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大昔、BLというもんがあるって事を知ったときに購入して
最終巻まででるまでに諸事情で手放さざるをえなかったシリーズ・・・
古本で手に入りました。入手、結構大変でしょうねぇ今だと。
塾のアルバイトの先生である小泉先生が大好きでその為には難関付属高校への入試まで突破してしまう、けなげな子高嶺。
その高嶺が好きなのに好きだっていえない幼馴染の瑞貴。
さらにその瑞貴が好きなもんだからどんどんアプローチをかけてくる真野。
その真野が高校生のときに好きだった千原。
千原を追いかけて高校へ合格してきた有理。
そういう人間関係の説明に近い1巻なんですが、その中で高嶺が好きだからこそ、千原の友人である真野を使って高嶺の恋を応援してしまう瑞貴や有理の気持ちをもてあそんでいるように見える千原の動きの複雑さが物語り面白くしています。
しかもBLで好き!の感情はかなりはっきり表しているのに彼らの好きの感情の表し方は「ぎゅっと抱きしめる」や「キッス」どまりの非常に淡い(それさえもめったにない)レベルにとどまっていて非常にほわほわしてるんです。
このごろ汁汁しいエロBLや妙に深刻なストーリーものを見てただけに、この「かわいい恋愛ぐーるぐる」な様子に改めて萌えてしまってしょうがないです。
三角ではすまないほどグルグルな恋愛図形がどう終わるのか。
もう最終まで出てますしまとめて読んで行きたい所です。
いくしまさんの特徴というべきなんですがちびっ子な(とはいえ高校生ですが)高嶺や瑞貴のみならず、大学生の真野や小泉もくりくりの目をしています。表情も非常に豊かです。
だからエッチでもなんでもなくてもほわわ~っとしますねぇ。