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神隠し、その後。
というか今回は仁の神隠しの頃の秘密に関わるお話。
華月と葉月。
そして、仁。
それぞれに関係性があって。
中でもやっぱり葉月の仁への想いっていうのがすごく好き。
一生懸命世話を焼いて。
それなのに、仁は華月の方が好きで。
それはもしかしたら血のせいなのかもしれないけれど。
それでもやっぱり葉月はずっとずっと仁のことが好きで好きで。
ちょっとした意地悪のつもりがおおごとになっちゃったりもしたけど、それはどうしてもなんとかしたくて。
血の繋がりはなくても「親」と「子」のような関係。
築き上げてきた絆はホンモノのはずで。
子を守りたいと思う気持ちはすごく素敵。
親が子のためにしたいと思うこと。
子が親のためにしたいと思うこと。
仁が自分に出来ることは?と尋ねた時に「生きろ」と言ったことがとても印象的。
ここまで13巻の中でも一番ジーンと来ちゃったかも。
まさか仁があんな年齢だとは思わなかったけども!(笑)
タイトルから分かるように、『里見八犬伝』を基に描かれた作品です。
信乃が女の子として育てられたりとか、道節と浜路が兄妹だったりとか、同じ設定のところが色々とあるようです。
が、残念ながら比較を語れるほどの知識がありません・・・。
大塚村の生き残りである信乃、荘介、浜路。
妹のように大切に思う浜路を一人置いてはいけなくて、信乃は妖刀・村雨を身に宿すことを選んだ。
その後信乃は年を取らなくなり、荘介は愛犬・四白に姿を変えることができるようになった。
助けてくれた里見との約束を果たすため、信乃は八玉とその持ち主を探し始めるが・・・。
前巻で信乃たちが「八人目」と推測した少年は、玉の持ち主ではありませんでした。
しかし「八人目」はちゃんと登場していました。
仁くんです。
確かに名字は「犬江」でしたね。
別に「親兵衛」という名前でもいいと思うけど・・・。
(『八犬伝』との出会いは角川映画でした)
今回は仁がメインで、彼の生い立ちが明かされます。
仁の実年齢にはちょっとびっくり。(でも告白の場面は可愛かった)
そして荘介の「影」・蒼もまたからんできます。
まだまだ謎が多いです。