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アーティフィシャルライフ(人造生命体)の輝夜をめぐるオムニバスの短編集です
輝夜の特徴
オーナーを失うと弱って死んでしまう (うさぎ!? Σ(・ω・;))
オーナーの望むように成長を調節できる (なので見た目は青年でも。。。)
交接すると瞳が緑に変化する (実用性は皆無な機能だと思うんだけどw)
■メモリア (高校生 槙村匡×美人な輝夜)
資産家の祖母が亡くなり 遺言により叔父・叔母・匡の3人で宝捜しをし見つけた一人が輝夜を含む全遺産を相続することになった
輝夜がうっかり洩らした一言がヒントになり匡がお宝を発見する
実は 宝探しを課せられた3人は幼いころの輝夜と出会っており それぞれ一緒に遊んだやさしい思い出があった 宝はその思い出の品
この出来事により失われていたきょうだいの交流がよみがえっていく
■イミテーション ラヴァー (ぽよよんな輝夜×リーマン 多紀)
■パンドラ's ボックス (ワイルドなカグヤ×テルヒ)
■つれていってね
体が弱くベッドで過ごしてる少年汐音の遊び相手な輝夜
僕が大きくなるまでそのままで待っていてねという かわいらしいお話
■Ordinaly love (メモリアの後日談)
忙しくしていた匡は久々に輝夜に会いに行くが 叔父や叔母が来訪し輝夜はその相手ばかり 匡に冷たい 輝夜は内心すねていた
あまあまな恋人達のお話
■The ghost will come (高校生 駿太×駿太に幽霊だと思われてる輝夜)
エロ少な目ですが どれもハッピーエンドでやさしいお話 ほっこりします
初読み作家さんです。
表紙からも感じられますが、絵柄は少し古さを感じるものの、中身の絵も綺麗で読みやすかったです。
「輝夜」という、見かけは人間と全く同じ、食べ物を食べたり人間と同じように成長もする人造生命体とそのオーナーとのお話。
全部で5組のオーナーと輝夜のお話が収録されています。
主人公達は各お話で違います。
人造生命体は別個体なのですが、全て「輝夜」という名前が付いています。オムニバスのような構成です。
Hシーンはあることはあるのですが、かなり控えめで中には全くないお話も1つ収録されています。
実は私が一番好きだったのはそのHシーンがない『つれていってね』というお話。
オーナーは体が弱い少年なのですが、我儘ですぐ輝夜に意地悪な用事を言いつけます。
でも輝夜は少年が大好きで、健気にその我儘を聞いてあげるのです。
この2人の心の交流がジンと来るシーンがあって、一番印象強かったです。
一番最初に収録されている『メモリア』も中々面白かったです。
後半は甘々な雰囲気にもなるし、この2人も好きでした。