条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
hajimete janai
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
前作からの続きで翔也と豪徳寺の話です。
前作では短編で、ふたりの出会い編というか生徒と先生の関係以上恋人未満?のような間柄にまでなった所で終了でした。
引き続き、学園祭の恋人役に選ばれてしまった豪徳寺先生の受難の日々とでも申しましょうか。
やはり翔也の追っかけには疎まれ、嫌がらせをされ。
翔也には強引に求愛され振り回される日々。
ぎゃーぎゃーと騒ぐ豪徳寺に対して、しれっとしている翔也。どっちが大人なんだか。
翔也には子供というか年下特有の年上の相手に対しての、追いつけない年齢差を埋める為の大人ぶりたい子供心、というような焦りがなく、どっしりとしすぎてて少々可愛気がないのが難点です。
出来すぎ感があるかなぁ。
大人びているから、といえばそれまでなんですけれども。
それでも、翔也を熱心に追いかける可愛い男子生徒をダシにして豪徳寺に嫉妬をさせたりする所は少し子供っぽい、のかなぁ?
いや、知能犯か?
豪徳寺は翔也が自分以外とキスしている所を見て、初めて自分の気持ちを自覚して乱されていた心をもっと乱されてしまって、だからこそ顔を会わせたくないなぁって思う大人なのに可愛い人です。
もう、どっぷり翔也に捕まってる感がします。
イタしてるシーンは読み切りの流れで、手首を縛られて吊るされちゃったり、目隠しされたり猿轡をかまされたり、とちょっとソフトSM入ってました。
そういうのが嫌で、辛くてでも感じてしまって、でも心が通じたらそれも愛されてるからなんだと感じちゃってるので根っからのMってわけではない、のかと思われます。
□人形じゃない!
結城と弥メインの短編で、隆人と春樹、翔也が出てきます。
隆人と翔也の恋人自慢(おもに夜の営み関係)を聞かされて、結城とのことを想い体を火照らせちゃう弥。どうしようもないぐらいに結城一筋。
本当はパーティーは嫌いだけど、上総がパーティーにやってくれば結城を連れてくるから、結城に会いたいから出席していた、という健気さも告白しちゃったりして。
隆人と春樹も相変わらず仲良しそうだし、自慢しちゃうぐらい翔也も豪徳寺先生と仲良くやってるらしい。
みんな幸せそうで何よりです。
□抱きしめるのは背中から
『恋とカラダは背中から』のふたりの続編です。
ヒロという恋人を得たのに、やっぱりオジ様フェチな慶。
やっぱりそういう性癖って治らないんですね、と笑ってしまった。
前作ではヒロが慶に対して気持ちをぶつける部分が多く、嫉妬していましたが今回は慶が女の子にまとわりつかれるのを見て逆に嫉妬していました。
自分のことは棚に上げて、ヒロの浮気を疑ったりしてどうしようもないもんだ、と。
でも、ヒロは嫉妬されてとっても嬉しそうだった。
やっとこの人は自分のものだけになったんだーって実感でもしたのかもなぁ。
この話も好きな話なのですが、どうせなら兄弟シリーズの読み切りを入れずに1冊でまとめて出して欲しかったなぁ。
白衣の教師。
一見やぼったいけれど、眼鏡を外すと美人さん。
キャンキャンかみつくところもカワイイ受。
ちょっと変態プレイが好きな元彼のカゲがちらつくシーンがあり。
もし過去編があるなら読まないと受がただのひどくされるHが好きなイメージにしなっちゃう。
そういう設定だからとしても、攻も高校生なのにあの攻め方は濃すぎるし変態チックなので、
萌寄りの中立。
本自体はおもしろかったです。
激しくて、受がインランなくらいがちょうどいい人にはオススメかと思います。