僕は天使ぢゃないよ。(文庫版)

僕は天使ぢゃないよ。(文庫版)
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
7
評価数
2
平均
3.5 / 5
神率
0%
著者
小野塚カホリ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

作画
小野塚カホリ 

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媒体
漫画(コミック)
出版社
マガジン・マガジン
レーベル
ジュネット文庫
発売日
価格
¥838(税抜)  
ISBN
9784904468661

あらすじ

「なあポチ。こいつらにケツ振ってみせな」

想い人は俺様主義。僕は隷属する犬。青い性を描き切った超傑作「僕は天使ぢゃないよ。」他、読者のハートを狙撃する初期作品7編に貴重な単行本未収録作品を加え、奇跡の問題作が分厚くなって再び!!

表題作僕は天使ぢゃないよ。(文庫版)

俺様な高校生・関
犬呼ばわりの高校生・ポチ

その他の収録作品

  • 万事快調
  • セルロイドパラダイス
  • かみのけ。
  • 欲望は立ったまま眠っている
  • 僕はひた走る
  • その時僕らは(初収録作品)

レビュー投稿数1

精神的にゆとりのある時に読むのをお勧めします

この作家さんの作品は皆10台後半から20前後くらいが主人公ですが、何だか、この若さでこの生き方してたら、長生きできなさそう(涙)
その一瞬が全力っていうのもあるけれど、余りに若いのに刹那的すぎるよ。
それが、この作家さんの特徴でもあり、いいところなんですが、丸々一冊はちょっと重たい。
気分がいい時に読まないと、ダメージ受けそうな感じ。
かといって、バッドエンドっていうわけではないんですけどね。

表題はヘタレを隠す為に超~~~ツンツンに偽装している男と、それを見抜いて犬になっている男。
犬の忠誠心は半端ないですよ。

一番、衝撃の問題作と言われている『セルロイド・パラダイス』はやはり一番切ない。
彼は、彼の死に水をとったんだろう。
そして彼の呼吸していない身体に乗ったのだろうか?
AIDSのお話です・・・

全編を通して、皆素直じゃない。
素直になることが、格好悪いと思っているとか、今更好きとは言えないよ、とか、精一杯つっぱっているから、こんな刹那的な話ができあがるんだろうな。

2

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