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欧州を駆け巡るシャルル&ディーンのお話・6冊目です。
テロリスト撲滅計画のために、旧ソ連との交渉に向かうシャルルと、
アラブ・ゲリラの大物暗殺絡みで、なにやら周辺がキナ臭いディーン…
二人は、とあるカイロの屋敷で再会を果たします。
そこは共産国シンジケートの大ボスの屋敷で…
管理人を名乗る、(後にキーパーソンとなる)ひとりのエジプト美女に出会います。
数年前の誤爆事件により、深い妄執を糧に生きる美女・ファラと、
テロリストと情報部、そして兵器商人の思惑がからみ…
二人は文字通り、(欧州のみならず)世界を駆け巡るハメになるのですが!!!
今回のお話は、いままでにも増して「旅」の要素が漂う、まさにエトランジュなお話です。
それにしても、ディーンといい、ファラ女史といい…!
単なる仕事&旅行のくせに、この人達のゴージャスな旅人ぶりって一体!?
とりわけファラ女史のドラマティックな異邦人ぶりは、あっぱれの一言につきます。
美しいだけじゃなく、彼女は才媛で…(それはもう!)
高名な心理学者で医者で、優秀なコンピューター技師、
それでもって裏社会シンジゲートの幹部で…
でもなによりも(本人的には)夫を心から愛した、傷心の未亡人なんです。
とてつもなくドラマティックな背景は、美女をいやでもゴージャスに見せてしまうもので…。
それが異邦人なら、ミステリアスそのもの!
加えてエジプシャン特有の褐色の肌です(←これも神秘効果大☆)
ここでハタと気付いてしまったのですが(あくまで偏見ですよ。)
旅行者とか異邦人って…いわゆる先進国じゃない国のエリートほど、
ひとかどの神秘性と格上感が漂うんですよねぇ。
(本国では、そうとうのセレブだろう…と背景をつい想像させてしまう☆
だから、どうしてもミステリアスなオーラが出ちゃう…みたいな。)
ああ、だからやっぱり、セレブ異邦人はミステリアスなくらいでちょうど良いんです☆
そうじゃなければ、とびきり危険でセクシーな空気を漂わせるくらいじゃないとダメダメ。
(↑これはディーンが典型的な例です。
危険ゴージャスな色男も十分、ミステリアス異邦人ですから。)
さて、ディーン&シャルルの関係ですが…押し倒したままで止まってます(笑)
それでもディーンは、やっとシャルルへの恋を自覚しました☆
(↑ズバリ、指摘したのはファラ女史です…エライ!)