運命なのに最悪な教師

unmeinanoni saiaku na kareshi

運命なのに最悪な教師
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×22
  • 萌9
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
7
得点
40
評価数
13
平均
3.2 / 5
神率
7.7%
著者
梶本潤 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
シリーズ
その男、ロクデナシ
発売日
価格
¥600(税抜)  
ISBN
9784877241827

あらすじ

俺の嫁ってことでよろしく♡

念願の高校教師になった衿原。
ルームシェアすることになった教師の成嶋は学年主任で校内ではワイルドだなんて騒がれてるけど、その本性はただのエロオヤジ!
いきなりセクハラするし、他人の部屋勝手に漁るし。
「堅いコトいうなよ、同棲してんのに」-こんな野獣が教師だなんてありえねぇ。

料理好きなエロ教師と新米教師のケダモノラブを表題作に、「その男、ロクデナシ」番外編も収録!描き下ろしアリ♡
(出版社より)

表題作運命なのに最悪な教師

エロオヤジな数学教師
新任教師

同時収録作品僕があなたに恋した瞬間

同時収録作品〜エピローグ〜あなたの居ない部屋

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数7

梶本先生らしい作品

安定の「ザ・梶本」流作品。表題作+別作品のスピンオフ作収録となっています。

「運命なのに最悪な教師(カレシ)」
中学生の時に痴漢されている所を助けてくれた青陵高校の教師に憧れて、自分も青陵高校の教師になった衿原。
住む部屋はルームシェアで探したが、同居人は部屋にデリヘル嬢を呼ぶような野獣系エロオヤジ!
ところが、そのオヤジ・成嶋も青陵高校の教師だった…!
同僚の一見いい人の変態教師に一服盛られ、襲われかける衿原。成嶋に助けられるが、髪に触れる手があの憧れの人に似ていて、薬で朦朧としたまま成嶋を誘ってしまう衿原。
……とこの表題作はここまで〜。
どうやら成嶋が実は憧れの人らしい事と、成嶋と衿原は最後まではいってないという所で一応終わりです。

「僕があなたに恋した瞬間」
「その男、ロクデナシ」のスピンオフです。
舞台は「〜ロクデナシ」の章緒のデザイン事務所。押しかけ社員の加賀谷と、章緒のビジネスパートナー・一ツ木の物語。
加賀谷は一ツ木の装丁した一冊の本に惹かれて、大手プロダクションを辞めて入社。
だが、いつも優しく笑顔の一ツ木の顔を曇らせる過去を知り、一ツ木に対しての憧れ以上の気持ちを自覚する。
一度は加賀谷を押し留めた一ツ木だけど、一ツ木はよくあるなよやかな受けとは一味違います。加賀谷にズバッと、君、俺のこと好きなの、俺を愛してるの…?と問いかけます。
そこからちょっと展開が急だけど、無事に加賀谷と一ツ木は結ばれてめでたし。

〜エピローグ〜「あなたの居ない部屋」
「〜ロクデナシ」のメインCP、章緒編。
一ツ木たちの恋に当てられて、一人で待つ自分を持て余す。男鹿x章緒もラブラブのようで良かった♡

「運命なのに〜」の1と2、「〜ロクデナシ」を分けて、それぞれまとめて新装版にしてほしいなー。

0

エロは2に期待

ガタイよし!エロよし!無駄に色気ムンムンおやじ(攻め)
ガタイは結構よし!でも大きすぎない!泣き顔がそそる!(←)ワンコ系(受け)

そんな設定専売特許な梶本先生♥
今回は最後まではなしですが、それでもエロいです。
憧れの先生に再び会える日を信じて、自分も教師になったワンコ系主人公。
家賃を安くするためシェアハウスに入居するが・・・
なんと同居人はデリヘルを常日頃から呼ぶような無精ひげエロ教師だった!

だいたいこの設定で読めちゃいますよね憧れの先生ってのが・・・(笑)

先の読めるお話でしたがまだ1では全く気付かず終わります。
今後の展開は2に期待♥

0

梶本先生得意のエロ汁だくは2に期待。

梶本先生です。
梶本先生つったら、男体の描きかたがたまらなくよろしい、自分の中では黄河洋一郎先生と双璧をなす見事な肉体、それでエロエロつゆだく、さらに受けちゃんの恥じらう表情がたまらんのです。ハァハァ。

一方で仕事に熱意を注ぐ男性を描かせても説得力があります。

今回はエロ汁だくパターンなのか、働きマンなのか…とワクテカして見たら

おや、両方じゃないっすかw まあ、どっちかっていうと「その男、ロクデナシ」のスピンオフ(表題作じゃないほう)、働きマンモードがまさってましたけど。

しかし、「その男…」のほうは見事にスッコーーーンとストーリーを忘れてしまい(汗)
たしか、レビュー書いたはずだと思うんだが…思い出せない。まぁ、それでも楽しく読めます。
で、表題作ですが、受けが梶本先生の描く受けの中でもかなりのヒットです。自分的に。
梶本先生、男体を描くだけでエネルギーを使い果たしてしまうのか、よく受けがビミョーなルックスになってるんだよね。
ふた昔まえのアイドル調だったり、なんとなく可愛くなかったり。
その上、カラーになるとやたら色感悪かった(失礼)んですが、最近はそこらへんが随分安定してきまして、受けちゃんのルックスもカラーもかなりイケてます!!!

しかーし!エロ汁つゆだくだくを期待している方はこのシリーズの『2』まで待ったほうがいい!正直、そこらへんは期待外れとは言わないまでも肩透かしです、これ。

0

番外編目当てで

帯『俺の嫁ってことでよろしく』

表題作と「その男、ロクデナシ」の番外編。番外編の方目当てだったんですが、予想以上にがっつり入ってたので正解でした。
反対に表題作目当てだとあれってなっちゃうかも。

昔痴漢から助けてくれた教師に憧れ、衿原は数年後自分もその高校の教師となります。
しかしもうその人はおらず、ルームシェア相手の成嶋は無精髭に女好き、それでいてお菓子作りが趣味という妙な男。
憧れの先生が居なかった事を残念に思いつつも彼に少し似た教師の元で副担任として働き懐く衿原。
まあ実はその憧れの先生というのは昔のキリッとしていた頃の成嶋で。
危機に陥った衿原を助けてくれます。
薬で酔った状態の彼に流される形でエロっちゃいます。
でもどうやら最後まではやられてない様なので、野獣の様でいて意外と紳士だ、成嶋。
こっちの話は続巻に続きます。

「僕があなたに恋した瞬間」
ロクデナシの番外編。自分的にはこちら目当てで読みました。
うん、やっぱこの話の方が好きだなー。
従業員の加賀谷[攻]で上司の一ツ木[受]の話。
脇に東野が出てきてちょっかいかけたり仲を取り持ってくれたりしてくれます。
男鹿と東野のエピソードも少し入ってます、このカップルも結構好きカップルなのでまた読めて楽しい。

0

本の作り方にちょっと疑問が・・・

表題作は、憧れの先生を追って教師になり、同じ学校に赴任した衿原先生の受難のお話です。
憧れと現実は大いに違って・・・っていう展開の、やや襲い受け気味なお話でした。これに限っていえば萌の下かな。
まだ続きそうな気配の短編で、未消化な部分があるからです。

【僕があなたに恋した瞬間】の方が、この本ではページを使っています。
前作「その男、ロクデナシ」のスピンオフです。
デザイン事務所の中で繰り広げられる悩み多きノンケ眼鏡・加賀谷と傷心のゲイの上司・一ツ木のお話なのですが、何がいいって、お仕事がいっぱい絡んでいるところがとっても私好みです。
展開としては王道なのですが、安易にエッチに走るでもなく、少しずつ二人の関係が近づいていくさまが読めてじっくりと楽しめました。
前作の主人公であり社長の東野が、お話にメリハリをつけてくれているので、頼もしい限りでした。

どちらかといえばこっちのお話の方が面白さも上なので、表題をチェンジすればいいのにと思います。
この後表題作の続編が出たら、また違う作品の同時収録にするのでしょうか?
ややこしいことはしないで欲しい気もします。

0

先生と

だいぶ最初の方で、話は読めてしまいました。
この手の再会ものは仕方ないのかもしれませんけど。゚(゚´Д`゚)゚。
けどまぁ、可愛いお話でした。
あこがれの相手を探すためにヤってきた新転地!!
にた雰囲気の先生を見つけてテンションがあがる。
同居をすることを決めた初対面の髭面は、のっけからデリヘル呼んでるようなちょっと危ないオヤジ。それでもめげずにがんばるんだ!
といった先から、あこがれの人ににた先生に危ないエロいいたずらされそうになったり。
不可抗力で飲まされた怪しい薬でメロメロんになってしまったり。
何かにつけて可愛い受から目が離せない一策でしたw
とろんとろんで色仕掛けとかw
これはノンケでもハァハァしてしまう罠w
というか、これは次回へ続く!?とみていいんだろうか・・・・

■僕があなたに~
全作「ロクデナシ」な作品の番外編がここから後です。
読んだはずなのにまったく記憶にないとか(ノД`)。。。もう一度そっち読んでから読みなおしたいと思います。

0

あこがれの先生がエロオヤジに変身していた!?

ノンケ同士がデキちゃいそうな雰囲気になるお話と、片やホモだらけの会社に勤める(といっても3人だけだが)唯一のノンケがホモになっちゃう話の2シリーズで構成されています。
この作家さん初読みだったんですが、ギャグキャラの入れ具合とシリアスとが絶妙にマッチして、またしっかりした身体を描くのだな、と新発見でした。
まだまだ知らない作家さんいっぱいありますね☆

表題は、中学の頃電車の中で遭った痴漢から護ってくれた高校教師にあこがれて、そこの教師に採用になった衿原が主人公。
格安家賃で入ったルームシェアの相手はデリヘル壌を家に上げているエロオヤジの成嶋。
彼も同じ高校の教師だったのです。
衿原は学校の先生で、舞台も学校なのに、授業をしているシーンとか生徒が出てくるシーンは全くありません。
衿原の目当ての先生はいなくて(名前も知らないから当時の顔だけ)、良く似た雰囲気の美術教師・飯田に優しくされて、その手伝いばかりしているシーンが出てきます。
シーンのピンポイント化しすぎだろ?とも思いますが・・・
あとは、料理上手の成嶋にてなずけられているシーンと、、、であまり相互理解を深める場面がないんですよね。
でもって、やはり飯田は下心のあるひとで、というお約束展開が待っていて、エロオヤジが助けにくるという。
読んでる読者には、衿原の捜している先生が誰なのか話の中でバレているんですが、衿原は知らない設定。
まだ最後までしていないけど、いきなり成嶋が衿原を「嫁、決定」とか言ってるラストなんで、これはまだ続くぞっていう、何とも先延ばしのエンド。
そんなモノ足りない感の作りなんですが、それでも面白くて何だか納得出来ちゃう、不思議な作家さん。
面白いけど、萌えは少ないかもしれない。
もっと成嶋のことがわかって見えてくると、オヤジキャラだけに、もっともっと面白くて萌えると思うんです。

その点、『僕があなたに恋した瞬間』のほうが作りがうまくて魅せました。
「その男、ロクデナシ」の番外編なんだそうで、だからですね。
でも、主人公はその本編の男性ではなくて、その会社に勤めるデザイナーなんです。
デザインがしたくて、大手から弱小の事務所に移った加賀谷が、その才能を誉めてくれた先輩デザイナー一ツ木(ホモ)に惹かれて好きになっていくお話。
表題とページ数が同じなんだけど、これはちゃんと登場人物達が仕事をしていて、その上で関係が成り立って行くから好感度もあるし、入りやすいんだと思いました。
加賀谷は、真面目で一生懸命だけどちょっと自分に自信がないヘタレなんですが、一ツ木に認められたことでワンコのように慕っていくのです。
そして一ツ木の元彼の酷い仕打ちを知って奮起しちゃう・・・けど少し空回り?みたいな、とってもイイ人キャラ。
また一ツ木も、ちょっと女性っぽいけど戸惑い恥じらいながら、加賀谷の好意を受け入れて行く姿が初心でかわいらしい。
そんな彼等をうまく導いていくのが、「~ロクデナシ」の主人公でこの事務所の代表の章緒。
役割分担がきちんとできているから読みやすいのです。

そしてオマケで章緒のラブ話が入ってました。
作者のあとがきの字が細かすぎて拡大鏡がないと読めません(涙)

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