修行中
ノーマルネタが大半(ページ数的に6対1くらい)なのでBL作品としてレビュるのもどうなのかとも思ったんですが、BL&原作好きの視点からこの作家さんの作品を味わうには面白い作品集かと思うので挙げてみました。参考になれば幸いです。
この作品集の大きな魅力は画風もギャグのノリも原作にイイ感じに似ている所かと。
原作が非っ常ーにクセ有りまくりのギャグ物のため絵も内容も似せるのは骨が折れると思うんですが、どちらも結構近いのでは?パラレル物(遣随史+細道、遣随史+黒登山etc.)もあまりにも自然なので、もし本家の雑誌に載っていたりしたら原作者の作品だと間違うかも知れませんw
ということで収録されているBLネタの作品は、もしも原作にBLネタのギャグが入っていたらこんな感じかなと思わせる雰囲気になっています。
ただ、具体的な描写がほとんど無いためモヤモヤっとした不完全燃焼感は残ってしまうかもです。まあページ数も少ないこともあり物足りないと言えば物足りないんですが、そこら辺のじれったさも原作読んでる感覚に似てるかなーと思ったりしています。
●『男・平田』
原作『平田の世界』その後。どうやら彼らはBLの中の人だったようでwこのキャラ達でBL需要あるのか気になります(←余計なお世話)がその微妙な辺りが更に原作を彷彿とさせていて可笑しい。チカラ技でBL側にギリっギリねじ込んだマンガって感じ…(笑)
●細道ネタ『旅の3こま』『まんじゅうこわい』『夫嫁(婦?)のある日』『夫嫁(婦?)の会話』
さっきも書きましたが具体的な描写はほとんど無いので、行間や前後の流れを妄想しがちな読み手はムラムラ出来るでしょうw私はバッチリです。(←聞いてない)とりあえず弟子が師匠の下帯を取るに至ったまでの経緯を妄想しまくることが任務だと思いますv
二人が夫婦な話では曽良くんの鬼嫁っぷりが拝めます…♪シリーズ化しないかなこれw一冊まるごと夫婦ネタとか見たいww