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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
中身は02年と96年の単行本を一冊にまとめ、描き下ろしを入れた文庫版です。
リーマンの表紙に萌えを期待、初読みの作家さんでしたが、読んでみて中々に大人向けの割とキュンとさせる切な系のお話が描かれていました。
絵は木下けい子さんと今市子さんが合体したような(?)
最近の作品を見ていないのですが、割と良いのでは?と期待させる作家さんでした。
表題は典型的ツンデレ後輩社員が先輩社員への恋を実らす話。
あれだけツンデレがすごいと気持ちも伝わらないよ~と思っていたら一緒の出張のホテルで誘い受けしてました。
捨て身攻撃に出たか!?
それに後日談の描き下ろしが付いていて、忙しくて中々会えないのでツンデレ後輩が始発電車で先輩を襲いに行く話になってました。
あくまでもツンデレを貫きとおす潔さ・・・ツンデレってかわいいんだよね♪
この本の半分は『恋とマシンガン』の全6話が収録です。
マシンガンなんて題名なんでヤクザかギャングのお話かと思いましたら、何やら訳ありそうな校医と司書と、そして強盗と思われる男に惹かれていく高校生のお話。
高校生が段々と強盗の男(後にそれが司書と気が付く)に惹かれて行く姿が丁寧に描かれており、毎話の終わりが強盗男との夜の公園での密会シーンで終わっているところがちょっと洒落ていました。
冒頭の『汚名』『秘密』『隣の男』は切なさがギュギュっと詰まってました。
リーマンの友人を好きな余り陥れて自分のものにする話。
叔父と甥の禁断の恋(年下攻め)
二股男に遊ばれてもそれでも好きっていう、ちょっと可哀そうな話。
『LOVE LIFE』は先輩に振られた高校生が泣いているとタオルを貸してくれた大学生がバイト先で一緒になって、彼のぶっきらぼうだけど、優しさに好きになって、という大学生がツンデレの話。
以上のラインナップの展開であります。
しかし全体を通して見て、ツンデレが好みなのかな?と思うほど攻めのツンデレ比率が多かったような。
さほどチャレンジや暴走している感じはなく、王道的つくりなのかもしれませんので、安心して読める作品でした。