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jigokumeguri
閻魔の人間の時から閻魔になるまでの出来事が明らかになります。
そんな辛いことが…。大切な人を…。しかも母親が…。そして自分も…。
そしてなんとなんと、緒野はその大切な人の生まれ変わりだったとは!
二人は本当の意味で結ばれ閻魔は緒野と同じ時を過ごすために人に生まれ変わり。
会えるかどうか、同じ時に生まれられるかわからないのに。
ですが!無事に会えて。しかも緒野が渡した折鶴を持って拾われたようで。
運命を愛で越えてきたのかな。
恋に落ちる二人。彼に閻魔の影を探してしまう緒野。でも代わりでもいいって彼が言ってくれて。そこまで緒野を!
今度こそそばにいる約束が果たされそうですね。
【2代目閻魔様×公務員/初代閻魔様×明王】の2CP
大いにネタバレを含みます。
■地獄めぐり/考えめぐり■
閻魔(2代目・人間の時の名前は寿)✕緒野 瀧群(公務員・地獄担当)
役所に勤務し、週三日地獄へ出向している瀧群は、地獄に通ううちに閻魔王と惹かれ合い、いつしか体の関係を持つようになる。
しかし、閻魔が瀧群の想い人であった恩師に、地獄行きの判決を下したことで、その関係に亀裂が走り?!
やっばい、これすっごい切ない。
まさか二人がそんな縁だったなんて…。
正直ここまで繋がってると思ってなかったからびっくりしました。
でも…だからこそ、閻魔(寿)の閉ざされた心は瀧群にしか開けないんだって思わされました。
寿が人間の輪廻に戻る…赤ちゃんとして新たな人生を歩むとこから始まると思っていただけに「そこに戻るんだ」と感じました。
でもそれは不満から思ったんじゃなく、心にすとんと落ちてくる感じ。
記憶はなくても瀧群のいる現世で巡り合ったことに明るい未来を期待(*´▽`*)
ってか、まめちゃん可愛い((o(。・ω・。)o))
■花色めぐり■
鸞(初代閻魔)×烏枢沙摩明王
天道と地獄道で分たれた鸞と烏枢。
数百年後、人手不足の地獄に交代制で手伝いをすることになった烏枢。
そこには昔と変わらない鸞がいたが、自分の知らない一面に寂しさも覚える。
担当交代前に思い出を作りたいと願ったが…その代償は想定よりも重くて…。
数年後に寿と瀧群が巡り会えたのは、やっぱ烏枢さまが小細工してくれてたからなのか…感謝です。
寿が地獄に来たばかりの頃や、牛頭馬頭の2人の誕生とかも描かれています。
表題作で人間として奉公していた頃よりも寿が幼く感じられるのが切ない…母親があんなんだったばかりに幼くして家計支えてたから…(´・ω・`)
■めぐりめぐる■
脇坂 治鶴(寿の生まれ変わり 23歳)×緒野 瀧群(公務員・地獄担当 28歳)
表題作の書き下ろし。
再会後の話。
寿を思い出す青年に戸惑う瀧群、自分ごしに誰かを見ているって気付きながらも瀧群に近付く治鶴。(ってか思いっきり寿って何回も呼ばれてるし)
鶴の小道具やばい!
表題作ですれ違い発生時に瀧群が寿の元に置いてきた鶴。
千羽折ったんだと思ってたんですが、出会ってからの日数分だったんですね。
これ、捨て子だった治鶴のもとに置いたのって…やっぱ烏枢さまなのかな…。
もう間違いなく治鶴=寿だって瀧群の中で繋がった時がもう…。・゚(´pωq`)゚・。
幸せになって下さい。
大波が…ダメだ、やっぱりやられてしまうんだな…
まぁ、私がこの作品で扱われているテーマが好きなので余計なのかもしれません。
文学や物語のテーマとしてはとてもロマンがあって、壮大なテーマです。
ストーリーについては一切説明しないつもりです。読まれる方に、何も知らない状態でたくさん驚いてほしいから。
好きな作品ほどネタバレはしたくないんです(笑)。
この作品、ドラマCDも合わせて大好きなんですが、実は他のお気に入り作品と比べるとそれ程回数は読んでないんですよね。
なぜか?…それは必ず感情が大きく揺さぶられてしまうから。
小さなピースが一つ一つ繋がって、最後に全部埋められてしまう様は秀逸だと思います。
お話を並べる順番に至るまで素晴らしい。
思い描いていた続きとは異なり、急速に引き込まれ、何故タイトルが「地獄めぐり」なのかじわじわと染み込んできます。
細々とした設定に苦戦した上巻がきちんと活かされ、二人の役割の重さにやりきれなくなりました。
閻魔が知っていて目を背けた罪悪感に、何もかもを放棄してしまった事を知った滝群。
本来の輪の中で幸せになるべき人が幸せになれる為にと、心の寄り添った二人のとる道に潔さを感じます。
そして離された手が再び繋がれる。
おとぎ話のような奇跡にほっとするラストでした。
他「花色めぐり」
本編で背中をおした烏枢さまと初代閻魔王となる鸞とのお話。
閻魔が拾われた経緯、2人の道しるべとなった理由が描かれ、そしてこれからの地獄がささやかに幸せに色づいて穏やかに心が満たされます。
書き下ろし「めぐりめぐる」でほっとした奇跡の続きが読めて、滝群の葛藤を打ち消す優しい逸話に心置きなく本を閉じることが出来ました。
ついに、閻魔の過去が語られます。
人の子であった閻魔がなぜ鬼となり、閻魔となったのか。
彼の魂がなぜこの地獄でこのような形で罪の贖いをすることになったのか。
400年前のこと、閻魔は子供の頃にある罪を犯しました。
その頃閻魔は「寿」と言う名でした。
仲の良い友達・伽世という子がいたのですが、その子は自分の母親によって殺されたのでした。
母親は伽世を誘拐して、身代金を要求し、男と一緒になろうとしていたのです。
それを知った寿は、母親を殺して、自分も自害をしたのでした。
伽世に申し訳ないと思いながら、罪を犯したのでした。
寿の魂は地獄に流れつき、一代目閻魔に拾われます。
そして一代目閻魔の思うところあって、寿の魂は地獄で二代目閻魔となるべく育てられるのでした。
そんな閻魔の過去を知った瀧群は、鬼に人の心は分からない!と暴言を吐いたことを後悔します。
本当は閻魔本人こそ人の心を理解し、苦しみの中で生きてきた人。
瀧群は自分のつまらないプライドで閻魔を傷つけたことを後悔し、
自分の本当の気持ちを伝えようと、閻魔に会いに行きます。
しかし閻魔は瀧群を拒絶します。
それでもめげずに瀧群は自分の気持ちを伝えます。
頑なな閻魔に烏枢から「瀧群の過去を見ろ」と言われます。
そして閻魔が見た過去とは。
瀧群が、自分の母親が殺してしまったあの「伽世」だったことを知るのです。
二人の魂はまた地獄で再会したのですが、閻魔は罪滅ぼしをすることができたのか。
そしてその後二人はどうなったのか…。
魂の不思議な巡り合わせに、感動しました。
ところで脇キャラもけっこう充実したお話でして、
今回も阿傍吽傍にきゅんときました!
そして鸞×烏枢カプもなかなかに良いお話でした♪
シリアスよりなお話ですが、優しくほのぼのとした面もある作品でした。
良かったです。
涙が出ました。
シリアスな物語なのですが
最後にはハッピー?で
終わっていて満足のいく作品でした!
私は転生系統のお話は
苦手なのですが
この作品は好きです!
同時掲載の『花色めぐり』も
感動しました!
なんかいろいろ深いので
説明しがたいのですが…
愛ですね\(^O^)/
読んで良かったです!
だめだ・・・私こーいう話に弱くて(;へ:)
閻魔がなぜ人間から鬼になったのかが語られます。
阿傍と吽傍の生い立ちもわかりました。
地獄と人間界の時間の流れは違うので
地獄に生きる閻魔と人間界に生きる瀧群が
結ばれるために必要なことは『輪』に戻るということでした。
輪廻転生がつまり『地獄めぐり』という意味だったのではないでしょうか?
記憶をなくし、肉体をなくしても、たぐりよせてしまう縁というロマンv
人間界でも天界でも地獄でも、鬼はいるし仏はいる。
どこもかしこも人間臭くていとおしかったv
自分では制御できない感情のブレがない世界こそほんとの地獄なのかもしれない。
そういった意味では、この『地獄めぐり』は、けっして地獄ではありませんでした。
輪に戻った寿が、伽世が待っていると立つシーン。
え?ここに戻ったんだ!!!と、びっくりした。
子供である寿が、伽世のいない世をあのあと何年生きたんでしょうね?
鬼として何百年も生きてきた経験があれば、あっという間だったのかな?
でも、さみしいよね。
そして烏枢のお話も、よかったなv
次は阿傍と吽傍のお話が読みたい。
表紙も綺麗だし、中も綺麗だし、カバーをはずしたところにも描きおろしがv
楽しかったv
お話もいーんだけど、きっちりエロいのが自分好みでしたv
すっばらしい!
役所勤めの緒野瀧群は、上司の退職に伴い地獄での職務を任され、
閻魔の手伝いをすることになる。
そして瀧群は、その閻魔に口説かれ惹かれ体の関係をもつようになる・・・
というこの何とも言えない斬新なストーリー設定と
表紙見てフェロモンがぷんぷんっしてそうな閻魔に妄想が一気に膨らみ
もう迷わず購入決定しました♪
上巻は 閻魔の過去の過ち等々気になるストーリーのさわりばかりで
続きが気になる感じです。
そして、下巻で
瀧群の抱える後悔も閻魔の過去もそして瀧群の前世も
すべて解き明かされるわけですが・・・
何かほんともうただただねぇ~二人の過去が思いが
胸がギュギーーーンと
なちゃうぐらい切ない展開目白押しだし
閻魔が人間になったら~の瀧群と未来の約束するシーンとか。。。・゜・(/Д`)・゜・。
描き下ろしの「めぐりめぐる」~閻魔が瀧群の為に人間に戻ってからのお話。
人間に戻った閻魔は、瀧群の事を覚えていない。
けれど、二人は偶然出会い自然に惹かれて付き合い始めます。
が、瀧群は閻魔の事が忘れられずなかなか関係は進展しません。
そして、ちょっとしたきっかけで寝てしまうのですが
その後の睦言でその青年が鶴の折り紙の話しをします。
その話しで、
瀧群が今目の前に居るのは“閻魔”なんだと自分が愛した”あの閻魔”なんだと
確信しこの目の前に居る青年を素直に愛しても良いのだと思う
シーンはほんともうっっ涙腺崩壊(T_T)。
このお話読んで前世、生まれ変わりを信じようかと・・・
いやっ信じたいっっ!!って思いました。
カバー下も忘れずにチェック!!
吽傍と阿傍のイチャイチャが可愛い(*T▽T*)
ほかのサブキャラ達もとても魅力的です♪
是非、上下巻セットで一気読みすることをお勧め♪
CDも出てるのか~あぁぁぁぁぁ買ってしまいそう(´ε` ●)
全然大丈夫!!
とっても面白かったです∑d(´∀`d)
とにかく絵がキレイです!!
あと話も、濃くて
結局愛し合う二人は
最後には繋がるんだなと
感動してしまう作品です。
ただ、個人的にどうしても
閻魔には思い出してほしかったです。。
でもそれも試練で、萌えます。
レビューになってませんが、
とにかくこの熱い気持ちは
記しておきます。
ようやく出ました完結編!
地獄に勤める人間の緒野と地獄の閻魔。
お話は、昔人間だった閻魔の話からです。
失ってしまった大事なもの。自らの手で絶った大事だと思っていたもの。
すべてを悔いて自ら失った命。
数百年たった今でもそれは閻魔の胸の中で渦巻いて・・・。
正直なところ、何かがもうひとつ・・・と思わせる場面が多々ありました。
ココが~と詳しくいえないのがあれなんですけど。
とはいえ、感動のラストに向けて、ボロボロ泣かせていただきました。
久しぶりにさわやかな涙を流してしまった(ノД`)・゜・。
過去、現在。そして真実。
運命の選択からの~な話。
これも良かった。結局相手の記憶は残っていない。
残っていないので、過去どうの~はないんですが、リンクしたアイテムやもろもろな。泣かせてくれました。エロエロもあって悪くない。
転生。これも、生まれ変わるのかと思えば~な展開は予想外でした。
けどあれですね、この方法だと、ホンモノの閻魔は最後まで想って死んだのかとおもうと妙に切ない。
■考えめぐり
まさかまかのサブキャラのお話。
昔の閻魔と~なお話。
閻魔の顔に似合わない犬っプリがなんともいえませんでしたw
みんな幸せであれば私は幸せですw