夜に生まれた

yoru ni umareta

夜に生まれた
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×21
  • 萌5
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
6
得点
24
評価数
7
平均
3.4 / 5
神率
14.3%
著者
星野リリィ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスDX
発売日
価格
¥933(税抜)  
ISBN
9784862637079

あらすじ

まばゆい輝きを持つばかりに、夜の女王に呪いをかけられた小さな魔獣“いばら”。本当に愛してくれる人にしかその呪いは解けなくて…。きらめく魔獣やファンキーな原始人、南の島の神官など、リリィにしか描けないファンタジスタBL傑作選v
(出版社より)

表題作夜に生まれた

その他の収録作品

  • 南の島の神様
  • 香獣ラーラーガー
  • 唄唄い

レビュー投稿数6

「夜に生まれた」星野リリィサン どっぷりファンタジー★★☆

★表題作「夜に生まれた」 あらすじ
  触れたものをすべて宝石に変えてしまう呪いを掛けられて 本当に愛してくれる人を
  ひたすら待ち続ける魔獣ちゃん そんな魔獣ちゃんのもとにある青年が訪れ魔獣とも知らず魔獣ちゃんに
植物園(魔獣の住処)を訪ね 案内をしてあげることになった魔獣ちゃんそして 植物園につくと・・・」」」」」」
ファンタジーです★健気な魔獣ちゃん 可愛いです!! 雰囲気がすごく出ていて優しいお話で童話を読んでる
 気持ちになりました♪” Hもなく 魔獣ちゃんの性別も曖昧に書かれていています。
★「南の国の神さま」 あらすじ
  神さまに一生を捧げている神官さま その島に仮面の作り替えに来ていた
  ラニ・カイは楽しく日々を過ごしていました!! そして とうとうラニ・カイは仮面を
  作り終え 神官さまに「仮面の作り替えは100年ごとですからもう2度と逢うことはないでしょう」と告げ・・・」」」」」
意外と大胆なお2人 神官さまは最後にモノは要らないから抱いてって言っちゃうし ラニ・カイはそれを
  断わっておきながら 最後には強引に島から連れ出しちゃうし 駆け落ちですね★”ここではちゅうだけです!! 
★「香獣ラーラーガー」 あらすじ
  狩りの下手なバヤクトが毛獣だと間違え矢を放ち 見事に香獣にあたり 怪我をさせてしまい
  香獣を家に連れて帰り 手当をしてあげるバヤクト★”  香獣ちゃんに懐かれ・・・」」」
とってもイイキャラをしてた バヤクドの妹のアオノトちゃん めちゃギャルで気がつよい!! 
  お兄ちゃんをこき使いまくりです★ 極めつけが 原始ファッション!!!
  超マイクロ丈毛皮とホネ系アクセブームらしいです!! 
★「歌唄い」 あらすじ
  今まで同じクラスだけど 関り合いのなかった 岩波クンと五加クンが 合唱コンクールの際
  岩波クンが五加クンをソロに推薦し!! 岩波クンが毎日 歌の特訓をしてくれる事になり・・・」」」
学園モノです!!Hは岩波クンが強引に・・・ 岩波クンは意外と独占欲が強く 思い違い??
  岩波クンの勘違いで五加クンを襲ってしまいます!! 「お前の声を他の奴に聴かれるのが嫌だって気付いた」とか
  「俺はただ俺のピアノで歌ってほしかっただけなんだよ」とか「どうしたらお前の特別になれるんだろ・・・」とか      ちょっと病んでる岩波クンの雰囲気が絵にもすごく出ていて 自我がめちゃ出ていて青春だなーーと思いました!!

1

童話のような優しさ

初読み作家さんですが、表紙のキレイさに心惹かれました。
お話も、ファンタジーが3編でまるで童話の世界みたいで優しいです。
絵は2004年~2006までのものなのですが、同じ作家なはずなのに、違う雰囲気を持っています。
2作目の「南の島の~」は山中ヒコさんの絵に似ていてびっくり。
歌唄い以外はファンタジーのせいか、性別が不明な感じで描かれてあり、中性的で、女の子のような描かれ方がされています。

表題作
夜の国に生まれた”いばら”はその日の光のような外見に生まれた為、夜の女王に呪いをかけられてしまう。
本当に愛する人に出会えた時、その呪いは解ける。
触れたものが宝石に、王子様によって呪いが解除など、さる童話そのままですね。
切ない、いばら の想いと過去が心をうちます。

「南の島の神様」
これ、すごくよかったです!
仮面作りで島に訪れたラニ・カイアを好きになってしまった、神に仕えるノアノアは、抱いて欲しいと懇願するが、、
すごく甘くてロマンチックな愛のお話、これもおとぎ話ですよね。
現代と全くかけ離れたお話は夢があって、心を和ませてくれます。

「香獣ラーラーガー」
まるでフリントスーンのような原始時代なお話。
妹に食用の肉になる毛獣を狩ってこいといわれたのに、捕まえたのは香獣。
これはいい匂いを出すはずの獣なんですが、匂わない。
したら、いきなり兄ちゃんのイチモツをペロっと、乗っかっちゃって~!
香獣は幼い女の子みたいな外見で、ショタっぽい雰囲気があります。
妹は、いまどきの女の子でマイクロ丈毛皮に骨アクセ装着!お金は石のデカイやつ。
笑っちゃいますよ!

「歌唄い」
唯一現代の高校生のお話。
白と黒の色のコントラストが印象的でうまい絵と思わせる画力です。
背景は白っぽくて無駄なものは一切排除されて、人間がクローズアップされています。コマも大きく読みやすい。
話もろくにしたことのない岩波に合唱のソロに推薦されて、個人レッスンすることになった五加。
岩波は五加の声が好きで、一緒にいるうちに段々本人自身が好きになり、独占したくなる。
行きつく先は、歌だけでない違う声が聴きたい・・・
暗くて、ネガの岩波がイイ!

ものすごく雰囲気を作るのがうまい作家さんと思います。
他の作品もチェックですね♪

1

エロさ控えめ、優しい味付け、初心者向きだと思います

BL初心者に読んでもらいたい作品だと思います。

触れたものが全て宝石に変わってしまう呪いをかけられた魔獣の呪いを解くのは?というお話【夜に生まれた】で、童話・眠り姫の中のようなお話にほんのり漂う♂×♂の恋を読み、

【南の島の神様】で、禁忌を破るほどの恋にちょっとステップアップ。

【香獣ラーラーガー】で軽いノリの中、襲い受けを堪能(ステップアップしすぎ?)。

【歌唄い】で、現実のせつない恋に涙してみたり・・・

全体的に柔らかい印象の絵本のような短編集です。

1

ファンタジーラブ

値段的にちょっと迷ったんですが、買ってよかった(*´∀`*)ホケェ
ファンタジーチックでとってもかわいい一冊。
リリィさんらしい短編集。こうやって見るとリリィさんの新しい漫画って久しぶりかも。
☆夜に生まれた☆
闇色の世界。夜の国に生まれた魔獣。その闇色に似つかわしくない明るく柔らかい色を持った魔獣。その容姿故に、夜の女王に呪いをかけられてしまう。運命の相手以外に触れてしまえば、相手は宝石に変わってしまう。
たくさんの人を宝石に変えてしまった魔獣は、自らを眠りにおとし・・・・!?
ということで、表題がこれなのですが、人を宝石に変える魔物~なお話であります。展開的には、見えてしまっているという部分もありますが、このふわっとしたというか、ちょっと切なくてちょっぴりホッコリする雰囲気だけでも楽しめる作品じゃないでしょうか。相手を宝石に変えてしまうことに胸を痛めているけれど、運命の相手をさがさずにはいられない。引き寄せてしまう~な流れもかわいくてマル。
☆南の島の神様☆
褐色の肌に、額のチャクラがかわいくて仕方ない。
神に仕える御子と~なお話。エロなくて正解!いかがわしくないほうが逆にエロい。思わずキュンとしてしまった作品なのですが、これべつに見た目女の子なので、女の子でもよかったような気がしなくもない。
まぁBLだから男の子なんだな・・と思ってしまった。雑感
☆香獣ラーラーガー☆
ある意味、獣姦wwww
あからさますぎる性交が逆になんか面白かった(●´艸`)フ゛ハッ
だけども・・・う~ん・・・見た目が女の子なのが残念
☆唄唄い☆
唯一現代もの。
シリアスな作品なので、さらっと読み終えてしまったんですが、読み返してみると、妙につやっぽいというか、かわいらしい場面いくつか。
受の子の泣き顔が恐ろしく色っぽい!!まぁ、半ば強姦めいてはいるんですが、情景が浮かんで萌wwwwもっと長く見たかったというのが本心。
のど飴をなめる場面で、受が頬をちょっと赤くしてるすがたが妙にいい。

1

優しいファンタジー

ファンタジスタBLの傑作選です。どのお話も、可愛くて面白いです。中でもお気に入りは、表題作です。童話のような優しいお話で癒されます。

旅人がやって来たのは、魔獣が住んでると噂の植物園です。
そこには、昔から伝わるお話があったのです。それは、夜の女王に呪いをかけられた魔獣の悲しい話です。魔獣は本当に愛してくれる相手以外を触ると相手を宝石に変えてしまう呪いにかかっていて、助けに来た魔法使いに騙されてショックで眠りについた、というものです。

旅人は、病弱なお嬢様に珍しい冒険話を聞かせるために、来たのでした。
そこで知り合ったのは、いばらという名の少年。旅人は、いばらを気に入って、一緒に行かないかと誘います。

結末は分かるんだけど、その安心感に癒されます。
長い時を、悲しみの中で一人で過ごしていた、いばらを考えると切なくなります。

人間の精気を喰らっていい香りを出す香獣のお話は、意表を突かれて面白いし。学生同士の恋では、レイプするほどの想いに切なくなります。
星野リリィさん独特の世界観を堪能できる1冊です。

1

絵本のような。

独特の雰囲気があってステキでした。
おとぎ話のような。
ファンタジーのような。
そんな不思議な世界の話もありつつ。
フツーの学園モノと呼べるものもありつつ。
ただ、どれも漂う空気は独特。
裏表紙のあらすじ(?)を見れば「リリィにしか描けないファンタジスタBL」と書いてありますが、まさにこの作者さまにしか描けない感じでした。

個人的にお気に入りは「南の島の神さま」
最後のノアノアのセリフがすごく好き。

一応、どれもBLってことになってますが雰囲気的には性別不詳な子もいて。
いや、ちゃんと身体見ればノアノアとかも胸がないから男なんだろうなとは思うんですが。
ラーラーガーもその場面になるまでどっちだろうなーとか思いながら読んでました。
いわゆる濡れ場描写は殆どないのでそういうガッツリBLを求める方には全くおすすめできません。
もっと、ほっこりしたい方向け。

0

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