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antiromanticist no yuuutsu
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
シリアス+サスペンス調なストーリーで、続きが気になる展開になってます。お話は、女装バーで働く稔が、客としてやって来た城山と知り合って惹かれていくんだけど、城山には人に言えない過去があって…という感じです。
稔は、健気で一生懸命な好青年です。両親亡くした後、妹や弟に不自由させないようにと一人で頑張っています。
城山も家族を亡くしてるんだけど、一家心中という良い亡くなり方じゃなくて…。おまけに、今の会社を作った時の資金も、人に言えないようで。
どれだけ自分が心のドアを開けて城山に接しても、城山はそういう秘密を共有させてくれなくて、稔はもどかしくて戸惑います。
1巻は謎が多くて、おまけに二人の恋もあまり進展していないので、モンモンとして2巻に続きます。
面白かったです。
まだ私の他にレビューがついてないのは何故。薔薇のついた表紙のなんとも言えないくささがよろしくなかったのかしら、それともタイトルに引きが足りないせいかしら。
私好みです。
オカマバーで働くノンケな受けが、店にきた客に口説かれる。
最初はまったく相手にしてなかったんだけど、押しが強いんだか弱いんだか分かんない攻めの態度にどんどん惹かれてゆく。
そりゃあ惚れてまうわ!と思いました。
こういう口説き方する男って、真面目に水商売してる人間にとって一番気を付けなきゃいけないタイプの男ですよ。怖い怖い。惚れたら怖い。リアリティが怖い。
でもこの攻めは、本気なのでok!
この攻めも最初はたぶん軽い気持ちだったんだろうけど、受けのリアルな生活を目にして、本気になっちゃったんだろうね。
じつはこのタイプのホステスは、客にとっても一番気を付けなきゃいけないタイプのホステス(オカマバーだから厳密にはホステスじゃないけどw)です。怖い怖い。ハマると貢がされるぞー。
でもこの受けは、真に真面目なので無問題!
さらに子供たちがいい味を出してるんだ。
子はかすがいモノでもあります。
子供がうまい具合いにストーリーに絡んでくる作品って大好きなもんで、そこもポイント高かった。
引っぱり方がうまくて続きが気になる終わり方でした。
てゆか続きモノだと思わなかったよー。
はやく続きが読みたいです。
表題作の他に短編が二つ。
どっちも面白かったです。
女装バーで働いている
真面目な男ミナミ
ミナミは高校卒業直前に両親を事故でなくした
ローンもある中弟妹も育てなければならない。
その理由で女装バーで働くことになった
そのお店に派手なシルクのシャツをきた金払いの良い男城山が
客として現れた
強引だけどスマートな城山にひかれていくが、城山の過去が怖い。
今は会社社長であるが
過去は暗く重い何かがあるのは
明確だった。。。
触れてはいけないその過去が
キーになる。
お店に岡田と名乗る城山の過去をしっているであろう男がやってきた・・・
ここまでが1巻です。
内容は面白いです。
イラストがなくて小説だけで
読みたかったなと思いました
でも、明らかによろしくない過去があることは確かなので
2人が幸せになったとしても
素直に喜べないです