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nouka no muko
とってもほのぼのしました。絵柄もかわいくて癒される。
農家を継ぐために実家に返った恋人(会社の後輩)との突然の遠距離!農業!田舎!!問題は山積みだけど、一生懸命頑張りお互いの着地点を模索する2人にきゅんきゅんしました。農家ならではのお話もBLでは珍しく、微笑ましくってかわいい~
もう1作の子持ち×大学生も可愛くて、ゆるゆるな雰囲気にほんわか気分。
ニコニコ穏やかに読める楽しい明るい気持ちになれるお話ばかりでした。
農家のイメージが藤本さんの純朴な絵にぴったりの一冊。
定広美香さんの農家モノはどうしようもない節操ナシでしたが、こちら真面目に、ひたすら真面目に健気さが全面に出たアットホームな雰囲気な作りでした。
会社の先輩・後輩である長浦と河野は付き合っている恋人同士なんですが、ある日河野に突然実家からの電話が来た時から音信不通になり、河野の退職を知らされる。
自分には何の相談もなく、理由が知りたい、顔が見たい、その一心で河野の実家へ出かけると、実家の農作業を手伝っている河野がいて、すっかり頼りにされている姿を見て長浦は・・・
河野の態度は恋人である長浦にはショックな事だと思うが、長浦は怒らなくて、それより先に別れてしまわなくてはならないのでは?という不安が先に立つ超ヘタレだ。
河野も不器用で長浦の気持ちを上手く察している気配が感じられない。
そこの唐突感がいなめない違和感として残るのだが、当の本人達は遠距離でもガンバルという結論へいって円く収まってしまっているのも、二人の信頼と愛の強さで片づけてしまっている部分がやけにあっさり。
遠距離で週末ごとのデートがあるものの、とうとう長浦は東京へ通勤一時間半の河野の隣町に越してきて、という長浦の健気さが目立ち、何だかかわいそうだ。
家の長男であるための、農家の後継ぎ問題。しかも男の恋人持ち。
実際にはシビアでシリアスな現実問題なのであろうが、この二人の健気さで何とか頑張ろうと明るくしている部分は救いなのかもしれない。
実際のところ、田舎の大家族だし、男嫁が喜んで迎えられる日は・・きっと来るのだろうか?
是非、この続き、家族とのひと悶着とめでたしめでたし編を読んでみたいものです♪
もう一作は、パン屋のバイト君と男やもめのシングルファザーのお話。
子供がパン屋さん~とバイト君になつくので、ついつい仲良くなってしまったこの二人と一人ですが、お父さんは、バイト君にかなり癒しを得ている様子。
バイト君はマイノリティであることを自分で自覚していて、その為に余計な期待をしないように自ら身を引こうとするネガティブ傾向の人。
癒しは感じるけれど、ノンケのお父さんがバイト君への恋愛感情を持つ部分が唐突で、説得感に弱かった。
そういう部分を子供でうまく乗り切っちゃったかな?という感じ。
何だか捜すとそういう弱さが全体的に目につくのだが、最初に一通り読んだ時には、それなりに楽しめて、それぞれの登場人物の真面目で健気な部分に好感度が高い部分はとてもよかったです。
藤本さんはネーム買いの作家様です^^
今回は田舎の農家が舞台のお話。状況は少々異なりますが私の田舎も(実家含)ミカンの兼業農家をやってる所が多いので、何だか人ごとじゃないような…身につまされる気分でした・笑
実家の父親が入院したのを機に会社を辞め稼業の農家を継ぐ事を1人で決めた河野。何も聞かされてない職場の先輩で恋人の長浦は話をしようと単身河野の元へと向かうのだが―
田舎の親が病気で急きょ実家を継がなくてはならなくなったというシチュはこのテーマにおいて定番中の定番。相手が女性なら選択肢として結婚か別れるかと話は簡単ですが、男同士となるとまた話は別。
特に田舎は他人の噂が耳に入りやすいんで別れず2人で頑張ると決めた彼らにはこれから待ち受ける数々の困難と、それを乗り越えていくだけの相当な覚悟が必要になってくるでしょうね、実際問題として。
本音を言えば、そうゆう掘り下げた部分まで読んでみたかったという気持ちは残るんですが、でも今回は彼らなりの跡継ぎ問題に対する歩み寄りと展望が真摯に描かれてたのでこれはこれでいいお話だったと思います。
とりあえず一段階クリアって感じかな?
あと個人的に私が萌えたのは続編にあたる『田舎暮らしのススメ』で見せた、ドライそうな河野の意外な狭量さですねww本編では比較的長浦が河野に振り回されてたんで、思わぬ一面が露呈してちょっとホッとしました^^過ぎる男の嫉妬はただウザいだけですが、こうゆうサプライズはいつでも大歓迎です!
同時収録はノンケのヤモメ父さん×パン屋で働く大学生のお話。
パン屋の客である栗林親子と触れ合ううち諏訪は次第に彼の優しさに惹かれていくようになる。諏訪は早い段階で自分の気持ちを自覚したのに比べ、父さんは諏訪に告白されてようやく意識し始めるというノンケの典型な人。でも大体それが普通なんだと思います。父さん位の年齢になると自分のカテゴリーから踏み出すには何かしらきっかけが必要で、今回諏訪の引っ越しがそれと上手い具合に繋がったんではないかと。
彼が目の前からいなくなる危機感であたふたしてた父さんが、好きという気持ちを認めた途端諏訪より積極的になったのにはちょっと笑えました^^
あと息子のノンちゃんが超かわゆかった~食べちゃいたいくらいww
今回、藤本さんにしてはエロスは少なめだったかなって気もしますが私にはこれくらいが丁度良かったデス^^
また次回作を楽しみにしてま~す!
帯スキーとしては帯説明をば。
帯にちょっとおもろい仕掛けがしてあります、『俺のヨメ!!』と大きな文字で描かれてるんですが「ヨメ」の「ヨ」の真ん中の横線一本だけがバックの色と同色で書かれているのでぱっと見ると「俺のコメ!!」とも読めるお遊びが入ってます。
ハルキさんらしいほのぼのラブラブした2つのお話が収録。
表題作は河野[攻]は同じ会社の先輩、長浦[受]と恋人同士で甘々な毎日を過ごす生活。
ですが突然、実家の父親が倒れたとの連絡が入り農家の跡継ぎである河野は仕事を辞め田舎に戻って農業をする事になります。
当然長距離恋愛になるわ、職業は全く違うわで戸惑う長浦ですが結局河野の隣町にアパートを借り、そこから1時間半かけて通勤する事で河野とのラブラブ生活を手に入れます。
休日には河野の実家を訪ねては不器用ながらも一生懸命農家仕事に頑張長浦は家族達にも気に入られます。
田舎や農家跡継ぎのやっかいな部分は描かれてません、ひたすらほのぼの~。
ハルキさんの吹き出し以外の手書き文字部分が特にかわゆくて好きなのだー。
もう1作はパン屋でバイトしてる諏訪は、客の父子家庭の栗林親子と知り合い父親栗林に魅かれてしまいます。
息子のノンが素直ないい子です~こういういい子は大好きだー。
こういうパターンでの子供っていい子な場合が多いですが、漫画の中位はこんくらいいい子が出てきてくれた方が読む方はなごみますにゃ。
栗林に告白をして優しい言葉はかけてもらうもそれは優しい言葉止まりのもので、諏訪の恋に応えてくれた訳ではないのですね。
友達とルームシェアに誘われた諏訪が引っ越すかもしれないと知り栗林は改めて彼の事を考えます、その友人宅へと行こうとする諏訪の手を栗林はほぼ無意識に握って止めていました。
作中にカレーと食パンで夕食というのが出てきて最初パン??って思ったんですがナンだと考えればいいのかーパン屋さんの焼きたて食パンだったらカレーと食べたら美味しいだろうなーとか考えてたら辛抱堪らんくなったのでやってみました、ノンは6枚切りを選んでましたが自分的にはもっと薄い8枚切りの方が好きだなーと食べ比べて思ったです(両方試してみた)
描き下ろしの河野と長浦のリーマン時代のエピソードやあとがき漫画もおもろかった!
ハルキさんの登場人物って優しい人ばかりですね…。
でもそのわりに(?)しっかりエッチという嬉しい設定。
恋人も家も大事で、どちらかの所為にして片方を諦めたくないという河野が
めちゃくちゃ好印象でした!!
どっちか選べよ!じゃなくて。
やっぱり愛はひとつだけじゃないし、
情が深く責任感もあるんだなーと感動してしまいました。
その河野を好きになり、恋を実らせ
河野を応援したいし支えになりたい長浦だけど、
それなりに不満も出てくるし
自分の事しか考えていないようで情けなくなり…。
好きだし信じているけど、不安も隠せない。
そりゃ農家は跡取り大事ですからね!
お見合いの話で動揺するのは当然!!
親からしてみれば、一日でも早く働き者の嫁に来てほしいでしょう…。
農家事情は切実なはずです。
それがより一層ぐっときました。
もう、いっその事カムアウトしちゃおうよ。
『大きくなったら』『それがすべてさ』
パン屋さんのバイトに地味ながら憧れる私です。
(それはおいといて)
ノンケ同士の恋のわりにはとんとん拍子で進んでしまったような気もしますが
諏訪の育った環境と、栗林さんの現状が引き寄せたのかな。
諏訪は早々に恋心を自覚しますが
栗林さんは諏訪が離れていきそうになり、ようやく独占欲を覚えます。
これ、“独占欲”大事!!
離したくないと思ったら、絶対離しちゃいけませんね!!
栗林望ちゃんが敬語だったのが可愛かった。
こういうお子さん、いるのかな…。
勿論現実は、こんなに良い子ばかりじゃありません(泣)
ほのぼのほっくりした気持ちになりたい時には
ハルキさん作品をおススメします☆
本当、優しいですよ♪
優しい人ばかりで、嫌な人物は全然出て来ないし、ほのぼのとした可愛い作品でした。
私に物足りなさ感が残ってしまったのは、河野が結局最後まで家族に長浦のことをカミングアウトしなかったせいでしょう。
恋人はいるんだと家族に宣言はできても、それが男性だとは言えない。
そりゃ分かるんだけど、こんな大きな秘密をかかえたまんま完結してしまうなんて、どうもすっきりしない。
実は長浦は、実家の周辺ではゲイだとばれており、そこに戻ることは、もはやありえない状態らしい。
切ないよね。
なので、河野の実家の周辺で「誰の目も気にせず、二人並んで歩ける」だけで嬉しくてたまらない。
彼は現状、それ以上のことは望んでいないんだろうけど……
それで本当にいいんだろうか?
冷静に考えてみると、親しいが単なる先輩であるはずの長浦が、わざわざ田舎に引っ越してくることに対し、河野の親も違和感は多少感じたんじゃないかとは思う。
河野の父親は「支えになってくれる人がそばに居てくれたら」と長浦に本音をしゃべってるし、「嫁ならええのになー」と家族で言ってるし。
カミングアウトしても、温かく受け止めてくれるんじゃないかと幸せな予測ができるんだよなぁ。
作者が描く「戸惑いはあっても、受け入れてもらえた」というハッピーエンドを心より読みたかった。
私の妄想の中だけで終わってしまうのは残念。
(私が気づかないだけで、今作の続きが既に存在しているのなら、話は別だけどね)
タイトルは「農家のムコ」ですよね。
てっきり周囲に認められて、二人三脚で農業をやっていくまでのお話かと思ってました。
ところが実際は違いました・・・。
会社の同僚であり恋人でもある河野の父親が突然倒れたことからお話はスタートします。
恋人である長浦にも一切の連絡もせず会社を退職し、田舎へ戻って農業の手伝いを始めた河野。
できるだけ近くにいたいとの長浦は考えた結果、河野の実家の隣町へ引っ越します。
隣町の長浦の家で二人は逢瀬は続けて、河野の実家には友人として時々登場してご飯をご馳走になったり・・・・で満足している二人。
それでお話はおしまい。
え?これじゃ「農家の息子の恋人」です。
田舎だから都会よりも周囲の目は気になるでしょうし、噂も大変でしょう。
でもそういうのを乗り越えて、家族を説き伏せて(優しそうなご家族だけに)汗水垂らして正々堂々と二人で野菜なり何なり作って、地域からも認められて・・・というストーリーを想像してたんですよ。
だからものすごい尻切れとんぼ感が・・・。
いつまでこんな密会状態&友達状態を続ける気なのかな・・・。
もう一つの収録作
【大きくなったら / それがすべてさ】
子持ちのお父さんとパン屋でバイトする学生さんのお話。
こういう幼い子供が登場する場合って子供をうまい具合に使って、二人のやりとり、心の動きみたいなのがお粗末になる傾向があるように感じるのであまり好きではないです。このお父さんもノンケにしては随分と簡単に好きになったなぁと感じてしまいました。
全体にほのぼのとした作風でした。
ほのぼのした表紙に違わず、中のお話も、かわいいお話でした。
さっぱりとした、細身・草食系の絵だからか、長浦はそれなりのお年のサラリーマン君なのに実にかわいらしい。
遠距離恋愛になってどうしようって思い悩む姿も、とっても乙女。
長浦を置いて田舎へ帰ることを決めた河野にしても、なんだかとっても爽やかで優しい好青年。
そんな二人が、それぞれお互いのことを大事に思って、遠距離でも付き合い続けられるところを見つけようって前向きに努力する。
ある意味、少女マンガでもありえないようなピュアピュアなファンタジーだと思っちゃった。
っていうか、BLだからこそ、こんなファンタジーなほのぼのラブが成立するのかもそれないね。
表題作の他に同時収録作品が1作品収録されています。
表題作は同じ会社に勤める先輩社員と後輩社員、同時収録は子連れのやもめとパン屋でバイトをしている青年とのお話です。
藤本さんのほのぼのした雰囲気がどちらも出ている作品で、H度は少な目。
私はどちらかというと、表題作の方が好きでした。
2人とも社会人というのもあるかもしれませんが、特に受け様が将来を考えながら行動していて、割としっかりしてるなと思いました。
攻め様も男前な性格で良かったです。
特にこれ!という強い印象の作品ではないのですが、日常的な出来事を描いた落ち着いた作品だと思います。