修行中
続き物の前半です。暴力シーン有り。
史実ではなく、原作マンガを掘り下げたタイプの話です。曽良が十代の時に入門してきた設定。青いですよ!青曽良!!(断罪
入門しようと一人で芭蕉庵を訪れる曽良。しかしそこには、うだつの上がらなそうなオヤジが一人留守番しているだけ。埒があかないので後日出直し、いよいよ俳聖本人とご対面!…と思ったら、そこに居たのは何とこないだのオヤジでした…って感じで始まります。
なのでコミカルに行くと思いきや、ストーリーはシリアスに進行。曽良は師匠を事細かに観察し、そのあまりの平凡さにブチ切れてしまうのでした。青い!青いよ!!…この続きは次号で。←今現在未入手(汗
若い頃に弟子入りという設定もなかなか良いかも、と感じましたvヒリヒリした内容と絵柄が良く合っていて、先が気になります。
ところで、この作家さんにはちょっとだけ引っかかるところが有るんです…この本だけで無しに、ラストがスパッとしていて突然終わったような印象が拭えない作品が割と有って。敢えてそうしているのかもですが、私は何か勿体無い気がするのです…。潔さより先に「ありゃっ、ここで終わり!?」という物足りなさの方を感じてしまって。
和を連想させるユニークなタッチの絵(原作からは離れた雰囲気です)は結構好きなんですけれどね。特に師匠が黒目がちのちょいツリ目な感じで!猫みたいv
…なので、更なる期待を込めて中立評価です。(偉そうですみません…)
ゲストの鈴木ツタさんのイラストは黒曽良になっています(衣装が)。