花道恋しぐれ

花道恋しぐれ
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神2
  • 萌×23
  • 萌13
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
12
得点
62
評価数
19
平均
3.3 / 5
神率
10.5%
著者
柚摩サトル 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
発売日
価格
¥619(税抜)  
ISBN
9784832286467

あらすじ

「なあ悦ちゃん 俺と芸人目指さんか?」ド底辺の高校でくさってたオレに、ある日クラスのヤンキー荒牧が言ってきた。そりゃ、オレかてお笑いは好きやけど…お前食っていけると思てるん!?けど…お前のその真っ直ぐな瞳に見つめられると弱いねん…。何やろこの気持ち、もしかしてオレ荒牧の事…アカンアカン!しっかりせい悦太!! 描き下ろし後日談&眼鏡発情ラブコメも収録した、すったもんだの芸人志願ラブストーリー!!
出版社より

表題作花道恋しぐれ

漫才師、荒牧敏
運送業、工藤悦太。荒牧の元相方

その他の収録作品

  • 素顔はタブー
  • あとがき

レビュー投稿数12

ただのサクセスストーリーではない

人生ってうまくいかない。ご都合主義じゃない。
芸人なんて狭き門、そうそう簡単にくぐれない。
そんなリアリティを感じさせてくれて、それでいて笑えて切なくて苦しくなって幸せを一緒になって願えるお話。
ストーリーの雰囲気は人間くささも現実味もあってお笑い芸人のサクセスストーリーを読んでいるような感じ。でも最終的に「成功して2人でネタをやってる」という所まで描かれなかったのが余韻を残してくれています。サクセスしてないんです。
田舎から出た二人の芸人人生、わんこ攻とツンデレ受、前途多難だけど今度は離れずしっかり一緒に歩を進めて欲しいな。
あと私的な話ですが、表紙が大好きです。ふんわりしたタッチ。寄り添って同じイヤホンでネタを聴いてるという…たぶん2人にとって一番幸せ時間なんだなってほっこり、そして物語の後半を思うとたまらなく切なくなります。

0

こんな漫才ゲイ人がいてほしいw

共通点が無さそうな二人が
好きな漫才師が一緒というだけで急速に仲良くなり
ネタを作ってコンテストへ出場ー!って
ありそう。だいぶありそう。
そして、やはり相方への愛情って
普通の友情を卓越していて、
お互い「お前でなくちゃやれない!」って、
もうそりゃHな事するしか無いような気になってしまいませんか?w

そういう腐脳はさておき、
お笑い芸人目指すって半端な気持ちじゃ無理だし、
自分の人生かけなくちゃいけないって
相当勇気と決断がいると思います。
お笑いが好きってだけじゃ食べていけないし、
自分たちを信じていても
売れるかどうかもわからない。
だから、工藤が大学進学を決めたのは当然だと思いました。
裏切られた気持ちになる荒牧にも共感してしまう…。

大学中退して働いても充実感はない。
そんな時、荒牧が新コンビを組んで舞台にも出ていて
漫才を続けていたのを知り
偶然の再会に平静を装う工藤にズキズキ…(泣)

工藤は荒牧の誘いで彼らのライブを見に行きますが、
「お前が誰かと漫才やっとんの 見てておもんないねん…ッ」
電話で暴露し、もう携番も変え二度と会わないと宣言します。
でも、それは充分な告白で、二人はようやく体を重ねる…♡
ちっともアホエロじゃなくて、きゅうぅーん!!
またコンビを組む事になり、良かった良かった!の大団円。

『素顔はタブー』
眼鏡をとると途端にエロ魔人になってしまう、
普段は真面目っこがとろとろな表情で銭湯の息子にせまるw
いいエロっぷりでした♪
誰彼かまわずそんな顔見せたらいかんよ!?w
柚摩さんはやはりこれくらいじゃないと、若干物足りないかも…?

でも、やはり『花道恋しぐれ』は良かった♪
ネタ合わせちゃんとやってるか?ついイチャついてしまうんじゃ?
っていう腐ィルターでつい漫才師を見て妄想してしまう。
普通ですよね??w
なにはともあれ、続編があったらいいのになぁ…と思わずにいられない
荒牧×工藤でした。
(そう、荒牧の「悦っちゃん」呼びがまたかわいらしい…♡)







3

面白かったですよ。

どっちかというと「突飛な性癖を持つ人」の描写のイメージの強い
柚摩さんにしてはまともな作品です。

いや、まとも過ぎてうそって感じになるというか。

「花道恋しぐれ」
荒牧が初登場のモッサモサさからは想像もつかないほど意外と全編通していい子で真摯なのです。やる事にも一本筋が通っています。
それに対して工藤の方がまともそうに見えて実は人生の筋書きはよれよれ。
志望校に落ちて底辺校に行き、そこから漫才に誘われ才能を見せかけたと思ったら大学推薦を取ってそれをけり、そしてその大学を中退して漠然とアルバイトを行い・・・。

そんな工藤が最終的に荒牧への思いとともにお笑いへの情熱も思いだしていくわけですね。
最終的に二人でもう一度組む羽目になるきっかけもエロだったという。

「素顔はタブー」
いつもの柚摩さんですw
「潔癖症が原因で眼鏡を取るといきなり淫乱になる」
とか、もうどこかで読んだ感満載なのですが、
柚摩さんの少しエロシーン自体が好きなのでそれだけでも個人的にはOKです。

なんというか「萌え」という評価があまりにも妥当。
誰が読んでもはずれないけど、テーマが明るいわりに淡々とした本だけに
どストライクにもなかなか当たんないのかも。

2

これはいい人生ドラマ

『花道恋しぐれ 』
これはあとがきで作者さんも言っているように、いつものギャグエロテイストではなく、人生ドラマ中心です。
私はとにかく、工藤に共感してしまった…
荒巻に誘われ、漫才を始めるものの、やはり大学に行くことにした工藤。この時の、逃げた工藤の気持ちがすごいわかる。
だって、怖いよね…漫才師目指すなんて、人生が全然変わっちゃうわけだし。
そして工藤が上京する日、必死に電車を追いかける荒巻がすごい切ない…

再会は二年後になるわけだが、この時の2人の状況もなかなかリアルで良い。人生って、だいたいこんな感じだよね…と妙に納得してしまった。
しかし結局は、お互いまだ好きなんだよね…ということで仲直り♪はい、エロのターンです。
「入れて…みる?」ってwwそりゃ入れますよww

その後、現在の荒巻の相方・神埼に焚きつけられてもう一度漫才を始める工藤。
ちょっとこっからの展開が急速なんですが(゜v゜;)あっさり神埼が荒巻とコンビ解消しますww
これがほんとに惜しいんですよね…もっと、工藤が頑張って荒巻とコンビ再結成するとこまで読みたかった…
しかしこの最終章は描き下ろしなので、仕方ないのかな…ここまでいい話だったので良いです。
(ここでもう一回えちシーンあったし…w)

『素顔はタブー 』
これは安心のクオリティーww「メガネをはずすと欲情する」というトンデモ設定ww
エロです!黒髪の真面目ッ子が、メガネはずすとエロエロになります!!
自分からあそこスリスリ…なシーンは可愛すぎるwwww
表題作がシリアスでエロ少なめだったので、こっちでエロ補完ということでしょうか♪

1

芸人BL漫画!

柚摩様は「パンティノン伝説」でノックダウンされ
それからは もぅ名前だけで捕獲する作家さんです。
今回もぇろはすくなぃんだけど・・・
かなりぇろく感じるのはぅちだけかしら・・・(*ノノ)キャ
なんか関西弁もクルのか 結構どこかしこに
耽美じゃなぃけど、ぇろがある・・・
二人のエピソードがちょっとなんとなく
あてはまる芸人がぃるけど・・・( ̄∇ ̄*)ゞエヘヘ
まぁ 違うだろぅと思うけど・・・w

同時収録の風呂屋の話の受けちゃんも
最後淫乱様になっておられましたので
もっそぃ萌えれました。
柚摩様 今回もごちそうさまでした。(*- -)(*_ _)ペコリ

1

漫才芸人

おもしろかったー。
漫才師を目指す二人の話だけあって、二人が仲良くなるきっかけである、やぶれた教科書のくだりからして個人的にツボで、最初から爆笑してしまいました。
攻め一家の稼ぎ頭である自動販売機とかにもウケました(笑)
攻めが受けのこと「悦ちゃん悦ちゃん」て呼んでるのがかわいかったです。関西弁もポイント高し。
二人で芸人を目指すも、受けの方が逃げ出して…とまあそのへんのいろいろなすれ違いにきゅんとさせられたあとの、やっとのエロシーンはたまりません。
受けを攻めの部屋に連れ込んでのソレなわけですが、その部屋にいた後輩芸人の居候を外に追い出すシーンとか、ほんとにありそうでリアルな感じがまたよかったです。(←この脇役がいい味ですw)
最終章のラストが「えっ、そこで終わるの!?」な終わり方が惜しかったです。
せめてあと一話、二人が芸人になった後の話があればよかったと思いました。

『素顔はタブー』の方は、「素顔アレルギー」ってなんじゃそりゃwwとか吹きながら読みましたが、結構面白かったです。
いつもは真面目で潔癖そうな受けが一転してエロエロになっちゃうの、萌えーww
絵柄もかわいくてよかったですv

0

演歌なタイトル♪

表題作は、お笑い芸人を目指す2人の、胸きゅんラブストーリー。
関西弁がとてもイイです!! 2人のボケ&ツッコミも最高。
コンビってイイねっ 面白かった~♪ 絵柄と話がすごく合ってるv

『花道恋しぐれ』
【超貧乏でヤンキー(ボケ)×真面目で小心者(ツッコミ)】
お笑いは好き、でもプロになれると思わないし・・・
攻のことは好き、でも怖い・・・
自分には荷が重すぎるって踏み止まる、受の気持ちがよくわかる。
恋愛と仕事が絡むと難しいよ。
だから、攻を裏切って逃げたことも、仕方ないっていうかvv
攻がバイクで追いかけるシーンは、切なかった~
青春って感じで甘酸っぱい。

数年後、攻はコンビを組んで夢をかなえてて。
受がコンビの相方に嫉妬する気持ちも理解できるんだよなぁ
ズルくて、自分勝手で、優柔不断。 
何を今更・・・なんだけど、何か憎めなかった。
葛藤して苦しんで・・・それがヨいのw

初Hも盛り上がった~~ 萌えました♪
受の背中が壁にあたって、ドンドン・ガンガン・・・もう がっつり!
ようやくって感じで、ホロリときました。
その後、この2人がコンビ組んで活躍する話も読んでみたいな。
あと、身を引いてくれた粋な相方さんの話も。 ぜひ、続編を!

『素顔はタブー』
抑圧された性欲が、メガネをはずすと爆発して・・・受曰く、素顔アレルギーとのこと。
ふふ、設定が面白いな~
近所のフロ屋の息子に、かくんかくん乗っかる受がエロかった~
結局、メガネしててもエロかった受・・・萌えマシタ☆

1

続編があったなら、神作品

青春の挫折とほろ苦さと甘酸っぱさがぎゅぎゅっと詰まっていて、胸キュンな表題作でした。
関西弁攻め×関西弁受けで、攻めが独特のニュアンスで『悦っちゃん』って呼ぶのがツボでした。
悦っちゃんのことが好きすぎるのがわかりにわかって、可愛くてたまりませんでした。

漫才師・荒牧敏 ワンコ一途攻め×元相方で運送業・工藤悦太 ヘタレ誘い受け
漫才師を目指すなんて、絵空事で記念受験みたいに終わるって思っていたのに、荒牧は本気で漫才師を目指して練習も熱心で。
馬鹿みたいな夢に乗れないと思って、怖くなってしまう。
悦ちゃんが逃げてしまう臆病さ、保険をかけたい心も凄くわかるだけに、共感出来ました。

成長した2人が再会しての盛り上がりHが凄かったです。
なんでかいつも驚かさせられるのですが、シンプル目な絵なのにエロがエロい!
電車のガタコト音が聞こえる狭いボロいアパートで、色気もそっけもなく裸になってがっついて無我夢中のHが、見ていて気持ちがいいです。
受け攻め共に気持ちよく互いが全裸姿って、意外に見る機会がない気がします。
受けは荒牧と名字呼びで、攻めは悦ちゃんと名前呼びなのが、地味に萌えツボを突いてくれました。

2人のその後が気になるので、短編でちらっとでもいいから、どこかのコミックスで続編を収録して欲しいです。
盛り上がって、さあ次は!って凄くいい所で終わっちゃうので、非常にもどかしい。
気になる続きさえあったら、神評価って位の萌え作品です。

『素顔はタブー』
銭湯の息子と、メガネを取ったら発情してしまうけど、本来は潔癖少年の真面目メガネ受け
表題作がシリアス目寄りだっただけに、展開とギャップについていけませんでした。

2

続き読ませて

面白かったです! 漫才師を目指すお話ですが、主人公が漫才から(というか相方から)逃げてしまう気持ちとか、妙に共感してしまったり……。大阪出身なんで、楽しく読みました。カオスボタン、私も好きです。

ただ、再結成されてからのお話がなくて残念。別にビックな芸人になるまで読みたいわけじゃないけど、せめて舞台に立つくらいまでは読みたかったかなぁ。

で、本編も面白いのですが、エロが……。たまらんかった。そこそこ真面目な話で、エロいってのは萌えます。


同時収録の「素顔はタブー」は雑誌花音で読んで、すごい話だなぁ……と萌えるよりも笑っていたのですが、続編が収録されています。うん。こっちも萌えっていうのとは違いましたが、楽しみましたよ。

2

芸人!

柚摩サトル先生の本はけっこう買ってるので、今回も買ってしまいました。
でも芸人の話って微妙かな?
なんか想像つかない(*_*;
二人で芸人目指して頑張っていくというのはいいとして
いきなり荒巻が工藤にちゅーって展開早いな~と
全然お互い好きとかわかんなくて
恋愛的にはなんか物足りなかった。
でも高校生の二人はコンビを組むものの
工藤は大学受験を選び、コンビ解消。
芸人目指すのを辞めて大学に入ったのに半年で辞めてアルバイト。
とかありそうありそうって思いました。
そんなときに荒巻と偶然東京で出会い。
荒巻はまだ芸人を目指していて、舞台にも出てて
あの漫画の舞台って渋谷にあるあれかな?とか思ってしまった!
工藤は荒巻が他の人とコンビを組んで舞台に立っていることに嫉妬。
でも焼きもちやいて気付くよね(>_<)
うーーー最初は否定気味に書きましたが、
もう少し読みたい気分です。続いて欲しかったな!

2

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