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欧州を駆け巡るシャルル&ディーンのお話・10冊目です。
おまたせいたしました…とでもいいましょうか、ついに!!!
ディーン&シャルルは、冬のベルリンで愛を確かめ合うことに☆
(↑ああ、やっと本格的なBLらしくなりましたよ!)
息子シャルルを守るため、ディーンを殺人犯として逮捕しようとする警部エド…
ディーンを後継者ともくろむ、シンジケートのボス・アリョーシャ…
人間模様と思惑が、複雑に絡みあうさなかに、
シャルルは総てを捨てて…ディーンと生きる決心をするのでした☆
いやあの…今時のBL小説に、男性同士の初夜シーンなんて珍しくもないのですが…
これは長かったです。(ここまでで、足掛け10巻分ですからねぇ。)
読む側にとっては、感激もひとしおです。(←それはもう!)
それにしてもシャルルって、こんなに綺麗だったかしら???
…っていうよりも、こんなに色っぽかったのが、少々意外です。
1巻からお読みの読者さんなら、お分かりですね?
だって、焼き栗に懐柔されたお子様ですよっ!
雷も…思いっきり怖がって泣いてましたし(笑)
その彼をして、一夜にしてこんなに色っぽく(もとい)大人にした魔法って???
答えはいたってシンプル、それはディーンを心から求めていたからです☆
やっぱり色気の基本は、自分の中のセクシーな部分を、
ちゃーんと自覚することですからねぇ。
で、その自覚に「相手のコト大好き」がミックスされると…
とてつもない引力に…なっちゃうんですねぇ、本当に!
要するに、恋する相手を本気の本気で求めたら、
それなりにセクシーもついてくる…。
これが色香の正体です(←こうとでも考えなきゃ、説明がつかない…)
シャルルの場合、悲壮な覚悟もありましたから、よりいっそう!
(だからワザワザ、色っぽく創りこむ必要なんてないんですよ。
このテのタイプの場合、とくにねぇ。
だいたい…色香のお造りは、割とあざとく見えますしねぇ…。)
この作品自体、ずいぶん前の名作ですし、なんだか…
「BLの子犬タイプ受」の原型を見た気分でしたよ。
あざとくない色香は永遠です☆