悪態は腕の中でふたたび

akutai wa ude no naka de futatabi

恶言在臂腕中再次响起

悪態は腕の中でふたたび
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神3
  • 萌×29
  • 萌9
  • 中立3
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
9
得点
81
評価数
25
平均
3.4 / 5
神率
12%
著者
富士山ひょうた 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックス~BE×BOYCOMICS~
シリーズ
悪態は吐息とまざりあう
発売日
価格
¥571(税抜)  
ISBN
9784862636874

あらすじ

営業マン・夏目は年下の大学生・冬時から熱烈に迫られ、口説かれ、ついには絆され、現在お付き合い中v 地方への長期出張でしばらくHはおあずけ…ということで冬時から「口でして」とお願いされた夏目ですが? さらに冬時のカコに関わる男も現れて…!? 大人気年下攻ラブv 描き下ろしも収録!
(出版社より)

表題作悪態は腕の中でふたたび

ワケアリ大学生
営業マン

その他の収録作品

  • 悪態は甘さをもって響く
  • 悪態は来訪者にゆるまる
  • 睦言は悪態にとりかわる
  • 悪態は腕の中でふたたび
  • おしかけ留守番
  • あとがき

レビュー投稿数9

冬時の悲しい過去

『悪態は吐息とまざりあう』の続編です。今回は、冬時の過去が分かって、本物のヘンタイが登場する、シリアス展開になってます。

夏目が嫌がる素振りをしても、なんだかんだと仲良さそうな二人です。それどころか、冬時を可愛いと思ってる夏目がいます。
そして、なぜか女性が苦手な冬時。その冬時の過去が明らかになる事件に、夏目が巻き込まれるのです。

この犯人の柳が、ホント気持ち悪かったです。そりゃあ、母親がそんな目に合えば女性が苦手になるよね…という内容に、気分が悪くなります。
でも、夏目の行動が良かったです。男らしくてカッコ良くて、冬時が大切なのが伝わってきて、キュンキュンします。

やっと正式に合鍵を貰えた冬時。もっとこの二人の話が読みたいので、次巻の発売を首を長くして待ちたいと思います。

3

稀にみるレベルの変態下種野郎

前回よりも夏目が冬時を必要としている感じが出ていて、可愛かったv
やっぱり夏目ぐらいツンデレというか、人を頼らないタイプには、
冬時みたいなグイグイと押しの強いタイプ(一歩間違えればストーカー)
の方があってると思います。その分根気が必要ですけどね(汗)

最初に書いた通り、今回は少しカップルっぽくなっていたのでニヤニヤ
しながら読んでたんですが、後半に冬時のトラウマの根源が登場してからは、
もう本当に冬時が可哀想すぎて顔が引き攣りました…。その人物もまた、
稀にみる救いようのないレベルの変態下種野郎で、すんごく腹立たしいんです。
こんなにムカつく奴BL界で初めて見たかも、ってくらい。

まぁ最後には夏目がソイツに一発かましてくれたから、多少スッキリは
出来たんですけどね…。しかし現在がどうであろうと、過去につけられた
傷は絶対に消えないものだと思います。(冬時が女の匂いに異常な嫌悪を
示しているところとか)でも過去のトラウマを完全になくすことは
できなくても、夏目といることで嫌な記憶がちょっとだけでも薄れて
くれたらいいなぁ、と。

夏目が冬時の過去を知ったことで、またこれから二人の関係は
変わっていくのか。続きも出るようなので、楽しみです。

2

まさかの展開

まだ続くとあったけど。
大人の事情で立ち消えかな?
諦め切っていたせいか思わずガッツポーズ。
そんな嬉しい続編です。

嗚呼。
馴らされてガードが緩くなってしまった夏目にびっくり。
年下彼氏の我が儘を、つい聞いてしまいそうになるタガの外れそうな気配。
そんな甘い空気を感じさせながらも、やはりまだどこか線引きされた感情面の冷ややかさもあり。
最初が最初だけに、なし崩しで現状を丸々受け止めたくない苦々しさが伝わってきます。
そんな中、冬時の過去に触れる事件に巻き込まれ傷が明るみに。
思いもよらぬシリアスに背筋が寒くなるような怖さを覚えつつ、嗅覚の異常な感度も蒼時の過保護過ぎる愛情もなんとなく理解できるようになります。

それでもまだまだ油断ならないと思いつつ、また一歩譲渡された合鍵に距離が縮まった気配。
にやにやが止まりません。

1

本物の危ないやつ

前作で、冬時はストーカー的な危ないやつとして描かれてたりもするんですが、この間ではマジであかん奴が出てきます。
その柳というヤツは、冬時を誘き出すために夏目を監禁します。

冬時は夏目を助けにいきますが、ナイフで脅されるわ、一人Hさせられるわ…
まぁ、もちろん助けも来て無事解決するんですが、夏目が柳を殴るとか、もう随分と冬時に思い入れしちゃってますね!
男前だ〜。

そしてこの間でも合鍵の攻防戦は続いています。
でもって柳事件の後にはやっと合鍵オッケーが出ました。良かったね。。。

0

敬遠してたけれど……

体格差があまりないカプが以前苦手で、作品の存在を知っていても手を伸ばさなかったのですが、『純情』や『その手の熱を重ねて』から流されて参りました。
ひょうたさんの描くガタイ良さげの受け様は意外といけました(笑)
イラストに色気がありますよねー(*´∇`*)

そして、前作から不思議な雰囲気を纏っていたこの作品ですが、本作も不思議でした。上記2作品のイメージが強いので、かなりダークなネタに戸惑いましたよ(-_-;)
いやしかし、ここがBLのいいところですよね(*^^*)
一般レーベルではどこまで許されるんでしょう??

段々冬時に甘くなっていく夏目さんですが、まだまだ両想いとは言えません。展開が気になります~!

あとがきで蒼夜さんと海春さんの話を描きたいとおっしゃってたので、期待してます!
蒼夜さんマジ美人!!

3

犯罪者登場

前作の内容を全く忘れております。(これに限らず、いつもだけど・・・)

ほだされて付き合い始めたからでしょうか?夏目は冬時に大変甘い。
だから、バカップルと言ってもいいくらいのお付き合いをしています。
冬時は嫉妬深いし、夏目は流されやすい、でもそれで二人のバランスが取れているみたいなので、まあいいかっていう感じ。
エッチにためらいがないし。

でも、「冬時くんってよっぽどな背景があるんじゃないかと思えるくらい不安定ですよね」って思っていたら、その原因が登場しました。
結構辛い過去ですよ。
性犯罪者は出所しても間もなく同様のことを繰り返しやすいという典型ですね、柳さん。

しかし、これで冬時の不安定さは解消されるのでしょうか?
お話しはまだ続くようなので、二人の関係がどう変わっていくのか見守っていきたいと思います。
(しかし、またあんまり時間を置いて次巻を出すと、忘れちゃってますよ。)

冬時のいとこ・蒼夜の彼氏・海春も登場。そちらのお話も是非読ませてください。

2

再び手錠が(笑)変態さんお出ましです‼

『悪態は吐息とまざりあう』の続編です!
これで完結するのかと思いきや…読んでみると、まだまだ、腑に落ちない事が残ってる!
あとがきを読んで見たら…まだ続くらしい(笑)
前回は4年かかって続編が…この作品から既に4年が経とうとしている今…いったい3巻目はいつ出るのでしょうか⁉(笑)

前作で、手錠で繋がれ、かなり強引なやり方で夏目さんに近づいた冬時。
押され迫られ、付き合いが始まった夏目と冬時の微妙な恋路は進展するのか⁉

そして、冬時の過去も明らかに‼
想像以上に惨酷な過去と、展開に驚きでした。
冬時が女性を…しかも体臭を苦手だと感じるのも仕方がないなあと思いました。
シリアスな展開なんですけど、
冬時の過去の重みを知っても、それを正面から打ちのめしてくれる夏目の言動と行動は男らしかったです。
じわじわと2人の愛が積み重なって、近づいていく様子が本当に心地よかったです。

ひょうた先生が、『エロ強化号と重なった』と描いてあったとおり
前回よりエロ度は上がっています。
夏目が、嫌々いいながらも、以前ほどエロに抵抗が無くなっていて、冬時に『ね』とお願いされ続け、断り切れなくて、最後はしっかり、色気たっぷりに頑張ってくれているのは萌ポイントでした♡(笑)

最初は嫌々相手にしていた夏目も、超絶ポジティブな冬時にどんどん絆され、何だかんだと言い合いをしながらも、冬時が側にいる事が自然となってきている夏目。

そんな冬時との、関係の線引が曖昧になっていく事にムカつきを感じながらも…自分の動向一つで、冬時が可愛らしくも見えてしまうのも確かで…更にそんな自分にムカつき…絆されかかっている自分に戸惑いながらも…決して居心地が悪いわけでもない…微妙さ‼

でも、そんな冬時との関わりで、夏目自信にも変化がある様子⁉
猫を拾ってきたり、優しい感情が芽生えたり、心にゆとりができ始めているらしいんです。
この辺の夏目の事情は、過去に何かがあったのかもしれないし、ゲイ疑惑当たりにも関係してくるのかもしれないんですけど…
本編は続いているらしいので、ドンっと凄い秘密を隠し持った謎なのかもしれないと、勝手に想像してます(笑)

前作で冬時が『夏目さんは絶対オレのことが必要になるハズ』だと告白しているのも気になります。
今の段階では、相手を必要としてるのは、間違いなく冬時だとは思うんですけど…
今のままだと、冬時が何故、夏目にその言葉を言ったのかが宙ぶらりんな状態で、腑に落ちない点であるので、続編に期待したいと思います‼

蒼夜と海春の話も気になるので読めたらいいなあと思ってます。

やっと合鍵の許可も出たことですし、次回はもっともっと恋人らしくラブラブになっていく2人恋路に期待したいです。
あと、夏目のツンツンだけでなく…デレっぷりも読みたいなあ(笑)

ワンコ年下攻×ツンツン受!
まだまだ謎めいているお話ですけど、2人の恋愛模様は楽しく読めるのでオススメです。

1

さらに微妙

一作目は微妙ながらも楽しく読みましたが、続編はさらに微妙に。

取り立てて大きな事件(最初のきっかけは事件かもしれないが)がない、軽く読めるシリーズだと思っていたら、謎の従兄弟が出てきたり、妙にヘビーな攻めの過去が出てきて、そのトラウマの元まであらわれて、すみません、引きまくりでした。

そういった話なんだと、あらかじめ、わかっていれば心構えもあるんですが、コメディだと思ってたら、サイコパスが出てくる、トラウマになるような事件に巻き込まれた過去がある、っていうのは、ちょっと勘弁です。そういう設定をやりたいなら、最初からそういったノリで書き始めてほしかった。

好きな作家さんだけど、こういったシリーズ中盤から話のトーンを変えてしまうような方向転換はきついです。
好きな作家さんだけに残念。

2

ちょっと覚悟が要ります

悪態シリーズ、一気読みです。

1作目は、ストーカー物ながらも、戦慄感もなくて全体的にはコメディーなノリもあって良かった・・・という感想だったのですが、今作は結構ヘヴィーなお話が入っています。とりわけ後半部分を読む際には覚悟と注意が必要です。
前半部分も、冬時狙いのイケイケ女子が精神的に痛い目に合うので、そういうのに抵抗がある場合はちょっと重い気持ちになるかも・・・

でも、本当にきついのは後半です。
そのヘヴイーな回では、冬時の行動や性格の謎が分かるお話になっているのですが、今回は戦慄と、嫌悪感(作品や作者様へではなく、過去に起こった事件に対しての嫌悪です)を強く感じる回でした。
実はまだ冬時が子供だった頃、冬時の母親が、それこそストーカー気質の男に冬時の目の前で犯され、更には(これは本当にきつかった・・・)・・・という事件の犯人が出所してきて、冬時に狙いを定めてきて・・・という展開。
事件の状況と、犯人の異常さが、ちょっともう受け付けられませんでした。

ただ、この事件によって、夏目が冬時にまた更に心を動かされることにはなったのですが・・・

実は一見コメディーなようで、油断しているとグッとえぐってくる・・・けれども、なんとなく惹かれて読んでしまう・・・というのが富士山作品の魅力でもあったんだった・・・と久しぶりに思い出したものの、でもこの犯罪の内容はやはりBL好き的にはきつかったなぁ・・・

1

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