条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
BLというよりはゲイマンガの色が濃いので好きな人でないと受け付けない作家さんですが、その絵のタッチの力強さと着目点、肉体の細かい描写もさることながら、短いページの中にギュッと何を伝えたいのか、見せたいのかはっきりと明確になっているのは本当に素晴らしい!
緊縛やSMなどが根底にあるので、その点でも女性作家目線でない、男性作家ならではの視点からなので、それはよりリアルでエログロさを増すのだが、それがまた魅力なのでもあります。
また、いつも思うのですが、あとがきが実に丁寧で、自分の作品を解説してくれているのがすごく嬉しい。
それもまた作家さんの魅力の一つでもあると思うのです。
表題の作品はなく、短編集です。
中でも一番素晴らしかったのは『DISSOLVE』という作品。
麻薬の潜入捜査で行方不明になって2年半、記憶を亡くして戻ってきた男はヤクとセックスの中毒者となって帰って来た。
彼を家へ連れてきた男に、セックスを誘う元捜査官。
しかし・・・
オヤジの壊れ具合のエロスがっつりがすさまじいものがあるのだが、
腹に入れられた「bitch」の刺青。
悲しい、悲しいよーーー!!
24Pに詰め込まれたエロス表現だけで苦しみ、悲しみ、絶望が表現されています。
この作品だけで「神」ですよ!!
そして、他にもホームレス×会社役員というギャップ。
軍隊を舞台にした老人受け!!←これはBL最高齢受けなのでは?しかし、滅茶かわいくてエロくて、老体のオナニーシーンなんて、緊縛シーンなんて、そうそうお目にかかれませんヨ!!
人外ものでは体格差の為のあれやこれやなんですが、雨がアレだとは・・・!?
『マゾ』では真正のマゾが!!!
これは愛のあるSMなのではなく、本当に痛めつけれることによって快感をえる本物のマゾの姿で、半端ありません。
多分、ゲイマンガ雑誌掲載作品なんでここまですさまじいと思うのですが、これは本物です。
グロがすぎるので、要注意です。
どの作品も肉体と同時に表情がとても秀逸です。
ムキムキ肉体に毛モジャ、ヒゲ面のオヤジが、恥ずかしがり快感に恥じらい、よがり、泣く表情。
リアルだから嫌悪を呼ぶこともありますが、好きになるとそれが愛おしく可愛いいのですよ(汗、)
この方の作品は本当、好きですっ!
肉体派作品を極めたい方には是非の作家さんです。
この漫画は、 《イケメンオンリー甘々BLが好きな方は遠慮した方が無難な作品》 と言う事を先に申し上げます。
ヒゲ・ガチムチ・ガチゲイ・無修正・体毛・オヤジ・お爺ちゃん・拷問
上記に当てはまるものが大好物、若しくは興味ある方には是非おススメいたします!
短編集なので、漫画タイトルは表題作ではなく全作品の登場人物の特徴と思ってください。
ほとんどの作品には多少なりともラブ成分が入っていますが、ボーイズラブではなく、大人の感覚で見る色んな愛の形の作品集です。
さすがゲイSMアーティストの巨匠、田亀作品です。
興味のある方は、ゲイ術品として読んで見てはいかがでしょうか。
何より驚いたのは、イラストと作者の本人の写真が余りに似・・・∑(-∀-ノ)ノ
■稚児
稚児というのにはちょっと年が行き過ぎてるかなと思いましたが、年齢には関係ない言葉の使い方なんでしょうか?む~ん。チカンされるんで、自分をボディーガードしてくれませんか?と、頼まれた。そして行き着いた先は、なんと男のストリップショー。チカンから守るはずが、なぜか自分が周りの男達に・・・!?熊みたいな男が、よってたかって触られ、穴を開かれ~な流れ。少しくらい抵抗しようよ・・。
■長夜真々/汁馬疾々
以前発売された「トゥルース」という本に収録されている作品のようです。読んだのにまったく記憶が無い(* _ω_)...
オヤジ受を通り越して、爺受であります。しかも、ケツはモロ感。エロいオッサンは好きですか!?状態。恋人としばしの別れ。うずく身体を慰めるべく。というのが今回。恥ずかしい・・・でもうずくからだが・・・というのがちょっとツボ。なんだかんだで、好きな相手にエロくなるのはどんな見た目でも可愛いもんです。
■晒し台
ちょっと痛い系。戦場での強姦罪という罪で拷問されるという切り抜きです。実はこれ冤罪なんですけど、それは仕組まれたこと。慣らされない穴に巨大な器具を埋め込まれ開かされる。果てることの無い鉄の棒で犯され、搾り取られる精液。最終的には・・・けっこう酷い絵が続きますが、個人的にはすごく好きです。あ~ホント私って危ない人間il||li_| ̄|○il||li
■DISSOLVE~ディゾルブ~ (表題作)
これが表題作。刑事なふたり。犯人に捕まって、帰ってきた上司(刑事)は記憶を失っていた。覚えているのは、身体に教え込まれた快楽の記憶だけ。身体の疼きを癒すべく、その場に居た後輩に性的行為を迫るが・・・!?じつはこの2人・・・というのが見所です。考えただけでちょっと切なくなる(´A`。)グスン
自分の・・・がと思うと心中複雑です。
■ ECLOSION
監獄。なんど捕まえて、なんど言っても聞かない男達を収容する施設。快楽、そして痛み。そのものにあった行為で従順な人間をつくりだすというちょっとバイオレンスなお話た。こんなアイデアが浮かぶ先生はすごいと思う。
■雨降りのお月さん
お坊さんが、いたずらをする妖怪達をお払いするためにと村にやってきた。その日から、村にいたずらする妖怪はいなくなった・・・が・・!?お坊さんが、鬼に求愛されちゃってるお話です。なんだかんだで可愛い作品でした。いや・・・・あの鬼のナニは、けして可愛いというサイズじゃなかったがwww受け入れてしまう坊さん素敵。慣らしに慣らして咥え込まされる。表現もウマ。触手苦手な方にはNGかも。