修行中
細道の旅以前の話。弟子と師匠との関係がちょっと進む、どちらかと言えば辛口な話です。師匠の性癖に多少史実入ってます。
入門して随分経つにも関わらず、なかなか自分に心を開いてくれない曽良を持て余し気味の芭蕉。清風にそのことをグチったらなんと曽良本人に聞こえてしまっていて…。
師匠のヘタレ成分は低いです。“雲の上の存在である師匠と、師匠への気持ちを上手く伝えられない困った弟子”という感じで、全体的に原作マンガの雰囲気は低めです。基本シリアス進行だし。
しかし、何だろう、二次パロでのキャラの性格は原作重視な私なんですが、とても惹かれるんです。不器用な弟子とそれにほだされる師匠を始めとして、設定全体がツボなのかも。
自分の気持ちに全く気付いていない曽良がイイ。顔も頭も良いのに恋愛レベルがとても残念なことになっていて(ていうか…初めて!?少なくとも男は初めてらしい←男童貞とでも言うのかな)、しかも変態(ドS)入ってるというw…そしてそこにグラっと来ちゃう芭蕉さん…!!とても美味しいと思いますvvvもっと読みたかった!!!
この本では二人が付き合う事になるまでが描かれています…続編無いのかな、有ればいいのに!
残念な弟子を四苦八苦しながら手なずける師匠の姿を見てみたいんだけどなー…悪態つきながら手取り足取りいろんなコト教えてあげればいいと思うv不器用な弟子はなかなか上手く出来なくて、それでもやっとの事で師匠を快がらせることが出来たら、上手くなった事の嬉しさと年上としての優越感で、師匠の興奮は数倍に跳ね上がってもう大変なコトになtt(妄想自重)(ごめんなさい)
…えーと。
後は清風さんグッジョブ!って感じです。さすが兄弟子、ナイスフォロー♪このまま二人の仲人になっちゃって問題ない気がする(笑)
表紙にも描いてある柘榴も、確かにもう少し上手く使ってあるとより良かったと思う(←勿体無い!)けど…何よりもいろいろと楽しめたので萌!!面白かったですvvv