高潔であるということ

kouketsu dearu to iukoto

高潔であるということ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神14
  • 萌×212
  • 萌19
  • 中立3
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
19
得点
178
評価数
49
平均
3.7 / 5
神率
28.6%
著者
砂原糖子 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
九號 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎ルチル文庫
発売日
価格
¥590(税抜)  
ISBN
9784344818668

あらすじ

復讐のため、真岸は志田の税理事務所にもぐりこむ。しかし、志田の不器用な優しさに触れるうち、次第に惹かれていき…!?
(出版社より)

表題作高潔であるということ

復讐の機会を狙うバイト、25歳
税理士、32歳

レビュー投稿数19

巡りあえてよかった

小説はあまり読まない方(BLは)なので、他の方よりも甘い評価かもしれません
悪しからず…

キャラクター、ストーリー、九號先生の表紙と挿絵
すべてが私好みでした◎

特に志田さん
私は「高潔」であったのはやっぱり志田さんだったと思います
誰にも知られない優しさが切なくて、上手くできない不器用さがもどかしくて…
それに気がついた真岸はえらい!
真岸のおかげで志田さんは救われて、志田さんのおかげで真岸は解放された
お互いなくてはならない存在だった訳です
もしジジイと真岸が知り合わなければ、車を運転していたのが志田さんでなければ、志田さんがバイトを募集しなければ、2人が2人でなければ…
運命ってきっとこんな2人のことを言うのでしょう
見えない糸に導かれて2人は出会うための道を歩いてきた、その道のりはとても楽とは言えないものだったと思います
志田さんも真岸もお疲れさま、と言いたいです
それともおめでとう、の方がいいのかな

そういえばこのレビューを書くため読み返して気がついたのですが、志田さんって元々少しゲイの気があったのでしょうか?
大学の時人気者に頼られて~のくだりを読んで思いました

繰り返しになりますが、購入に至った理由のひとつである九號先生の表紙と挿絵、本当に美しいです
元々好きな作家さんでしたが、ますます好きになりました
表紙の雰囲気が内容にぴったりなんですよね~
額縁に入れて飾りたいくらい気に入ってますw

冒頭に書いた通り、小説は数えるほどしか読んだことありません
そんな私にこの本は小説の面白さを教えてくれました
オヤジ受とシリアスな雰囲気が好きなことも、この本で気づいたと言っても過言ではない!
砂原先生ではこういったシリアスは少しめずらしいとか…
先に他の砂原作品を読んでいたらこの本は読むことがなかったかもしれません

とにかく巡りあえてよかった!
そう心から思います

2

好きになってはいけない人

立て続けに重たい話読んでまして、そのあとにコレ。
また重たいのかよぉ(´Д⊂汗
なんて思いながらの読後。やぁ、なんというか、
砂原さんらしいといいますか、面白かったです。

もともとは、復讐するつもりで近づいた。
一人だけ幸せになっているであろう男の幸せをぶち壊してやろうと思っていた。
それなのに、近づいた相手は幸せのひとにぎりも持っていない。
何もかもを失い、これ以上失うものがないほどに。
それどころか、知る程に、惹かれていく想いを止められず~なお話なのであります。

自分を戒め、復讐を近い、5年も執念深く。
あまつさえ、爺さんってのが実際は血のつながりさえなく
よくよく考えればさほど・・・それほど?と思えてしまう相手だったりw

ただ、相手に触れて、自分が思い描いていた人物と違うことの気づき
もろもろ~の進み方が丁寧で、読んでいて少しドキドキさせていただきました。
好きになってはいけないはずの相手が・・・

ただ、正直なところ「もう少し苦しめばよかったのに」と思ってしまったのが実際。
もちろん、当人どうしは苦しんでいたのではあろうと思うのだけれど
せっかくの復讐、5年の・・・積年の恨みとなると
もっとズシンとくる何かがあってもよかったのかなと思ってしまったのであります。
ん~・・・・
まぁ、面白かったからいいんだけど

3

罪を憎んで人を憎まず

高潔であろうとするあまり人から疎まれて利用されまくった男の恋物語。読んでいる間は受に同情して泣きっぱなしだったのですが、感想を書こうとしたら受の不幸っぷりが笑えてくる不思議な作品です。萌えたかと聞かれると微妙ですが、心を揺さ振られました。

攻は感受性が強い青年(転職前の臨時アルバイト)。
受はコミュニケーション能力の低い税理士。

攻は幼い頃親しくしていた老人の命を奪った相手(受)に復讐することを誓います。社会人になった攻は不幸のどん底につき落としてやろうと受に近づきますが、受は既に幸せとは縁のない生活を送っていることを知ります。攻は自ら受に幸福を与えてやり、それを奪うという復讐を思いつきます。

受は自分を冷たい人間だと思い込んでいます。自分を捨てた母親や自分に愛情を注がなかった父親を恨んでいないし、浮気した挙句他の男との間に作った子供を養育費目当てで自分の子だと言い張る元妻を責める気もない。しかし、ロボットのように見える受にも心がないわけではなく、誰からも愛されないことに傷ついて苦しんでいます。感受性の強い攻は受の脆い部分にいち早く気づき惹かれていきます。

攻は憎悪と恋心の間で揺れますが、最後は愛が勝つ!罪を憎んで人を憎まず。天国のジジイも可愛がっていた攻の恋が叶って喜んでいることでしょうと勝手に結論づけました。

受についてはこんな無欲な人間いないよ!とツッコミを入れつつ、本当にいたらいいなと思いました。言った者勝ちの現代で生きている身としては沈黙の美徳は目に眩しく映ります。受のネタ元は砂原先生のお父様だそうです。萌え×2と中立どちらにしようか迷ったのですが、あとがきのお父様エピソードに萌えたので萌え×2にしました。

それにしてもレビュー数多いですね。さすが砂原作品。レビュー数が神評価の数を上回っている作品は面白いと感じることが多いです。

1

情景が浮かぶ

真岸(攻め)が復讐をするために、志田(受け)に近づくのですが、志田のあまりの不憫さに驚き、復讐する甲斐がないと嘆きます。そして、自分を好きにならせてから捨てることで、復讐しようとするのですが…と、ここまで書いたところで、復讐する理由が人の死じゃなかったなら、コミカルテイストにもできた作品じゃないかと思いました。男が男を好きにならせようとしている時点で、既にちょっと面白い。

でも、読んでいる最中は、そんなに違和感も覚えませんでしたし、笑いもしませんでした。

志田が落ちたおにぎりを買う様を、眺めている真岸の表情が眼に浮かぶような、情景が浮かびながらすんなり読んでいけました。安定の筆力です。

徹底的に不幸な人はいないので、安心して読んでみてください。風で春の訪れを知るような後味だと思いました。

1

気負わずに読んだ方が楽しめるかも。

電子で読みました。挿絵なし。九號さんの絵が好きなので拝めなかったのは残念。

物語は主人公、真岸悟の子供時代の回想シーンから始まる。彼は弟の徹と交わしたとある約束を果たすため、前職を辞し、ある男の税理士事務所で募集されていたアルバイトの面接を受ける。徹の子どもらしい好奇心が縁となって兄弟二人が小学生の頃に慕っていた、隣家のゴミ屋敷に住む「ジジイ」。ある日、車の轢き逃げ事故に巻き込まれ、亡くなってしまう。その加害者が真岸のバイト先の雇い主、志田智明だった。兄弟の約束とは、彼をジジイと同じ目に遭わせてやるという復讐だったのだが…。

真岸は志田と接するようになり、この事故がきっかけでそれまでの安泰な生活を失い、感情すら無意識に殺して生きている男であること徐々に知る。次第に志田へ抱いていた思い込みが払拭されていくのですが、真岸が復讐に徹しきれないのは、彼の記憶の奥底に残っていた志田の姿があったからだというタネがさりげなく仕込まれていました。

真岸の復讐を忘れないようにという五年に及ぶ執念は、法廷で志田の姿を初めて見た時から、既に彼に何かしら惹きつけられるものがあったからなのではないかと思わせます。真岸視点で描写される志田の第一印象がなんとなく色っぽい。志田の方にも大学時代の男子学生との他愛のないエピソードが描かれており、二人が同性なのに惹かれ合う不自然さはあまり感じさせませんでした。(お互い目覚めちゃったってことで。)真岸の人好きのする性格や、脇を固める登場人物のおかげか、深刻になり過ぎず読みやすかったです。孤独な志田がベランダで一人、天体観測をするシーンが印象的でした。

物語序盤は作家さまに抱いていた作風のイメージとはちょっと異なる、意外なトーンのツカミでしたが、最後まで安心して読ませていただきました。うーん、砂原先生の描く濡れ場はツボです。

1

突発的な恋じゃないのがすごく良い

終始暗いモヤモヤが続く。ストーリーはとても面白い。ただ志田のすべてに共感できないし、作品のキモといえる真岸の復讐心を支えるものが謎。でもそれでもストーリーに惹かれるものがあり、自分の中で不思議な位置づけにある作品。

復讐に燃える真岸は、心理描写から窺える性格をみても人間関係をみても、特段変わったところのないキャラに見える。弟と約束したからといって、五年経っても同じ気持ちを保って復讐に臨む原動力が分からない。
もう少し被害者とのつながりの深さがあれば説得力が出たんじゃないかと思う。

志田は事件の加害者。最初は志田視点で描かれることに、加害者に寄り添う形かと微妙な気分になった。これこそ序盤に書かれていたマスコミの手口だし。
同情を誘う描写ばかりだが、個人的に黙って耐えることを美徳とするのが大嫌いなので、志田の不幸に同情できない、自身が呼び込んだ不幸としか思えない。まあ本人に耐えているつもりはないかもしれないが。

そんな感じでキャラへの好感度のない状態で読んでいたのに、二人がくっつくまでのあれこれには心に刺さる部分も多かった。
過去に真岸が志田を見かけたエピソードがあるおかげで、出会って絆されたりヤって情が移ったりしただけの突発的な恋心でないと分かるのがすごく良い。

もうダメになったかと思われた最後の最後、そこまでの状況を作ったのは真岸の方だったけど、やっと自ら手を伸ばす志田が見られて良かった。

他人に嫌われ疎まれ都合よく利用されてばかりの志田は、一つくらい何らかの反論なり反撃なりして欲しかった。真岸に出会うことでそこに変化があればもっと良かったのにな。特に養育費の件はずっとムカついている。

真岸の復讐にこだわる心理は理解し難かったけど、時間経過での感情保持や忍耐強さといった面に目を向ければ、志田には真岸しかいないような気がしてくる。すごく後日談を読んでみたいカップルだと思った。

0

表紙絵の雰囲気そのままのシリアスストーリー

表紙のほの暗い雰囲気に
手を取るのを躊躇しそうになったこの作品。
その印象の通り
砂原さんにしては暗いトーンが全編通して漂ってる作品でした。

子供の頃に、弟と共に懐いていたゴミ屋敷の「ジジイ」が車に轢かれて死んだ。
真岸はその加害者である税理士の男・志田に復讐する為
彼の事務所でバイトを始めるが
憎んでいたはずの志田の人となりを目の当たりにして
憎しみの代わりに志田への想いを募らせて行く。。。

と、流れだけ追うと
ありがちなシナリオのように見えるのですが
物語のあちこちに配されているさまざまな伏線、
例えば、定期的に届く復讐を促すメールであったり
「ジジイ」のひき逃げの裁判で
被告である志田に「人殺し!」と叫ぶほどに怒りを顕わにしていた弟だったり
志田がよく利用している小料理屋の母子だったり、が
物語が進むにつれて絶妙に絡んできて
さらに、真岸と志田の両方の視点で描かれているので
2人の複雑な気持や境遇、葛藤や不安などが良く伝わってきて
2人の心境が変化して行く度に
どんどん物語の世界へ惹き込まれて行きます。

ラストに向かうに従って
そのほの暗さが薄れて来てしまったのがちょっともの足りない気もしますが
それが砂原さんらしさなのかな~、と思いました。
それに、やっぱりこの不器用な2人には
やるせない、後味の悪いラストは与えて欲しくなかったので
私はこれでよかったんだ、と思います。

神評価にするにはパンチが足りなかったけど
個人的には神に限りなく近い萌え評価とさせて頂きます。

そういえば
タイトルの「高潔であるということ」って
志田の事だったのだろうか?あるいは真岸のことだったのだろうか?
あるいは「ジジイ」?

5

美しいけれど、寂しい花

心にどこか寂しさを抱えた人、ヤンデレがとても読み応えのある砂原さん作品、今回もグイグイとひきこまれました。
読み応えという部分では神に近い萌えです。

子供の頃ちょっとしたきっかけで仲良くなった裏に住むゴミ屋敷のジジイが、車に轢かれて亡くなった。
慕っていた弟と一緒に、絶対復讐してやる!との誓いを守るように5年後、その加害者である男へと接触するのだが、その男には奪うものは何もないほどに寂しい男だった。

どうして兄の悟が5年経って復讐しようとするのか、そこの動機が今一つ説得力がないのです。
運よく転職で時間に空きができたこと、多分本当に復讐しようとは思ってなかったかもしれないが、加害者がどんな生活をしているのか知りたかったのかもしれない。
それが一番大きかったのだろう。
ところが行ってみると、相手の志田は父親の経営する大きな事務所ではなく小さな流行っているとも思えない事務所を一人できりもりしている。
事務的で表情はなく、愛想もない。
人の気持ちとかを汲むでもなく、機械的・事務的、人づきあいがへたくそ。そして離婚したこと、生い立ちを知り、復讐しようにも何も奪うものがないことを知る。
意図的ではないにしろ、酔った時に勢いで、自分がこの志田の好きな人になれば、そしてそれを自分が裏切る行為をすれば復讐になるのでは?とそんな行為に及ぶ。

志田の人間性のおかしな部分、それの一言につきるが、こんな不器用、生きていくのにあまりに損だと思う。
何も言わないけど、自分の為より人の為を考えて行動している。しかし感情表現がないあまりに、それが人に伝わらず誤解を生んで、それでとても損をしている人生なのだ。
それに悟は気が付いてしまったから、その人の本当の良さを知ってしまったから、放っておけなくなってしまったんですよね。
そして本当に加害者だったのか、こんな人にひき逃げなんて出来るはずがない、そういう確信になっていくのです。
そうなると復讐の目標も目的も本当に失うことになります。

自分にどこが足りないのか、真剣に指摘してくれて、それが正しいことを知る結果がついてくると、自然に志田は悟を好きになっても当然なわけで、その部分についてはとても自然に入り込めます。
悟も兄気質なのと、無感情な志田が淫らなことをされて変わる表情、素直な言葉を発する姿を知り、愛おしくなっていく部分も不自然さはありません。

もし愛する人と他人が死の危険にあったときどちらを助ける?という質問に志田は「わからない」と答えるが、まさにそれが現実で起きた時志田は自分の身を呈して二人とも助けることになる、この姿に志田の本質が表れているいいエピソードでした。
志田を慕う高校生のカスミ、その母親など、ちゃんと志田を見ている人もいると言う設定。
淡々と静かに復讐というテーマを掲げながら、志田という人間の救済の物語になっていました。
また心に残る物語が一つ増えました。




3

あらたな境地…!

この表紙、びっくりですよね!ほんとに砂原先生の新刊なのか?って思っちゃいました。今回のお話は表紙のイメージどおり少しズドーンとした…割と重い部分がありました。

五年前、真岸兄弟と仲の良かったお爺さんが事故に遭ったことからお話は動き出します。彼らにとって理不尽な裁判により被告・志田は軽い刑になり、兄弟は復讐を誓うのです。
でもそういった気持ちって、やっぱり時間が解決するものですよね。実際に弟も5年の内に気持ちが薄れているし。むしろ過去の自分からの声に囚われているとはいえ、ずっと過去に執着する悟こそがちょっと異様に映ってしまいます。

けれどその異様さというのも最終的には覆される形になっていて、結局どこにも復讐はありはせず、すごく上手い人間関係だったなぁと思いました。
過去に囚われていたのは、ずっと志田でしたね。彼の生き方は、なんだかもう…ほんとうに憐れでならなかった…。
親のことも、家族のことも、あの事件のことも…ぜんぶ背負い込んでいるのが憐れだった。
でも、憐れだけれども可哀相だとは思わなかったです。やっぱりもう少ししたたかにやっていかないと、いつか自分がダメになってしまうし、ダメになったときには、誰かのせいにする強さも必要だし。
悟は彼のそういう部分を不器用ととらえているけれど、それだけじゃだめだよなぁ…と思わなくもない。
でも志田は、悟にだけはほんとうの自分を見せられていた。それが彼にとっても読む者にとっても救いになっていたと思います。最初は虚構だったとはいえ、求められたことが初めてだったから答えられたのだと思う。

このお話というよりは、志田の今後がすごく気になります。
砂原先生、同人誌お出しになるかなぁ…。
砂原先生作品には、いままではあまり重厚感のようなものは感じたことが無かったんですけれど、このお話はいろんな意味で裏が有ったと思います。
単に私の憶測かも…というのも含めて、いろいろと。
エチも含めてすごく良い一冊でした!

3

いつもと違う空気

不器用な男二人の不器用な愛のお話でした。

五年前のある老人の事故死をきっかけに、憎むものと憎まれるものになった真岸と志田。
老人の死を忘れず、大人になったら復讐するという約束を果たす為に、志田の税理士事務所にアルバイトとしてもぐりこんだ真岸なのですが、イメージしていたのと現実の志田の格差に戸惑います。

自分がよしとする事に関しては労力を惜しまず地道に行動し、たとえ意向が伝わらなくても相手にプラスになることを考え、結果が受け入れてもらえなくても仕方ないさと諦めも早く、大事にしているものすら無い志田。
頭がよく真面目で目端が利く分、いろいろなことが見えてしまい、その扱いに悩んでしまう真岸。

志田が大事にしているものを壊すことで復讐を果たそうとしていた真岸は、浅はかなことに自分を志田の大事な人にさせようと働きかけます。
結果、諸事情が明らかになるにつれ、ミイラ取りがミイラになってしまうわけですが。

今まで読んできた砂原さんの作品は、明るい、あるいは暗さはあってもぐいぐい進む感じのものが多かった気がするのですが、この作品は二人の性格のためかただひたすら低い位置に流れる霧のようなイメージのお話でした。
しかし、読書中読了後ともに“暗い”感じではなく、“静かな”そしてあとでホッとするものでした。

3

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