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boku ni renai wa muitenai
作家さんの新作発表
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表題作はね、なんかもったいない!
いいところで終わってるんですよ。
ゲイの葛藤とかも見れるんですが、恋が始まりそうなところで終わってるところが惜しいなぁ
描き下ろしでもたいして進展はなかったし…
表題作『僕に恋愛は向いていない』
ダメ男ばかり選んじゃう喜多見に、唯一叱ってくれる、居酒屋の兄ちゃん・君嶋。
“ゲイだから”ということで引け目を感じ、自分を好きになってくれる人を好きになろうとしていた喜多見だが…
親身になって話を聞いてくれる君嶋に、引かれ始める喜多見。
描き下ろしではその後が載っていますが、そこでようやく喜多見の中で物語が始まりそうでした。
この後を載せてくれてもやかったんじゃないか…?!
すっごい放置プレイだよ!
そして、私を萌え狂わせてくれたのはこの作品『キミへの気持ち』
幼馴染モノ。
幼馴染でおとなりさんの恭介が引っ越す。
好きだと伝えたいのに伝えられない満。
そして引越しの日がやってきて――。
いざ、恭介車に乗り込もうとしたところでようやく満が行動をおこします。
恭介はそのまま満の家に泊まり、そこでお互いの想いを確認し合ってエッチ。
じれったくて、もう本当にどうなることかと思っていたので、ようやく結ばれてホっとしました。
家に家族がいる中でのエッチだったので、お互い声を殺すことに必死でしたが、
これが思いのほか萌えましたww
藤本ハルキさんの淡泊な絵のおかげで、無情にも淡々と過ぎていく日々がよく表れていたと思います。
『ゆく道』
高校生、恋人同士の二人。
卒業後の進路のことですれ違う二人。
切なかったけどハッピーエンドだった。
男同士でもこうやって将来を描いていられるのってとっても素敵。
この作品だけではないけど、藤本さんって…エロいよね
この淡泊というかライトな絵柄で意外にアレとかはしっかり描いておられるから、
余計エロく見える。
こういうギャップってすごい、エロイ。
ほかにも年下攻め、誘い受けなどあります。
どうもちょっと物足りないんですが…大好きな幼馴染モノがすっごいよかったんで、まぁ満足かな。
淡白というか、さらっとした風味の作風が多い藤本先生。
前回がちょっとイマイチだったのでどうしようかと思ったんですが、今回のはマズマズだったかな~という印象。
ただ全体的に、始まりの序章~ぐらいで完結させてしまっているのが残念かなとおもいます。もっとガッツリがつがつした部分が見えてくると面白いかなと思います。
☆僕に恋愛は向いてない
相手には満身創痍。何をされても許してしまい、いかんせんポジティブ。
殴られても「愛ゆえによw」といえてしまう神経が素晴らしいw
が、今回は、そんなことに満足してしまっている自分をしかってくれる相手ができた。このひとは優しい部分もおおいが、ちゃんと自分をしかってくれる。そこに惹かれ~なお話なのです。
きっとノンケな相手。
そこからどう始まるか~というドキドキな部分でお話がおわってしまっているのがヤルセナイ。
設定とか面白いとおもうので、その後のお話がどこかで読めたらうれしいな
他短編
比較的、白っぽい絵柄でまとめられた作品が多い。
ちょっとほろ切ないものもありますが、基本ハッピーエンド。
若い男たちの淡い恋物語。嫌いじゃないですw
あっさりした絵で、話もお茶漬のようにサラサラサラと食べられるけど、時々わさびがピリっとしたり、みたいな短編集。
表題作、高校時代に優しくしてくれた友人に恋心を抱いたのに、下心のない優しさを相手も自分が好きと勘違いして振られた経験から、ムチャしても自分でいいと言ってくれる人にしようと、そのせいでとんでもない相手ばかり選んでしまう恋愛ダメ男。
偶然出会った居酒屋バイトがこれまた面倒見のいい男で、諭されて片思いから始めようと決心する話。
じつにこれだけなので、恋愛には至りません。
書き下ろしさえも恋愛までは程遠い?
どうせなら短編じゃなくて、これでガッツリ二人の行方を見せてほしかったなと思うのでした。
しかし、このダメ男の気持ちがすごくよく解るんですよ。
「ゆく道」
恋人が自身の進路を明かしてくれなかったことが不満だったけど、フリーター志願ということは無言の"あなたについていきます"宣言では?と思わせる二人のストーリー。
「追い風」
先輩に構ってしまうのは好きだから。
それを指摘されて両想い。
「キミへの気持ち」
幼馴染が引っ越すことになって、"キミのことが好きだと伝えたい"それが最後の最後までできなくて。
でも二人の気持ちは一緒だったんですね♪
引っ越し当日、結局離れられなくて自宅お泊りになってしまって、声を殺して初エッチっていうのがおかしくも、青い世界だな~って、いい話でした。
「オレがお前でお前がオレで」
10年まえから映画祭で賞のとれる俳優になると宣言し続ける男と、その恋人。
さらに10年経ってもまだ言ってそうです。
表題作が出し惜しみなのは、次の単行本狙いなのか?と最近疑心暗鬼になるのであります。