花くずし・改

hanakuzushi kai

花くずし・改
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×23
  • 萌3
  • 中立2
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
23
評価数
8
平均
3.1 / 5
神率
0%
著者
みなみ恵夢 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
日本文芸社
レーベル
KAREN COMICS
発売日
価格
¥619(税抜)  
ISBN
9784537125184

あらすじ

心を捨て去り、性具と化した沙也可は、その妖艶な身体で情欲を誘い、命を吸う妖花のように生きてきた。その沙也可に大納言暗殺の密命が下る。何人もの男に身体を開き、閉ざされた心の闇にひとすじの光が…。禁断の恋を知りつつ、忍ぶ想いは叶うのか!?

表題作花くずし・改

敵の侍
伊賀組下忍

同時収録作品花も嵐も

高校生
高校生

同時収録作品花丸つけてね

学生

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数3

可愛らしい話の詰め合わせ

一つのコミックに多数の作品が収録されていると、表題作に他の作品がかなり劣っているな〜と感じてしまう時があるのですが、この漫画はそうではなく、一つ一つの話が魅力的でした。
「花くずし」はとても儚げな雰囲気が描かれていて、沙也可の下忍としての生活や過去が切なくて、だからこそ最後のシーンが感慨深かったですね。紫と緑葉の関係も愛おしくて、もっとたくさん読ませて!と物足りなくなってしまいました 笑

そんな表題作はもちろん、「花丸つけてね」もとても気に入っています!なんか受けが30路にも関わらず可愛らしかったので。結末もグッド!

一つ欠点(?)を挙げると花くずしをもう少し掘り下げて欲しかったな〜ということです。どういう風に?と聞かれるとはっきり答えられないのですが、特に新之介という人物(考え方や感じ方、身の上など)をもう少し描いて欲しかったです。

それ以外は本当にとても満足のいく作品で、度々読み返したくなると思います。

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この命尽きても

みなみ先生の作品すごく久しぶりなんですが、すごく読みやすくなった印象。気のせいでしょうか。絵柄も可愛くてちょっと他の作品も読みたい気持ちが疼いてまいりました(≧△≦*)コレハマズイw

上のものを守るためには、その身の存続さえもいとわないまでに教育され育てられた下の忍者。陰間としての潜入操作を命令されていた過去を持つ。
その昔、ターゲットにしていた爺さんについていた男。
なぐさみものにされていた自分をはじめて人間のように扱い哀れみをかけた男と再会する。
新しい任務を申し付けられた先、再びまた再会を果たし・・?!
BLという意味でも、まだ序章な展開なお話だったかなとおもいます。
え?おわり?な終わり方がちょっと寂しい。これからの二人にどういう気持ちの変化があり、どうなっていくのかが頭の中でぐるぐるまわっています。
うれしい。悲しい。これまで押し殺していた。ないと思っていた人の心。
面白いです。
全体的には、任務~な仕事メインな話にもなってきますが、それはそれで。
タコの足をケツから生やした絵面。これがなんともツボでした。
なぜにそこで萌えるのかw
これまでに出ているコミックスに、同じく登場した脇カプのお話があるようです。今はきになってしかたないorz

★花も嵐も
かわって現代学園モノ。
父親が、同級生の父親とベッドイン☆してしるのを目撃してしまった。
しかも、その同級生もまた自分の気になっていた存在で・・?!
これもまた予想外にポップでキュートな仕上がりに胸がキュンとしました。
もともとこういう作風の作家さんだっけ?
どうせなら、父カプと息子カプを並べてやらせたry・・(殴
父親カプの昔話も一本の話しにしたら面白いな~と思わせてくる作品でした。
★花丸つけてね
いくら終電のがして学校にとまるとはいえ、化学室の水道で入浴って・・・www
生徒×教師の可愛くポワンとした短編

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幸せになってほしい

表題作の主人公は身体を武器にするように育てられた下忍。
任務と想い人(敵)と仲間たちとの複雑な関係の中、自分の気持ちは押し殺し、身体を張ってでも全てがうまくいくように、慈愛と諦めの人生を送ってきた沙也可のお話です。

今まで同人誌かWebコミックでの配信しかしていなかったということは、私はこれが初読みというわけですが、なんだか既視感が・・・
あとがきを読んでみてわかりました、他の皆さんのお話が既にあったからですね。

人間関係に関しては詳しく語られていない部分もあるので、この作品を読んだだけでは説明不足な部分も無きにしも非ずなのですが、単純に沙也可の物語として読む分には、何ら問題がありません。
いやー、時代物は耽美でストイックだけど、ファンタジーでもありますから、なんでもありでいいですよね。
ちなみに、♂×♂カップルは主人公だけではなく、複数存在します。(っていうか、♀が登場しないなぁ。)

表題作はせつなさや哀しさが前面にあるお話ですが、同時収録は2作とも軽く読めるお話です。

【花も嵐も】は息子カップルとパパカップルのお話。
それぞれ微妙に異なってはいるものの、離婚による父子家庭の息子たち。
明るくて行動的な風谷と真面目でカタブツな糸矢との組み合わせは王道ですが、そこにパパたちがちょっと絡んでくるだけで、いつもと違う雰囲気になって新鮮でした。
パパカプの詳しいお話も読みたいところです。

【花丸つけてね】は高校生×教師のお話。
彼女いない歴年齢分の化学教師が、美人でいい人なのになんだかヌケていて、これぞみなみ節というかんじ。
お話は、教師を好きなばっかりに、わざと赤点を取る生徒という王道ですが、教師が思い悩んだり振り回されたりする姿がなんとも私の好みでして・・・

恵夢さんの作品ですから、3作どれもそれなりにエロです。
でも、綺麗だからもっと読みたくなりますよね。

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