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欧州を駆け巡るシャルル&ディーンのお話・8冊目です。
もはや運命としか呼べない!
オリンピック開催を前に騒然とするバルセロナへでも…
大女優の変死事件と大統領選挙で沸くニューヨークでも…
世界に残された最後の骨董品の秘境・台湾でも…
出会うべくして出会ってしまう、シャルル&ディーンです。
ここに及んで…シャルルは、ディーンとの関係を真剣に考えるのですが…。
そしてディーンはただ、恋の結末を待っているという…
まさかディーン、自分が待つ恋をするなんて…
思いもしなかったでしょうに!
さてここでもまた、3人の美女が登場しては、颯爽と通り過ぎ、
この二人に…強烈な生きざまを魅せてゆきます。
一人目は、霊感のある繊細な、侯爵家の美少女・ラウドミアです。
女の子の13歳は、もう子供じゃなくて…シャルルに恋し、
ディーンに対抗するも、あっけなく玉砕…。
二人目は、殺された大女優に生き写しの娘・ハリエット!
彼女は戦う女で…亡き母の仇を討つべく生きる、
そのためなら、殺し屋ディーンですら使いこなしてしまう娘なのでした。
そして三人目、もはや伝説的な不老の中国美女、彼女は汝蓮璃という。
美しいにもかかわらずストイックで、己の美のためだけに生きる女です。
そう、彼女は超絶的な美容体質の…恐るべき美の妖怪です。
この女にとっては最も優先すべきは自分の美貌で…
だからもう、怖い物がほとんど無いのです!
美貌が衰えることに比べたら、
もう大抵のことは平気になってしまっていますからねぇ、
超一流の殺し屋ですらナメてかかってしまう…
ましてや1億フランなど、お話にもならないといった具合です。
(あ、これって…コスメフリークとか、ダイエットフリークとか、
ベジタリアンとかにも多い生き様ですねぇ…非常に現代的ともいう。)
そもそも、彼女の悲劇は美容が人生の手段じゃなくて、
目的になってしまっているところでして…
だからこそ美の求道者は、見ていて非常に痛いのです!
不老不死に対するシャルルの言葉が印象的でした、名言です。
「一人でじゃいやだけど、好きな人とならいいかも…。」
さてエロですが…待つ恋をするディーン、シャルルとはまだですが…
その身代わりの男とヤっておりました☆