恋の中

恋の中
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神4
  • 萌×23
  • 萌8
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
8
得点
57
評価数
16
平均
3.6 / 5
神率
25%
著者
桃山なおこ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

作画
桃山なおこ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
シトロンコミックス
発売日
価格
¥638(税抜)  
ISBN
9784862637529

あらすじ

真冬の浜辺で何度か見かけた男は喪服姿だった。思いつめた顔で海を見つめる男に思わず声をかけたある日。その男がぽつぽつと過去を語りだした横顔に、なぜか惹かれていくのであった…。表題作のサーファー×喪服男のほか、イケメンチンピラ弁当屋×高校生、部活仲間、幼馴染、リーマン三角関係などシリアスからラブコメまでメンズラブ満載。37pの大量描き下ろしアリ!
(出版社より)

表題作恋の中

同時収録作品スタート/スタート

同時収録作品すきなひと

同時収録作品サマータイムロスタイム

同時収録作品愛情イーター

成康・インテリ&弁当屋を道楽でやってる男
勇・硬派に憧れてる高校生

同時収録作品君と見た風景、君と見る風景

その他の収録作品

  • 愛情フラッパー(描き下ろし)

レビュー投稿数8

心に余韻を残す心理描写がキュンキュンさせる

雑誌掲載時から気になっていた作家さんです。
全て東京漫画社での掲載ですが、何故にシトロンレーベルから?という詮索はしないようにしましょう(汗)

どの話も、過去を振り返ったり、心の奥の想いに囚われたり、迷ったり、切ない想いを抱えた主人公が、現在を見直すことで、その心を吐きだすことで、立ち直ったり、現在の幸せを再認識する話になっています。
エチや色気は全くないのですが、心を表現する、心を登場人物に語らせるのにとても優れた作家さんだと思いました。
作品を読む中で、主人公と自分の心が共鳴してそれはとても理解ができる心境となり、それは胸を掴まれて感動さえ生まれました。
淡々と静かにストーリーは展開されますが、それは全く暗くはないのです。

唯一、少しトーンが違うのは『愛情イーター』
弁当屋のお兄ちゃんが気に入っている高校生を、餌付けする話です。
これの描き下ろしにエチシーンがあるだけ。
エロ度はかなり低いです。

エチがなくてもエロがなくても、色気がなくても、心を読ませる作品というのはとても心に残りますね。

6

淡々とフラットに、けれども芯がある

初読み作家さんです。
ぐわっと、どっぷりきそうな題材(例えば表題作は死ネタ絡み)を扱っているのに、その中心に浸って描いているのではなく、少し俯瞰したところから描いている感じなので淡々とフラットな印象を受けますが、そこがかえって男同士である事を際立たせている気がしました。
少女漫画とは対極にある男同士の恋愛のための作画だなと。そこがとても魅力的です。

一番好きなのが【愛情イーター】その続きである【愛情フラッパー】ほのぼのコミカルなお話。
背伸びして突っ張ってちょっと意気がっているけどまだまだ子供っぽい高校生の勇とそんな彼をかわいーかわいーと溺愛しているお弁当屋さんのお話。
弁当屋はヘラヘラした優男なんだけど、ヤクザと対等どころか店番までやらせちゃったり、英語はもちろんトルコ語まで自在な頭脳を持っていたり、6LDKのマンションに住んでいたり・・・と謎が多い。
勇の涙を躊躇なく舐めとるところが変態っぽくていい。

その次に印象に残ったのが表題作【恋の中】死ネタ絡み。
喪服姿で海岸に佇む男を心配して声をかけたサーファー君と、訳ありげな男の回想話。
見開きいっぱいのページ、真っ黒に塗り潰された空を背景に一人取り残された描写が心打つ。
読み手からすれば両片思いなのが解るだけに、どうにかならなかったのか・・・と思うけどならないのも人生。
切ない想い出話につきあったサーファー君の差し出す手を取ったところが、一筋の光のように感じられて読後感は良い。

【君と見た風景 君と見る風景】
10年間完全に隠し秘めていた思いを悟られた末の動揺、後悔、そして最後のお願いが切ない。

私がトピ立てした「ちるちるのランキング圏外だけど、心の琴線に触れた作品を教えてください」
http://www.chil-chil.net/answerList/question_id/4967/#IndexNews
で教えていただいたのが、こちらの作品。

教えてくださりどうもありがとうございました。

1

言葉選びが天才的。

一つ一つの作品は短めで、正直地味なんですが、心の中にすーっと染み入るような作品です。
表題作は『恋の中』なんですが、どの作品にも当てはまるタイトルで、
恋とは何か、恋をする気持ちとはどんなものか、というものがテーマな気がします。

『恋の中』
サーファーは、海でたたずむ喪服の男が気になっていた。
ある日その男に声をかけると、ぽつぽつと自分の過去の話をしはじめた――
この喪服の男・圭吾の学生時代の恋物語と、サーファーと圭吾の今後はじまる恋の物語が同時進行です。
学生時代、親友・遼に恋をしていたが、あの時彼の手を取らなかった自分。
見開き一枚使った黒基調のとあるシーンが、心に残ります。
彼の後悔の念がその1ページに見事に詰まっていたと思います。
切なさいっぱいの過去話と、これから始まりそうなサーファーとの恋。
あの後悔は一生付いて回るかもしれませんが、未来はきっとある!!と思わせてくれるお話。

『スタート/スタート』
幼馴染みのマコから恋人を紹介された哲。
このモヤモヤイライラする気持ちは何??
マコが男の恋人を紹介してきたことにより、ホモはきもいと彼と距離を置き始めた哲。
これも自分の気持ちを悟るシーンが切ないです。
言葉選びが非常に上手だな、と思わされました。

『すきなひと』
好きな相手を忘れるために、付き合い始めた恋人。
その恋人とも2年半になるが、当時好きだった相手と急接近して…
本当に好きな相手は誰??
大人な三角関係です。
大切なものって近くにあるとわかりにくい。
ハタから見るとわかりやすいものなのに…。

『サマータイムロスタイム』
思わず友人に告白してしまったんだけど、相手はいつもと変わりなく接してくる。
これってなかったことにされているのか…
きっと作者はサッカーファンなんだろうな。
きゅんとはこなかったけど、オチはステキ。

『愛情イーター』『愛情フラッパー』
自称“硬派”な高校生・勇と弁当屋店主・成康の話。
バカで涙もろくて硬派な(笑)勇だけど、一枚も二枚も上手の成康の思うツボ。
勇が大好きな成泰は、勇をバイトにして、名前で呼ばせ、揚句には恋人にすることに成功します。
ニコニコいつも笑顔の成泰ですが、彼の家族も現れて、どんどん彼の腹黒さが明らかになっていくところが最高!
ゾクゾクするほど気持ちいいんです♪
勇も成康の掌の上で転がされるがごとく、成康のことが好きになっていって…
描き下ろしでは無事結ばれるのですが、ある意味勇のほうが上手だったかもしれません♪
他作品のシリアスなイメージを払拭する、可愛いラブコメでした。

『君と見た風景、君と見る風景』
長年一緒にいた親友・次晴に告白された隆虎。
今まで気持ちを隠し続けていた次晴がものすごく切なかったですね。
隆虎の気持ちの伝え方も、不器用ですごく好き。
続きが読みたい一作です。

本当に一作一作が地味なんですが、心に残るシーンも多く、
特に台詞が特筆していて、いつまでも心に残る台詞が多いです。
エロもラブもいいんですが、時にはこういう穏やかな恋もいいですね。

4

「日常」の短編集

 『恋の中』

 冬の海辺にトレンチコートの男がただ黙って海を見ている。それだけでなんて絵になるんでしょう(笑)そして、その彼、遼がふるさとの町に帰ってきたのは、片思いの圭を見送るためだった。もしあの時、圭と一緒に町を出ていたら、もしあの時付き合っていれば…なんて、もしに悩まされることもなく、ただぼんやりと海を見ている。サーファーのお兄さんはどこまで分かったのかな?このぼんやりとした時間と遼の渋さが萌えます。

 『スタート/スタート』

 幼なじみのマコトと哲。天然で弱いマコトをいつも引っ張って守るのはテツですが、いきなり完璧すぎるほどの藤本が現れます。ただほっとけないから構うのか、うっとうしいから何とかしてやりたくなるのか…。なんて愚問より答えは分かっているんですよ(笑)哲があっさりと感情を飲み干してしまうあたりは、王道展開とも言えます。

 『好きな人』

 幸也と公平は同棲中。そんな時公平がかつて思いを寄せていた男が結婚することになります。一般的な祝福されるであろう結婚、子供、家、実家。これらのものを望めないということをはっきりと描きながら、公平が自分だけの幸せに気づいていくお話です。公平が悩んでしまう場面もあり、一見シリアルそうですが、結局最後は二人だけの形に気づいていくという、ほっこりするお話です。

 『サマータイムロスタイム』

 アラタからの突然の告白『仕方ねえだろお前のこと好きだから気になんだよ!!』高校生はこういうことも素直なんだか血の気が多いんだか(笑)
 後半ふたりは、あっさりとキス。ストーリーと言うより、台詞や流れで読ませている感じがしました。

 『愛情イーター』

 どうしても硬派を目指している勇くん。彼がアルバイトをしている弁当屋には本当に硬派な人、やくざがやってくるのですが、実は本当のやくざはもっと近くにいます。(笑)

 『君と見た風景、君と見る風景』

 ずっと友人だと思っていたのに、ある日唐突とも言える告白を受けてしまう赤沢。一度冗談だなんて流されても、流れないのはそれはお互いが好きだからでしょうが、悩んだり、一緒にどこかに行こうと誘ってみたり、もう展開がいい意味で早いです。

4

じんわり広がる恋する切なさとトキメキの調和

前作のコミックスがとても好きで今回はほぼネーム買いです。
絵やお話に派手さはないものの、この何とも言えない独特の空気感…というか雰囲気に改めて魅せられました。うん、やっぱ好きだな~^^


□恋の中
内容の大半は喪服の男・圭吾の回想で話が進められます。
学生の頃、親友に抱いていた恋心に悩む圭吾。相手に想いが知れる事を恐れ、たった一度だけ差し伸べられた手を拒んでしまう。そして月日は流れ再会した彼は―。
後悔したところで過去を取り戻せない事は圭吾もよく分かっている。でも未熟だった自分をサーファーに話す事で彼なりにけじめをつけようとしたのではないかと思います。この経験があるからこそ、もう同じ後悔は繰り返さないと信じて2人に幸せが訪れる事を願いたいですね。

□スタート/スタート
幼なじみに男の恋人を紹介されて自分の気持ちを自覚する不憫な子・哲っちゃん(笑
自覚した時点で失恋決定な訳ですが、新しい恋の種は案外近くに落ちてるカモ?つかぶっちゃけ脇で出てた先生と哲の恋バナが読みたい!!そん時はモチロン哲っちゃんが受で(笑

□すきなひと
好きな人を忘れる為に付き合った彼だけどいつの間にか本気になってた主人公の気持ちの変化に胸キュンさせられました。
最後の彼会いたさに駆け出すシーンは一緒になってテンション↑↑った(笑

□サマータイム~
勢いで告白して後悔しちゃって…
でも攻?が意外とポジティブなのに笑える^^脳天気というか、後々彼に振り回されそうな予感がします。

□愛情イーター
このお話好きです!!
まず硬派の意味を履き違えてる天然な勇のキャラがもうツボ!!成康が手放しで可愛がる気持ちがスッゴいよく分かる(笑
見た目に反した成康のお茶目で腹黒な部分もギャップがあって各キャラ(脇も含め)とテンポとノリが見事にマッチした申し分ないお話でした。描き下ろしでは唯一?のお色気シーンも見れますョ←薄めですが(笑

□君の見た風景~
親友を一途にずっと想ってた次晴のいじらしさが切なかったです。するつもりのなかった告白をしてしまい、笑顔で友達でいる事を拒否する彼の姿に胸が締め付けられました。他の方も仰ってますが、出来れば続きが読みたかった作品。


私は気になりませんが、絵柄は割とあっさりしたタッチなのでもしかしたら好き嫌いが分かれるかもしれませんね。でも好きな方には絶対ハマる作家様だと思うので未読の方は是非一度試してみて下さい~^^

3

カバー裏注目

短編が6作+描き下ろし1作です。

『僕たちは、過去の現在の 起こるかもしれない未来の 恋の中にいる』
(カバー裏より)

【恋の中】
止まったままの過去の恋を話すことによって昇華し、新しい恋に踏み出すお話だと思います。
後悔ばかりの恋の中から、光射す未来へ・・・

【スタート/スタート】
幼馴染みのマコに彼氏ができて、複雑な思いの哲ちゃんは・・・
こういったお話だと王道の場合、最終的にマコと哲ちゃんがくっつくことが多いですが、これはそういう展開じゃなかったのが新鮮でした。
哲ちゃんのためには別に年上眼鏡の先生がいるわけですが、このお話は哲ちゃんが自分の気持ちに折り合いをつけるところで終わっています。
先が色々気になります。

【すきなひと】
自分が好きなのは誰なのか、自分が大事なのは誰なのか、自分に今必要なのは誰なのか・・・
ちゃんと答えが出てよかった・・・

【サマータイムロスタイム】
勢いで告白したあとは・・・
相手の態度の一つ一つにハラハライライラ・・・
↑3作が微妙な三角関係だったので、このお話の純情な二人にちょっとホッとしました。

【愛情イーター】【愛情フラッパー】
なぜか弁当屋をやっているヤクザが、突っ張っているチビ高校生を餌付けするお話?ちがうか?
高校生が好きなばっかりに弁当屋を畳めないヤクザのお話?それもちょっと違う?でも、そんなお話。

【君と見た風景、君と見る風景】
今まで一緒にいた友人、これから一緒にいるなら恋人?
答えはまだでないけれど、なくしたくない大切な人。

2

淡々としているのに心に残る短編集

前作の短編集では、雰囲気にばらつきがあると感じたのですが、今回もまたシリアスな作品の中にひとつだけちょっとコメディ調な作品があります。
でも違和感なし。どれもたまらなく好きでした。
表紙もいいですね~。読む前にも目を引いたけど、読後改めて広げて眺めると、ひとりひとりにジーンときちゃいます。

「恋の中」
喪服姿の30代半ばの男性とサーファーの青年のお話。
海を見つめていた喪服の男性が語る切ない思い出話が心臓にキユウーとくる。
これからサーファー君との間に始まりそうな恋というところでお話は終わりですが、ええ!?とはなりません。
この短さでここまでの心に残る素敵なお話を書き上げる腕前。ただものではありまんよ。

「スタート/スタート」
幼なじみのマコから付き合っている彼を紹介され、そこでようやく自分の中のマコに対する想いに気づく哲。
これまた短くても物足りなさはないのですが、ちょっと気になる眼鏡教師との今後が読んでみたいです。

「すきなひと」
好きな男を忘れるために付き合い始めた別の男。その彼との付き合いも2年半になる頃、好きだった男と微妙な感じに。
本当に好きな相手は誰なのか、大切に想う相手は?と揺れ動く乙女心じゃないや、男心。
これもねえ、いいですっ!大人の恋だよー。こういったリーマンものじっくり読みたい!!

「サマータイムロスタイム」
高校三年生の引退したばかりのサッカー部員でセンターバックとサイドバックの二人。
はい、これだけでけっこうな御馳走です。
勢いに乗ってサイド君がセンター君に告白してしまったものの、相手はいつもと変わりなく接してくる。
こりゃもうなかったことにされてんだなと諦めつつも、落ち込みながら一人であれこれ考えるわけですが、とにかくね、どのお話もモノローグがとってもいいんですよ。
くどくなく心情をうまく表現していて、切なくなってしまうんです。
これはこれで高校生らしく可愛いお話で好きじゃった。

「愛情イーター」「愛情フラッパー」
ヘタレな弁当屋店主の成康と、ツンデレ(?)高校生の勇くんのお話。
硬派を気取っている勇くんですが、子供っぽくて単純で「がんばって硬派」ってとこが可愛いです。
そんな勇くんを手のひらの上で転がしてる成康は、バイトとして勇君を雇い、自分を下の名前で呼ばせて、あれよあれよと恋人にしてしまうのですが、見た目のやさ男風とは違い、酸いも甘いも知り尽くしてる男といった感じで、ヘタレなようでなかなか腹黒い男です。
脇役スキーの私としては、不破さんというヤクザさんが気になるところでして、描き下ろしにも登場してくれて嬉しかったです。
こちらでは成長した勇くんも見せてもらえて大満足。
他作品のシリアスなイメージとは違い、ほのぼのラブコメでした。

「君と見た風景、君と見る風景」
10年一緒にいた親友の次晴に、さらりと告白された隆虎。
なんでも隆虎の言いなりになっていて、自分の意見がないような次晴だけに、話の流れ的にそういう風に言ってしまったのか、酔っ払いの冗談だったとも思えないしと、隆虎はかなり悩みます。
次晴がこれまでずっと気持ちを隠し続けていたと判るあたり、ほんとうに切ないです。
こればかりは、ここで終わらせないで!と思ったなあ。
幸せな顔をしてくれる次晴を見せてもらいたいです。続編熱望!

どのストーリーもこれから何かが始まりそうな恋を描いていて、どれが一番なんて選べないぐらいの優れた作品集です。
絵も淡白だしなんかこう淡々としてるんだけど、台詞が特筆しててねえ、間が素晴らしいんです。
いつまでも心に残るシーンの多いこと!最近読んだ短編集ではダントツですな。
ほんともう是非読んでみて!!

2

あっさり、でも心にスッと入ってくる話ばかり

地味だけれどどこか印象強い作品たちの短編集です。

「恋の中」
好きな相手に好きと言えず時を過ごした男の後悔。今度は。今度は。

「スタート/スタート」
好きな子が、恋人(♂)を紹介してくる。どうにもならない嫉妬とモヤモヤ。(どうやら教師はその心の隙を狙ってる?)

「すきなひと」
リーマンの、諦めの悪い恋情。それでも共に過ごす相手がいつの間にか自分の一番になっていた、という話。
じわーっと良かった。

「サマータイムロスタイム」
言うつもりはなかったのに衝動的に告白してしまった。英太は多分なかったことにしようとしてる。
何事もなくサッカーの国際試合を一緒に観に行くが…
この話、すごく好きでした!

「愛情イーター」
ヤンキーな高校生を餌付けしていくお弁当屋のお兄さん。
一見ほのぼのしいし実際優しいお兄さんなんだけど、実はコワモテ一家のお兄さんは18才になったらカラダをいただくつもりなの。

「君と見た風景、君と見る風景」
好きな男の言う事を100%受け入れちゃう上多賀。ただの俺様だった赤沢は、実は自分の方が離れられない?

「愛情フラッパー」
「愛情イーター」その後。18才の誕生日パーティーの前日なんだけどヤっちゃう⁈


一番好きだったのは「サマータイムロスタイム」です。
言ってしまった事に落ち込む子。対して受け入れる方の心の動きが描かれない。
読者的にはダメだろうなと思ってたのに、なぜか急転直下キスされて「え〜っ⁉︎」ていうのを体験する感じ。嬉しいとかいうより思いっきり焦る感覚が伝わってくる。

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