「靴」、妙に解説ばかりになってしまった「元素」、ケーキはいいけど、どうしていちごショートが総受けでザッハトルテに責められるんだ?という不思議ものも。
いおかいつきさんは、小説というかエッセイでパンの総攻めをかかれていましたが、自分的に今一つ。
先日、無事に帰還した「はやぶさとJAXA」というのもありましたが、これは擬人化解説で止まっており、あ、そう、、という想定内でちょっと拍子抜け。
カプにして攻め受けを明確にしているもの、ただの擬人化で性格付けだけのもの、そんなごった煮状態でしたので、カオスだったかも、、デス
表紙とタイトルに負けてかってしまいました。
表紙が綺麗過ぎてもう・・・
カラーー絵はCileが書いていたのですが、あんなに綺麗に携帯を擬人化させるのかッと思ってしまいました
ココからはピックアップして書きます。
9時さんですが、絵も綺麗でとてもおもしろかったです。
私もああ結う風に考えて教科書を運ぼうと思いますww
桜井りょうさんの鉛筆×鉛筆けずりはエンピツ削り萌えですって感じでした。
もう少しエロがあってもいい気がしましたがやっぱ擬人化萌えますねww
いい作品これからも出て欲しいです