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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
ノベルズの方は、全作既読です。このお話の世界観が好きです。そして、亜樹良のりかずさんの綺麗な絵がお話にピッタリで、もっと楽しめるようになっています。コミックスの方は、何度も読み返しています。
父親の使いで闇の冥王ゼブの元を訪れる、虹の御子のレーネ。育ちも境遇も全く違う二人は、出会った瞬間に恋に落ちます。父親も説得し一緒に暮らし始めた二人でしたが、ある日、レーネが行方不明となります。ショックのあまりに闇の世界の支配力が弱まるゼブ。そのせいで、世界中に闇が広がっていくのです。
レーネの姿が変わっても、惹かれ合う二人に、キュンとなります。エッチの時の二人が色っぽくて萌えます。
マンガの後に、6Pの小説と4コマも収録されていて、楽しめます。
とってもファンタジー色が強く、先に出ているノベルスも含めなんちゃってファンタジーという言葉で片付けることのできない「ファンタジー色」が濃い作品かと。
単品でも読めるとは思いますが、先に出ているシリーズノベルを先に読んだ方が人物の関係やコミックスの話にいたるまでの流れなどがより一層深く分り味わえます。
相反する属性の二人が出会い、一目で恋に落ちてしまう。
しかも立場が立場な二人なので、ことはとんとん拍子に進むものの全てが上手くいくはずがなく。
ある日、虹の御子レーネが行方不明になってしまう。
闇の冥王ゼブはいなくなってしまったレーネを探して彷徨う途中とある少年と出会い・・・
たとえ姿形が変わってもふたりは惹かれあう運命なのですね…と王道ながら萌えてしまいました。
話としては少し急ぎ足な感じがして、もう1冊ぐらい出していただいて、じっくり進めていってほしかったです。
亜樹良のりかずさんの表紙・扉絵は大変美しかったです。
いにしえの昔、闇の冥王と虹の御子と運命的な出会いをして、恋に堕ちる二人。
そんな二人を、周りをほって置くわけはなくて。
橘かおるさんの作品としては、最もファンタジー度が高い作品に仕上がっています。