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最近神崎貴至さん作品が好きで、その流れで読んだ本作ですが。
コレ、私には「掘り出し物」でした!
表題作と、「熱いカラダ 恋する体」のスピンオフ作の収録です。
「エロティックM」
電気設備工の永森と、人気プロデューサー長谷部のカップリング。
長谷部はセレブで、色っぽくて、しかもMっぽい。
2人には日常では接点はなさそうだけど、長谷部はスタジオの設備工事に来ていた電気工の永森に一目惚れ。
バイトとしてお金を払うから自分のオ○ニーを見て欲しいという関係性で、ノーマルな永森ははじめは長谷部の事が理解できないが、お金が上乗せになるかも…とキスまで許し、逆に長谷部の色気にやられて自分も惹かれはじめ…
長谷部はM設定なんだけど、肉体的にどうこうな性癖ではなく、ちょっと焦らされたい、ちょっと束縛されたいくらいのちょーどいいエロお兄さんです。ルックスもいい。
エピソードの3話目で長谷部が何者かに襲われるのですが、永森がカッコよく助けたり、一緒に住む事にするけど家賃払うって言ったり。永森もなかなかイイ男です。
(本作は「スレイヴxスレイヴ」という作品のスピンオフのようです。)
「カラダのカンケイ」
「熱いカラダ 恋する体」のスピンオフ作品。
鬼畜系教師・藤森が、以前からのセフレ・関原と結ばれる…というお話。
藤森は失恋を引きずっていた。関原は藤森の本命になれる?と2ヶ月間毎日待っていたが、藤森は関原に対して素っ気なく、酷く抱いたりして非常に傲慢な態度。
しかし関原が別の男と帰ってきて、焦る気持ちを自覚する藤森。
…とある意味よくある展開ではありますが。
こちらも受けの関原が誘い受けのエロお兄さんでgoodでした。
数ある作品の中でもこちらはちょうどいいアブノーマル感とエロ。
いつもなら行き過ぎた変態ぶりに笑ってしまったり、ストーリーそっちのけでキャラの性癖のほうが気になってしまったり、してしまうのですが。
ほのぼの風味で緊迫感がないのに、エロになるとしっかり悩ましげな表情。
煽り上手な長谷部の手のひらで転がされるノーマルな永森が、M属性の底なしの性癖を無自覚で刺激してしまう快楽のループ。
うっかり巻き込まれ、その魔性ぶりに引き込まれて深みに嵌っていく。
契約的な関係から、恋人、そして同棲へと体も心も近づいていく過程を楽しく読み進めていきました。
逆調教!!!
というより、このドMのプロデューサー・長谷部さんがどこかほかの漫画で見たような気がして気になって仕方なかったっていうのが現状ww
お話としては、ドMさんが見初めたノンケをドSに調教!?
がテーマになった本作。
ただ、どこまでがドSなのかというのがいまいちわかりにくかったかな~と思います。見出しで期待いだいてよんじゃうとガックリするかも。。
見られて興奮する。
はぁはぁしちゃうのは変態くさくていいw
他の男に襲われて~の展開もいい。
ただ、煽りすぎて「あ~この程度か」と思ってしまった口なので個人的にはちょっと残念でした。神崎先生の作品自体はどれも好きなので今後に期待。
するっと読むのにはよいです。
ただ、「なに!?調教!?Sに調教なのwwはぁはぁ」って思って読むと失敗するかなと_| ̄|○
☆カラダノカンケイ
ちょっと前にでている単行本「熱いカラダ」「恋するカラダ」に出てきまして、見事ふられてしまっためがね君が攻です。
なかなか傲慢なキャラというイメージありますが、一人すごく好きでいてくれる相手がいるとかわるとおもうのです。幸せになっていただきたいですね。
Mの調教といえば割とあると思うのですが、Sの調教って本当にできるの?
興味を惹かれて購入してみました。
さて、上手くいったのでしょうか?
ということで、売れっ子の音楽プロデューサーの長谷部が目をつけたのが、スタジオに点検に来た電気工の永森。
彼を見下ろす目が気に入ったようなんですが、要は一目ぼれですよね。
最初、永森は見られながらの自慰をする長谷部にあきれているのですが、キスからその先へと進んでしまうのに対して、長谷部へ怒りをぶつけたり。
プライドもないと責める永森に「そうすると感じるから」という長谷部。
結局のところ長谷部にほだされる形の永森。
長谷部は多少M気質はあるでしょうけれど、永森はノン気でしょうからゲイの気持ちがわからないと突っぱねる気持ちを上手く利用して、誘って巻き込んだという、作戦勝ちな感じがしますよね。
長谷部は永森にメロメロで「君もSの良さがわかってきた?」なんて聞いてますが、これってSじゃないよ~!
ただ常識で永森が怒ったり、発言したりしてるだけだと思うんだけど。
ひょっとすると、長谷部ってすごいナルちゃんかもしれないって思ったのです。
長谷部がエロいせいで、セキュリティ会社の人間が家に入り込んだり危険な目にあったりもしたので、この二人は最後同棲するところまでいきます。
永森はS調教とかいいつつ、長谷部のイヌとして飼育されているようなきがしますよ。
「カラダのカンケイ」
”熱いカラダ 恋するカラダ”に出ているカプ藤森×関原
振られた藤森にお祝いとシャンペンを差し入れた隣に住む関原に、怒りにまかせて抱いてしまう藤森。
本当は関原は藤森が好きだったから、こんな風にしか誘えなかったんだよね。
作者さん曰く、本当は「エロティッススS」に出てきたアイドルが出てくる話が一本入る予定だったらしいですが、前編”大人”にまとめたそうです。
どっちがよかったかといえば、きっとアイドルが入ってきた方がよかったような気もするな~
少し落ち着いていて地味な感じがしましたよ。
SMスキーの自分としては、M気質の女王様受けがワンコ攻めを翻弄(調教ともいう)するお話、としたほうがいいかな~と思いました。
SM苦手の方もビヒらずに安心して読めます。