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wild wind
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
大好きで何回も読み返している作品です。
絵も綺麗で、設定も好きで、モフモフで、神作品だと思ってます。
今回は、獣人の起源にまつわるお話です。この作品が3冊の中で、一番好きです。
天界で争いが起きて、衝撃で天界の一部が崩れます。その時一緒に『神の庭の獣』も落ちてくるのです。その獣の退治を任命されたのが、天界からの使者のオルグリスでした。でも、獣たちと関わるうちに、殺すのはおかしいと思い始めます。
オルグリスは、長い時間の中での人間との関わりで、空しさや寂しさを感じていました。でも、その獣のシュイと過ごすことで、癒されていくのです。
そして、そんなシュイ達のために取った最後の決断に胸が痛みます。そこから、獣人と斑族の関係が始まるのです。
シュイのオルグリスへの愛情が、犬っぽくて可愛くて萌えました。側にいたい、触れたい、自分だけをかまってほしいと、全身で伝えてくるのにキュンキュンしました。
ずっと続編が出ないかと思っていたのですが、完全版が出たことでやっぱり無理なんでしょうね…。本当、残念です。
人と獣、二つの姿をもつ”獣人”と、
彼らを従わせることのできる人間“斑族”の愛を描いたファンタジー三部作。
昔の少女漫画のような?クラシカルで耽美風な絵柄と、
神話を紡ぐような壮大な世界観に引き込まれます。
三部作は「Wild Fangs」「Wild Rose」「Wild Wind」の順ですが
物語の時系列は、巻を追うごとに古くなっていきます。
「Wild Fangs」「Wild Rose」は、
獣人族の生き残りで、離れ離れになった兄弟が、
それぞれ孤独な旅のさなかに運命の相手(班族)と出会う話。
この3巻目「Wild Wind」は、
それより遥か昔の話で、なぜ獣人と斑族が生まれたのか明かされます。
時系列通り、この3巻目から読むのもオススメです。
神に人間界に遣わされた森の賢者・オルグリウス。
人間の妻と子に先立たれて数百年、生きる楽しみも忘れ淡々と生きている。
ある日、神々の争いで天上界の一部が壊れ、獣人という天の生き物が地上に落ちてくる。
神に始末を命じられたオルグリウスだが、出会った黒い獣・シュイの孤独に苦しむ姿を放っておけず・・・
人間界で迫害され、人を襲わんとする衝動に苦しむシュイですが、
自分を包み込んでくれるような優しい存在・オルグリウスに安らぎを感じ、
子供のように激しく一心に彼を求める。
そんなシュイを「仕方ないね」と受け入れるオルグリウスも、必要とされることで長年の孤独が癒され、忘れていた生きることの熱を取り戻していく。
抱き合ったまま水の底に沈んでいくような、
深い余韻ある濡れ場が、叙情的で色っぽいです。
そして、シュイら獣人族を守るため、命を捨てる覚悟をするオルグリウス。
呪いか救済か。神により彼の身におこったことが、この三部作の物語全ての始まりです。
獣化したシュイは狼のようで、黒くなびく長い毛が美しいです。
しかし内面は、ワンコのような幼子のような子供っぽい独占欲の強さで、とにかくオルグリウスにスリスリ寄ってきます♪
さすがに獣姦はないですが、モフモフした毛並みと、牙がのぞく長い舌で、オルグリウスを愛撫するシーンはすごく扇情的でしたv
大人と子供のような関係が、愛し合い、オルグリウスが人間らしい表情を取り戻していくにつれ、逆転していくところも見ものですね。
シュイの年齢は明言されてませんが、
おそらくかなり年が離れた年下攻なんじゃないかと☆
山岸ほくとさんの著作はこの三部作のみで、
あとは挿絵でのお仕事中心ですが
(最近だと夜光花さんの『あかつきの塔の魔術師』など)
個人的には、もっとオリジナル作品を読んでみたい作家さんです。
シリーズで一番好きな巻だと思います。
獣人のシュイと賢者のオルグリウスのお話です。
神々の争いで地上に落とされた獣人たちの抹殺する命を受けた神の使いでもある賢者のオルグリウス。
でも、シュイと触れ合って獣人たち皆が恐い訳ではないと知り、優しいオルグリウスは抹殺ではなく違う道を探そうとするんです。切ないんです。
でも、ハッピーエンドです(^-^ゞ
でも、でも、続きが読みたくて読みたくて仕方ないんです!
最後に出てくる、獣人の双子とオルグリウスの血筋であるイリアが出てきますが、この3人のお話が気になります。
エロもそれなりにある作品なので、続きがあったら3P?とか妄想しちゃいます(笑)
完全版が出ましたが、新たに連載とかないですかね…読みたいな。
やっぱり、BLファンタジーって良いよね。