修行中
弟子A「ずいぶんお気に入りですね」
師匠 「お気に入り?ううん、これは…恋だよ!(スマイル)」
…ホンっと勘弁して下さいよーこの乙女オヤジ(笑)こんな可愛いオヤジが居て許されるのか!?ええもう許します。許さざるを得まい!!!(ジタバタ ←悶え
前作は曽良側から描いた話だったのですが、それを師匠目線で描き直したものです。
同じ話をそれぞれの視点で描いた作品てあまり読んだこと無くてどんなもんなんだろうと思っていたんですが、互いの目の付け所の微妙なズレが楽しかったです。
●ズレについて
一番楽しい…というか萌えるのは最中のシーンでしょうね!受視点も色々とエロくて美味しいですよ、これが。
攻が受を見下ろす構図は勿論のこと、されてる途中に顔を見たく(見られたく)ないから片腕で視線を遮るとか“ほどけた”瞬間の表情を見ることができるとか…これはイイ!!
片方に描かれてるけれどもう片方には描かれてないセリフや出来事についても、こっちには重要だったけどそっちは別に気にしてなかったのかなーなどと色々妄想するのは楽しいもんです♪
『ざんげ~』と二冊並べて見比べるのもオツです。多視点で見るって新鮮。より深い楽しみ方が出来ます。
●名言だらけ
芭蕉さんのノロケっぷりもだし、初っ端の曽良くんの殺し文句等々、名言多いです。さすが俳聖、記憶も感覚も言葉に優れている!
まあ一番ぶっ飛んだのはこのレビュの初めに挙げたセリフですけどねwお前はどんだけ乙女なのかと小一時間問い詰めたい。←もちろん曽良くんと一緒に
この作品から読んでも楽しめる(←私がそうでした)けど、前作を先に読むとより楽しめるかな。良い補完関係にあると思います。
前作は少な目だったギャグテイストが多めなのも(特に原作スキーにとって)ポイント。奥付の漫才な二人も可愛い!最後まで美味しく戴けました♪
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