修行中
シリアスな作品の割合が多いんですが、コミカル系のネタの方に惹かれました。コミカル系が甘めな展開になってたためかも。シリアスは痛く切ない展開が多いです。暴力も多めで、話の最後にはちょっとだけ明かりが見える…みたいな。死を彷彿とさせるネタも有るので苦手な方は注意です。
●コミカル
いつもビシバシ厳しいのに素直になるととんでもなく優しい弟子!やっぱり曽芭の醍醐味はそこに尽きるかと!!ええ、いくらでもおかわり出来ますよ(笑)
キツネ曽良がタヌキ芭蕉の耳を噛んでるイラスト(両方チビバージョン)とか超可愛いですv元々ちょっと絵柄に抵抗が有った作家さんですが、意外な一面を見れて面白かったです。
●シリアス
こちらについては、残念ながら自分の原作イメージと離れてる気がしてイマイチでした。ていうかなんだかまるっとカユい!!!
全てにおいてどうしても凄いムズ痒さを感じてしまってどうしても…マトモに紙面を見られなかったです。一つの要因だけじゃないですコレは。恥ずかしさのツボを激押されしたような感じで。
曽良の心の中が激しく描かれ過ぎてるように見えてしまい痒かったのかも。彼の内面をあまりしっかり描いて欲しくないっていう個人的希望は少なからず有るんだと思います。クール&ドライに描かれててこそ師匠との対比が生きるし、またそれが崩れる時にとてつもない色気が出ると考えてるので。
他には、愛を感じにくかったり暴力に必要性を見つけにくかったりする作品も有ったかな…。痒さでよく読めてないってのもあるかと。
そのあたりは個人の好みなのでしょうがないんでしょう。ということで全体を通して見ると中立評価です。