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06年の初商業作品が始まりだそうで、一年に一本、で07、08、と3本あって、最後このカプの地固めをする為にか、何と大量74ページの描き下ろしです。
大阪からやってきて半年でバリバリ大阪弁の八木橋に、いきなり成績優秀の他クラスの男子・浅沼が「夫婦になってくれ、もとい、夫婦漫才やってくれ」と押しこむところから始まります。
文化祭のクラスの出し物が女装劇で、それが嫌な部分と浅沼の強い押しに負けて一緒に漫才をすることになったのですが・・・
この浅沼、成績優秀でテニス部、モテる男子という設定だそうですが、髪の毛ボサボサ!←作者さん、設定失敗したと言っている。
ま、それはおいといて、八木橋は女装劇の主役候補だったくらいですから、美系なのかな?(時々女の子っぽい顔になる)
だけど、大阪弁っていうだけで漫才というのが直球だと思いますが、これバレバレですよね、読者にとって浅沼の思惑。
ということで、浅沼にハグされた時から意識しだす八木橋への決定的ダメージ(?)は、本番ステージでネタが飛んでしまって、とっさに浅沼にキスをされて・・・
お笑いコンビとネタを隠れ蓑にできて、浅沼の頭の良さはタダモノではないですよねww
全体を通して、落ち着いて一直線に八木橋を好きな浅沼、だけど真面目な顔してエッチ。
自分の変化にグルグルしてしまう八木橋、という攻め×受けのスタンスが最後まで一貫してゆるがないので、お約束でありながらも楽しめます。
公衆の面前でこのカプはキスをさらすこと3度ですww
シリアス路線でないからそんな部分も楽しめますよね。
そして書き下ろしで八木橋を大好きな従兄がライバルで登場!
しかし、結構あっけなく二人の前に退散・・・また舞台上でキスしてる!
その先生へのごまかしが”人工呼吸です!”っていうのに爆笑でした。
安心して楽しめる学園もの。
でもね、浅沼が入学当初から八木橋を好きだったって告白しているのですが、その部分が具体的でなくて~描き下ろしは従兄の登場もよかったんですが、そんな浅沼のハートときめき物語を見たかったデス。
文化祭での夫婦漫才がきっかけで始まった秀才眼鏡・浅沼と、大阪出身美少年・八木橋の、ドタバタしてるけどとっても真面目な恋のお話です。
一話目が発表されたのはなんと6年前。
一年に一話のペースで続きが描かれ、さらに3年間をあけての大量描き下ろしという、気の長い展開だったようですが、テンポよく違和感なくまとまっていて良かったです。
この作品の一番の読みどころは、やっぱり八木橋の関西弁の突っ込みだと思います。
結構猪突猛進タイプの浅沼と、意外に慎重派の八木橋だからこそ、この、ずっと漫才しているようなやりとりが楽しいのだと思います。
悩んでいるのに面白いんだもの。
時々一句詠む担任の先生や、お邪魔虫のヒロ兄や、八木橋を女装させたい矢口さんなど、なかなかいい性格しているキャラも楽しかったです。
それにしても、広川さんの線が細めな絵柄で、結構ドタバタしたコメディってどうなんだろう?と危惧していたのですが、全然問題なし。
反対に、この絵柄だからこその高校生っぽさだったり、揺れ動く気持ちだったり、未熟さだったりが伺えるからなお良いのかなとも思いました。
で、ちゃんと、大阪弁が話せる人を配役してドラマ化してほしいなとも思いました。
いわゆるBLと違うテイストで、なにやら面白そうかもと思って手に取ってみました。
結果、少女漫画だなー、これという結論に。
攻めの方は男性同士ということも気にせずひたすら好き好きアピールしているのですが、受けの方はなかなか素直になれず。でも段々気になって恥じらう感じで、それをかわいいと思えるならよいんだと思います。
こうやってあらすじを描いてみると、BLにもよくあるパターンなのに、なぜなんか違う、という印象になるのか。。絵の感じなのかな?
受けが女性にしか見えない漫画もありますが、これはそうでもなく、やっぱり展開とかコマの感じとかなのかなあ。
原因は分かりませんが、辛口で申し訳ない気がしますが、少女漫画じゃないBLを読みたいんだ、と思ってしまいました。